銀座の『ポールボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
クレマン・ド・ブルゴーニュ、リュリー、ムーラン・ナ・ヴァンとブルゴーニュを三種類飲んだ後は、ディジェスティフ。
何と今夜は、コニャック。
A. E. ドールのVSシリーズ。
A. E. ドールがコニャックの会社を創業したのは1858年、それ以来素晴らしいコニャックを造り続けている。
それにしても今夜のワインと食後酒の選択は素晴らしい。
でも、彼女はちょっと意見が違うようだ。
何時ものディジェスティフはポルトか貴腐ワインで、ポルトの時はアルコール度数が高すぎると言って私にグラスごとくれている。
ポルトでも飲まないのに、コニャックは論外だと言うのだ。
しかし確かに美味いが、クレマン・ド・ブルゴーニュ、リュリー、ムーラン・ナ・ヴァンをそれぞれ複数杯飲んだ後だけに、コニャックは堪える。
しかも彼女の分も合わせ、二杯を飲むとなると結構効いてくる。
コニャックにはショコラが良く合う。
一番右のショコラのアイスクリームには、ブランデーが使われている。
〆のコーヒーが一段と美味しく感じられる。
皆さん実に豪快に飲んだものだ。
ちょっとふらつく脚で立ち上がり、彼女と共に帰路に就く。
飲み過ぎてしまったけど、今夜も楽しい『ポールボキューズ銀座』の夜でした。