カタルーニャのDOモンサンでカプサネスが造る、ラセンダル、2011年。
セラー・カプサネスは、バルセロナの南西130kmにある、600年以上にわたってぶどう栽培を続けてきた人口400人の小さな村、カプサネスにある協同組合。
設立は1933年で、ほとんど崩壊の危機にまで至っていたが1990年代に見事復活を遂げ、今では高品質でコストパフォーマンスの良いワイン造りで有名となっている。
それがバルセロナを訪れ、毎日カタルーニャのワインを飲み、そして数本のカタルーニャ・ワインを購入してきたことにより、すっかりファンになってしまった。
そして何より、カタルーニャのワインのエチケットはお洒落でセンスが良いのだ。
色合いは濃いが、このラセンダルもなかなか洗練されたワインだ。
ワイルドー・チェリーやバニラの香りを持ち、スパイシーさも持つ。
ぶどうはリュット・レゾネ(減農薬)で栽培されている。
セパージュはガルナッチャ85%、シラー15%。
ガルナッチャは、フランスではグルナッシュのこと。
アルコール度数は14%。
今夜も楽しい、お家ワインでした。