今日から9月。
暑いけど、開放感があってなんとなく心浮き立つ8月はあっという間に終わってしまった。
向日葵もほとんどの花が下を向き、太陽を追いかけることもない。
こうして毅然と顔を挙げている向日葵は、残りわずか。
以前に較べれば朝顔そのものを見ることが少なくなったので、この時期にも花を咲かせる株を見付けると嬉しくなる。
未だに名前を知らない。
ほとんどの花は散り、花の生育の遅かった若木に一つ二つの花が残っているだけ。
それでも良く観察すれば、小さな花々がそこかしこに彩りを添えている。
このピンクの花もとても小さいが、良く見るととても綺麗だ。
私の家の周辺には、小さな公園、ちょっと大きな公園、そしてとても大きな公園が隣接、または歩いてすぐの場所にある。
各々の公園に咲いている花々が異なるのも面白い。
この花は、公園管理の方が植えたもの。
ひとつひとつの花は小さいが、何十メートルにもわたって並んでいると見応えがある。
ちょっと地味な紫色。
まだ咲き始めたばかりで、今からが季節のようだ。
この花もとても小さい。
でも、色合いは華やか。
一番早く咲き始めたのは、淡いピンク。
これが一番自然な色なのかもしれない。
何十本も百日紅があると、個体ごとに微妙に花の色が異なるのが面白い。
樹の特徴なのか、それとも土壌の差なのか。
この樹も基本はピンクだが、最初の樹に較べると少し色が濃い。
ほとんどの樹が華やかな色をまとっていると、かえって白が新鮮に感じられる。
この色も好きだ。
昨年はもっと濃い赤があったが、今年はまだ咲いていないようだ。
夏の終わりと秋の始まりを告げる、身近な花々でした。