10月のこと、茶目子さんと上野で過ごす楽しい午後の続き。
「東京国立博物館」で、”やまと絵 受け継がれる王朝の美”展と、”京都・南山城の仏像”展を鑑賞し、外に出ると、既に暮色が濃くなっている。
竹の台広場(噴水広場)では、美味しそうな食フェス。
夕方になっても多くの人が催しを楽しんでいる。
皐月展の出品作品を観ながら、ディナーの店に先を急ぐ。
上野恩賜公園を出て向かったのは、アメ横。
相変わらず凄い人出。
アメ横を通り抜けて到着したお店は、『御徒町ワイン食堂パパン』。
久し振りに訪問すると、岩坂さんがお店を辞められ、新しく矢島さんが店長として赴任されていた。
茶目子さんによるとカウンターしか予約できなかったそうなのだが、私たちの来店時間が早いので、矢島さんがテーブル席に案内してくれた。
入店時はまだ空席が目立ったが一時間もすると満席となり、相変わらずの人気の高さ。
メニューをチェック。
でも今夜は茶目子さんがワインのペアリング付きのコースを予約してくれている。
生ビールはペアリングには入っていないが、「東京国立博物館」で二つの企画展を鑑賞し喉が渇いていたので注文。
ジョッキに書かれたお店のロゴが可愛い。
名物アリゴ、自家製フォカッチャ&バゲット。
パンはお代わり自由だが、食べ過ぎ注意。
スイス産グリュイエールチーズとマッシュポテトを合わせた料理で、パンに付けて食べると美味い。
最初のペアリングワインはスパークリング。
イタリア、エミリア・ロマーニャ州でチュヴィコが造る、アットゥアーレ、スプマンテ、キュヴェ・パドセ。
茶目子さんとスパークリングでも乾杯。
フレッシュ&フルーティなボディを綺麗な酸が引き締め、すっきりとした飲み口。
ぶどうはトレッビアーノで、ノンドサで造られている。
パテ・ド・カンパーニュ、有機野菜のピクルス添え。
ビストロのパテカンは美味い。
東京国立博物館で鑑賞した二つの特別展の感想など、話が尽きない。
茶目子さんと過ごす、御徒町の楽しい夜は続きます。