『フォーポインツ・バイ・シェラトン』のプール・バーでワインを飲み、食事をすることにした。
バーだが、頼めばレストランから料理を運んでくれるのだ。
生のインゲン豆と塊のままのキャベツが一緒に出された。
辛いが、病み付きになる美味さなのだ。
ピーナッツの甘みが美味い料理であり、ホットなサラダと組み合わせると一層美味いのだ。
ここは屋上と言う性格上、照明は抑えられている。
薄暗い空間で、テーブルに置かれたローソクの灯りが妖しくゆらめく。
赤ワインに切り替え。
照明が暗いので、写真を撮るのも難しい。
南アメリカのトゥー・オーシャンズ、カベルネ・ソーヴィニヨン&メルロー、2013年。
軽快な飲み口のミディアム・ボディ。
ちょっと冷やしてあるので美味しく飲むことができる。
排気塔の向こう側が『ウエスティン』、空間を置いてその右側が『シェラトン』、その右側の暗いビルが『タイムズ・スクエア』。
水面に映った赤がゆらゆらとうごめく。
今度はプールに浸かって冷えたワインを飲んでみたいと思う。
夜はプールに子供も居ないので大丈夫だろう。
彼女が居ないホテルのプール・バーで一人で過ごす夜でした。