今夜は彼女と銀座で待ち合わせ、私が好きなお店に向かう。
彼女は初めて訪れる店なので、とても嬉しそう。
”チーズ星人yuki”さんの訪問記事を読んで、久し振りに訪問したくなったのだ。
知る人ぞ知る、ワインとチーズの名店である。
暑さを吹き飛ばすため、冷えた白で乾杯。
彼女が選んだ白は、ニュージーランドのクリアヴュー・エステートが造る、ソーヴィニヨン・ブラン、リザーヴ、ホークス・ベイ、2008年。
クリアヴューは北島のホークス・ベイ開拓者の一人で、
1986年に畑を購入してぶどうを植え始め、ファースト・ヴィンテージは1989年。
そのシャルドネはスーパー・ワインとして有名だが、このリザーヴ・ソーヴィニヨン・ブランも気品のある素晴らしい出来である。
私が選んだ白は、これもニュージーランドのドッグ・ポイント・ヴィンヤードのソーヴィニヨン・ブラン、マルボロ、2013年。
ドッグ・ポイントは、クラウディ・ベイのぶどう栽培者のチーフとワイン・メーカーの二人が組んで造り上げたワイナリーであり、私の好きな造り手なのだ。
その二人とはアイヴァン・サザーランドとジェームス・ハーリー。
ファースト・ヴィンテージは2002年。
同じソーヴィニヨン・ブランでも、二杯の白を比較するとこんなに色が違う。
左がドッグ・ポイント、右がクリアヴュー。
マルボロとホークス・ベイの違いと言うより、ヴィンテージの違いのためなのだろう。
とても香ばしく、ソーヴィニヨン・ブランに良く合う。
熱々のココットがど~んとカウンター・テーブルに届く。
蓋を開けると何とも言えない芳香が沸き立つ。
白ワインとの相性も抜群。
そう言えば、今夜は茸と野菜しか食べていない。
ここのチーズ料理も肉料理も美味いのだ。
銀座の『ワイン&チーズサロン村瀬』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。