9月のこと、ちぃさんと「丸の内ハウス」の『もへじ』で過ごす楽しい夜の続き。
開店と同時に入店したので一番乗り。
この広い店内も一時間後にはほぼ満席となってしまった。
「丸の内ハウス」は2023年4月17日にリニューアルオープンしたばかりなので、どのお店もとても綺麗。
予約しておいたので鉄板は既に温められており、何時でも焼き始められる状態になっている。
料理の注文を終えると、生ビールで乾杯。
生ビールの銘柄は、サントリーの東京クラフト。
グラスの絵が洒落ている。
お通しはアサリの白ワイン蒸し。
鉄板の上に置き、煮えるまで待つ。
最初に注文したのは、せせりポン酢おろし。
お店の方が丁寧に焼いてくれる。
せせりは首周りの肉で、弾力があって旨みが濃い。
肉に火が通ると、おろしポン酢を掛ける。
よく混ぜて、出来上がり。
これは美味い一品だ。
アサリの白ワイン蒸しも煮立ってきた。
生ビールを飲み干すと、白ワインを抜栓。
イタリア、マルケ州のボッガディガッビアが造る、マルケ・ビアンコ、ガルビ、2021年。
実はこのワインのコルクをお店の女性スタッフが抜こうとするが要領を得ない。
すると男性スタッフが来て力任せに抜こうとするが、彼も素人でソムリエナイフの使い方を知らない。
見かねて私が立ち上がり、代わりにスパッとコルクを抜くと、店のスタッフ一同から尊敬の眼差しが。
このお店でコルク栓の良いワインを飲む客は居ないのだろうか。
ここはナポレオン直系の子孫、ルイージ・ジローラモ・ナポレオン・ボナパルト公が1950年まで所有していたワイナリー。
そのため植えられているぶどうもフランスの国際品種が主体。
シトラスやライチの爽やかな香り。
フレッシュ&フルーティーな果実味をクリーンな酸が引き締める。
後味には軽い苦み。
セパージュは、シャルドネ40%、ソーヴィニョン・ブラン40%、ヴェルディッキオ20%
お水のグラスは『もへじ』オリジナル。
なかなかセンスが良い。
とん平焼きは調理場で焼かれてテーブルに届いた。
鉄板の上に移し、熱さを保ったまま食べることに。
二人に切り分け。
中には、豚肉、玉子、そしてたっぷりの葱。
これは美味い。
もんじゃ焼きは、五目もんじゃに九条葱トッピング。
内容は、豚肉、鶏挽肉、蛸、さつま揚げ、餅、コーン、紅生姜、そして麺。
お店のスタッフがまず肉を焼き、それから野菜をのせて手早く焼き上げてくれる。
肉はヘラで細かく刻まれる。
土手を作ると、溶かれた粉が流し込まれる。
焼き上がりに、九条葱をトッピング。
小さなヘラで掬って食べる。
人生三度目のもんじゃ焼きは美味い。
そう言えば、過去二回のもんじゃもちぃさんと一緒に食べている。
入店した時は私たちが一番乗りだったが、今は客がいっぱい。
まだ空いているテーブルには、予約席の札。
ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。