メキシコ、モンテレーの素敵なレストラン、『エル・グラネロ・グリル』での楽しい夜の続き。
それにしてもこのお店のインテリアはちょっと不思議な感じ。
下手をすれば猥雑な感じになってしまいそうだが、それがシックで落ち着いた居心地の良さにまとまっている。
店の奥はバーで、その手前の左右にはワイン・セラーがある。
カーサ・マデロの上級シリーズ、カーサ・グランデ、グラン・リゼルヴァ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2010年。
カーサ・マデロは南米大陸最初のワイナリーで、創業は1597年。
モンテレーの西方、220kmのメキシコ・ワインの聖地、パラス・ヴァレーに広大なぶどう畑を有している。
メキシコでのワイン生産はスペイン人によって始められたが、使われているぶどうはシャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨン等の国際品種が多い。
メキシコの赤と言うと重厚なボディを想像しがちだが、とても洗練されたフル・ボディである。
日本でももっとメキシコ・ワインを飲むことができれば嬉しいと思う。
日本に戻ったら、行きつけのお店の内の何件かに、メキシコ・ワインを入れるように頼んでみようと思う。
場合によっては、私専用にセラーに入れておいてもらい、友人たちを驚かせても楽しいだろう。
ヴァカモレは好きだ。
いくら食べても飽きることが無く、どんな料理にも良く合う。
強い赤にも良く合う。
日本に戻ったら、彼女を誘って神宮前の『フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ』に行こうと思う。
ここで三本目のワインを抜栓。
今度は最初の夜に飲んだのと同じワインを選択。
カーサ・マデロ、3V、2012年。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、テンプラニーリョ三つのぶどうが等量に使われている。
国際品種に加え、スペインを代表する赤用の地ぶどうが使われているのが面白い。
このワインも、強くエレガントなボディを持つ、素晴らしい出来栄えである。
1ポンド近い量を、レアーで焼いてもらった。
赤ワインと一緒に味わうと、至福の美味しさ。
メキシコ、モンテレーにある素敵なレストrン、『エル・グラネロ・グリル』での、美味しく楽しいメキシコ料理とメキシコ・ビールとメキシコ・ワインの夜でした。