彼女と過ごす、銀座の『シンガポール・シーフード・リパブリック』での素敵な夜の続き。
店に着いたときに選んでおいたマッドクラブがテーブルに届いた。
チリ・クラブで調理するように頼んでおいたのだ。
大きな方を彼女の皿に盛り、小さめの方を私の皿に載せる。
彼女は、にっこり笑って「ありがとう」と言う。
「どういたしまして」、と卓上の彼女の手に私の手を重ねる。
今夜は赤も、ニュージーランド。
ワイパラ・ヒルズ・ワイン・エステートが造る、ピノ・ノワール、ワイパラ・ヴァレー、2011年。
ワイパラ・ヒルズは2001年創立の若いワイナリーだが、2004年には最も急成長を遂げたワイナリーの一つに選ばれている。
ベリー系のふくよかな香り。
適度の酸と熟成感を持つ、バランスの良いミディアム・ボディ。
やはりニュージーランドのピノはレベルが高い。
彼女は基本的にブルゴーニュのピノしか飲まないが、ニュージーのピノだけは大丈夫。
おっと、それからオレゴンのボー・フレールは好きなのだ。
〆は、ビーフ・ステーキのタイ風ソース。
ちょっと飲むピッチが速すぎたようで、少々酔ってしまった。
と言う訳で、デザートは撮り忘れ。
彼女と過ごす、今夜も楽しい『シンガポール・シーフード・リパブリック銀座』の夜でした。