3月のこと、彼女が久し振りにインド料理を食べたいというので、日比谷のお店を予約。
六本木の『ニルヴァーナ』も考えたが、この日は通常はテレワークの彼女の数少ない出社日なので、丸の内近辺を選んだ。
向かったのは、「東京ミッドタウン日比谷」。
平日の夕方早い時間だが、人出が多い。
RINGOにも長い行列。
確実に人流が増えている。
地下から一階のアトリウムに出ると、『ブヴェット』にも入店待ちの列。
予約時間より早く着いたので、2階のテラスに出て日比谷公園の緑を眺める。
5分前になったのでお店に向かうと、入り口に彼女の姿。
長い通路を小走りで急ぎ、彼女が着席する前に合流する。
今夜のお店はコルカタ(旧、カルカッタ)発祥のインド料理店、『DIYA』。
ディナーの開始時間丁度の入店なので、客の数はまだ少ない。
でもよく見ると、全てのテーブルに”Reserved”の札が置かれている。
最初はスパークリングワインをボトルで。
スペインの名門、フレシネとサントリーが共同開発した、アンジュエール、ブリュット。
爽やかな飲み口のブリュット。
インド料理に良く合う。
ぶどうは、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ。
パニ・プーリ、日比谷スタイル。
小麦粉とひよこ豆で作られたバルーンの中には、ジャガイモとひよこ豆。
グラスの中には、クミン風味のビーツとヨーグルト。
「これ、どうやって食べるの」と彼女。
「中にソースを流し込んでひと口で食べるんだよ」と私。
うん、美味い。
店長の伊藤さんがブルーチーズナンを目の前で二つに切り分けてサーヴしてくれる。
ナンには”DIYA”の焼き印。
ブルーチーズには蜂蜜が良く合う。
写真ではよく見えないが、蜂蜜をたっぷりかけていただく。
白ゴマたっぷりの海老のゴマ揚げ。
海老と言われなければ手羽先に見える。
「この海老もしっかりカレー味なのね」と彼女。
これはワインが進む。
季節野菜のフライ。
ミントソースを合わせる。
季節野菜と言うより、野菜団子のフライ。
ミントソースをたっぷり掛けていただく。
グリーンピースのフライなので、中身もソースもグリーン。
彼女と過ごす、日比谷の楽しい夜は続きます。