5月のこと、ちぃさんと「東京ミッドタウン八重洲」のイタリアン、『ラ・テラッツァ サバティーニ』で過ごす楽しい午後の続き。
ローズマリーのフォカッチャが届く。
香りが素晴らしい。
フォカッチャのお供は、E.V.オリーブオイルたっぷりの自家製タプナード。
飲んでいるのは、ラルス、スプマンテ、ブリュット。
チェヴィコがエミリア・ロマーニャ州で造る、トレッビアーノ100%のスプマンテ。
アンティパストミストが届く。
豚のテリーヌ。
メダイのカルパッチョ。
ミラノサラミのサラダ。
卵の黄身はミモザに見立てているのだそうだ。
スプマンテを飲み干すと、白のボトルを抜栓。
シチリアのコントリが造る、コステビアンコ、2019年。
このワイン、情報がほとんど無い。
コントリは1930年創業で、今では大手の造り手のようだ。
爽やかな柑橘系の香り。
フレッシュな果実味、後味には心地良い軽い苦み。
アンティパストと良く合いワインが進む。
ぶどうは、グリッロ、グレカニコ、シャルドネ。
プリモの一皿目は、バジリコ、モッツァレラ、トマトソースのピッツァ、マルゲリータ。
生地はパリッと焼かれ、香ばしくて美味い。
プリモの二皿目は、ホタテと春キャベツのアーリオオーリオ・スパゲッティ。
一皿を二人でシェアでお願いしたら、二つの皿で出してくれた。
半人分とは思えないたっぷりの量。
こんなサービスが嬉しい。
ホタテが三個入っていた。
この皿も美味い。
セコンドは、国産豚のロースト、マスタードソース、トリュフ添え。
黒トリュフは可愛ゆく二枚のみ。
マスタードソースが豚ロース肉に良く合う。
パティシエ特製本日のドルチェは、ティラミス。
マスカルポーネとリキュールの香りが素晴らしい。
何時ものとおり、ちぃさんのドルチェの大半は私が美味しくいただく。
〆は濃いコーヒー。
気楽な店構えとは言え、やはり『サバティーニ』の料理は美味い。
今日は生憎の雨模様の天気。
八重洲、丸の内の空は重い雲に覆われている。
遅めの時間のランチの予約だったので、店を出る頃は15時を過ぎていた。
店内にも僅かな数の客を残すのみとなっている。
ちぃさんと「東京ミッドタウン八重洲」で過ごす楽しい午後は続きます。