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Channel: ワインは素敵な恋の道しるべ
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彼女と楽しくジビエ料理、ニコ・チェルシー、神楽坂

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昨年末のこと。

彼女が「この冬はまだ熊を食べていない」と言う。

実は私は友人達と熊を食べているが、彼女には話していない。

そこで神楽坂のジビエ料理のお店、『ニコ・チェルシー』に連絡すると、ヒグマが入荷していますとのこと。

 

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彼女と飯田橋で待ち合わせると、神楽坂通りから細い路地に入り、『ニコ・チェルシー』に到着。

昨年の三月に茅場町から神楽坂に移転した、ジビエ料理、マタギ料理のお店だ。

 

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ここには、移転後9カ月でで五度目の訪問。

店の前には、今日の入荷肉が書きだされている。

ちゃんと北海道のヒグマが入荷している。

 

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カウンターの何時もの席に着く。

この席は後ろを人が歩いて通ることが無いので、落ち着いて食事をすることができるのだ。

 

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今日のおすすめ料理を黒板で確認。

「この蝦夷鹿とヒグマを食べたい」と彼女。

これでメインは決まり。

 

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今夜は、白、赤二本のワインを持ち込み。

白は、カリフォルニアのブレッド&バター、シャルドネ、2015年。

ブレッド&バターの2015年はなかなか手に入らないボトルだが、何とか入手してセラーでしばらく寝かせておいたもの。

 

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名前のとおり、濃厚な果実味とバター、炒ったアーモンド、ブリオッシュのニュアンス。

ミネラルと酸を持つので、ボディは引き締まっている。

昔のカリフォルニアのシャルドネは果実味が強すぎて敬遠され、果実味を抑えたスタイルに変わっていった。

ところが最近は再び濃厚なボディのシャルドネを好むワイン愛好家が増えてきており、その代表格がこのブレッド&バターなのだ。

アメリカン・オークとフレンチ・オークの新樽で4~8カ月間熟成されている。

 

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青のラタトゥイユ。

青い野菜だけを使った、ほろ苦いラタトゥイユ。

ここでは唯一ジビエ肉が入っていない料理だ。

 

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ジビエ屋のパテ。

猪、鹿、鴨などが入った濃厚なパテ。

 

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コペルト代わりの自家製フランスパン。

ここは一応フレンチなのだ。

 

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野鳥レバーとゴロゴロ緑黄色野菜サラダ。

使われているのは、雉のレバー。

 

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二人に取り分けても、こんなに量があって嬉しい。

 

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持ちこんだ赤ワインは、フレデリック・マニャンのブルゴーニュ、ピノ・ノワール、2013年。

フレデリック・マニャンは好きな造り手で、彼のワインは色々なAOCを毎年10本程度購入している。

彼女と共に、フレデリックとランチをご一緒してからは、一層彼のファンになってしまった。

 

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フレデリックのぶどう栽培は、ビオロジックにビオディナミの考えを一部取り入れた独自のもの。

彼のワインはACブルゴーニュでもレベルが高く、2014年、2015年も私のセラーに入っている。

 

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焼き立てジビエキッシュ。

注文を受けてからパイ生地を型に貼り、具を詰めて焼くので少し時間がかかる。

 

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蝦夷鹿ロースのポワレ、黒胡椒ソース。

写真を撮る前に彼女が半分食べてしまった。

この蝦夷鹿、とても美味い。

 

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ヒグマの炭火焼、ドライトマトソース。

予想外にあっさりしている。
「もっと獣臭さを期待していたのに」と彼女は物足りない様子。


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そこで美味しかった蝦夷鹿のポワレをリピート。

今度は彼女に食べられる前に撮影。

「やっぱり蝦夷鹿が一番好きかも」と彼女。

 

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デザートは、今日のスペシャル。

栗マロンかぼちゃの贅沢プリン。

栗マロンかぼちゃは通常のかぼちゃに較べ収量が半分しかない希少な品種。

それだけに日本一美味しいと言われるかぼちゃなのだ。

確かに滑らかで濃厚で美味い。

今夜も『ニコ・チェルシー』の料理と持ち込みワインに満足し、店をあとにする。

 

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食後は神楽坂を散策し、ファミマで彼女用のサラダを幾つか購入。

ペコちゃんもクリスマスの装い。

不二家神楽坂店は、日本で唯一ペコちゃん焼きを買うことが出来るお店なのだ。

彼女と過ごす神楽坂の夜は、楽しく更けていきました。

 

 

 

 

 

 


パステル・デ・ナタ、そして今夜のお家ワイン、ビニェードス・エラスリス・オバリェ、パヌール、チリ

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今日のおやつは、パステル・デ・ナタ。

ポルトガルの国民的なお菓子である。

 

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袋の裏には、オーブントースターや電子レンジを使って温める美味しい食べ方が書かれている。

でも買ったばかりなので、このまま常温で食べることにする。

 

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パステル・デ・ナタを買ったお店はここ、明治神宮前にある『ナタ・デ・クリスチアノ』。

朝10時の販売開始後、午前11時には売り切れるという人気店の人気商品。

この日は事前に予約しておいて夕方に購入。

 

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冷えていても香りがフワッと立ち昇る。

見るからに美味しそうだ。

 

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カットしてみると、中にはクリームがぎっしり詰まっている。

外はサクサク、クリームは濃厚だが甘みは控え目で美味い。

『ナタ・デ・クリスチアノ』には他にもパポーシュ・デ・アンジョやパスティス・デ・テントゥガル等があるので、次は買ってみようと思う。

 

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チリのピニェードス・エラスリス・オバリェが造る、パヌール、シャルドネ、2017年を開栓。

そう、スクリュー・キャップなのだ。

 

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ビニャードス・エラスリス・オバリエはチリ最大級のぶどう生産者で、セントラル・ヴァレーに3,200haの自社畑を保有している。

 

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ぶどうを優良なワイン生産者に販売するだけでなく、自らもワイン生産者として、バルクワインの販売、自社ブランドでの販売を行っている。

 

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色合いは濃い目の黄金色。

ネクタリン、白桃、バナナの甘い香り。

口に含むと豊かな果実味を持ち、酸とミネラルは控え目ながら綺麗な辛口。

自社畑のシャルドネ100%で、有機栽培されている。

チリの気軽なワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女と素敵にフレンチ・ディナー、フィリップ・ミル東京、六本木

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昨年12月下旬のこと、彼女と東京ミッドタウン六本木のお店で待ち合わせ。

 

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ミッドタウン六本木に早めに着いたので、ガレリアを散策。


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ガーデンテラスの前には、クリスマスのイルミネーションが美しく輝く。

 

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ガレリアの中は、ホワイト・クリスマス。

 

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ガーデンテラスの吹き抜けには、銀の滝。

 

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今夜のお店は、ガーデンテラスの最上階にある『フィリップ・ミル東京』。

ここはシャンパーニュ地方にあるミシュラン二つ星レストラン、『ドメーヌ・レ・クレイエール』の総料理長、フィリップ・ミルが東京に開いたお店。

 

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ダイニング・ルームに進むと、驚いたことにエグゼクティブシェフソムリエの椨さんがベネンシアドールをやられている。

「椨さんはベネンシアドールの資格もお持ちなのですね」と私。

「随分前に取得しました。高原様もやってみますか」と誘われるが、彼女に会う前に洋服を汚したくないので丁重にお断りし、一杯注いでもらう。

 

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椨さんも久し振りのベネンシアドールの実技だそうで、少し緊張気味。

注いでもらったシェリーは、ティオ・ペペ。

 

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お隣では藤田料理長がハモン・イベリコ・ベジョータをカットしている。

シェリーにハモン・イベリコ・ペジョータとは、今夜はスパニッシュ・ナイトになったようだ。

 

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「ちゃんと蹄が黒いですね」と私。

「最高のハモン・イベリコ・ペジョータですよ。美味しいので是非食べてみて下さい」と藤田さん。

熟成が進み、甘い脂がとても美味しい。

 

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彼女が到着し、彼女にもシェリーを注いでもらう。

あまり寒くない夜だったので、テラスに出てシェリーを楽しむことに。

ガーデンテラスの最上階にある『フィリップ・ミル東京』のテラスは広い。

 

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ガーデンテラスを外から見ると、最上階のテラスが広く張り出し、そこに樹が植わっていることがわかる。

 

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テラスにはオリーブの植え込みがあり、その横には小川。

さらにその外側にはテラス席。

 

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テラス席から芝生広場のイルミネーションが綺麗に見える。

身体が冷えてきたので、店内に戻って食事を始めることにしよう。

 

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ダイニングルームの奥、窓際の何時ものテーブルに案内される。

今夜はどんな料理に出会えるか楽しみだ。

 

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シェリーは三杯目。

 

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飲んでばかりいると酔ってしまうので、プティサレも食べることにする。

 

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今夜のプティサレはマッシュルーム。

 

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白ワインは、アルザスの名門、トリンバックが造るリースリング、キュヴェ・パティキュリエール、プール・ヒラマツ、2015年。

トリンバックのワインは、フランスの三ツ星レストランの全てでオンリストされている。

このボトルは、そのトリンバックが『ひらまつ』のために造る特別なキュヴェ。

 

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「トリンバックのリースリングは本当に美味しいわね」と彼女。

果実味が豊かで、酸とミネラルのバランスも素晴らしい。

 

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アミューズは、能登産菊芋のシフォン。

クルミとクルトンが入っている。

菊芋の甘みが活きた、円やかな美味しさ。

 

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ここのバゲットも美味しい。

バゲットのお供は、バター。

 

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そして、E.V.オリーブオイル。

シャンパーニュの二つ星シェフの東京店、『フィリップ・ミル東京』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

彼女と素敵にフレンチ・ディナー、フィリップ・ミル東京、六本木2

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東京ミッドタウン六本木のフレンチ、『フィリップ・ミル東京』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

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白ワインは、ロワール、サンセールのアルフォンス・メロがコトー・シャリトワで造る、レ・ペニタン、コート・ド・ラ・シャリテ、シャルドネ、2009年。

私のブログの常連ワインなので、詳しい説明は省略。

 

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何杯か飲んだところでグラスの撮影をしていないことに気が付き、残り少なくなったグラスを慌てて撮影。

熟成が進んでも豊かな果実味は健在。

ボディに厚みと複雑さが加わり、一層美味しくなっている。

 

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北海道産帆立貝のポアレ、ポロ葱のフォンデュとシーアスパラガス、軽やかなソース・シャンパーニュ、生雲丹とフィンガーライムのアクセント。

 

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帆立貝の上には生雲丹。

シャンパーニュを泡立てたソースを使うとは、さすがフィリップ・ミル。

 

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ブルターニュ産オマール海老とシャンパーニュ産のレンズ豆と共に。

この料理はフィリップ・ミルが料理長を務める『レ・クレイエール』のスペシャリティ。

 

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野菜とエディブルフラワーの下には、オマール・ブルーがたっぷり。

レンズ豆はオーベルニュのル・ピュイ産が最高と思っているが、このシャンパーニュ産のレンズ豆も美味しい。

 

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ここでシャンパーニュが登場。

エティエンヌ・ルフェーヴル、ブラン・ド・ノワール、グラン・クリュ。

 

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エティエンヌ・ルフェーヴルは家族経営のレコルタン・マニュピラン。

ヴェルズネイ主体に保有する畑は8haで、全てがグラン・クリュ。

 

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エグゼクティヴ・シェフソムリエの椨さんが、「普通は最初に飲むシャンパーニュですが、強いボディのブラン・ド・ノワールを敢えて鴨料理に合わせてみました」とのこと。

確かに果実味豊かで強いストラクチャーのシャンパーニュだ。

平均樹齢45年のピノ・ノワール100%で造られ、ぶどう栽培はリュット・レゾネ。

 

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シャラン産鴨胸肉のロティ、ぶどうに見立てたビーツと栗南瓜、旬の林檎のピクルスとシャンピニオン・デュクセル。

 

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丸く刳り抜かれた野菜はぶどうに見立てられているので、三角形に配置されている。

見た目にも楽しい一皿だ。

 

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シャラン産の鴨も旨味が凝縮されて美味。

 

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ディジェスティフは、ルーション地区のバニュルス・レトワールが造る、バニュルス・レトワール、1996年。

バニュルスは、甘口の赤ワインのAOC。

 

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初めて飲むワイン。

果実の熟成感、凝縮感が素晴らしい。

ぶどうはグルナッシュ。

 

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芳醇なグラン・マルニエのパルフェと軽やかなショコラのクレーム、さっぱりとした柑橘のソルベにショコラのクランブルとメレンゲを添えて。

 

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見た目に美しく、食べて美味しいデセールだ。

 

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「今夜のお料理もワインも美味しかったわね。素敵な夜をありがとう」と彼女。

「今夜のフィリップ・ミルは華やかで楽しいね。そんなお店の中でも、君が一番輝いているよ」と私。

 

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ミニャルディーズはマカロン。

 

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卓上に置かれているのは、シャンパーニュのミュズレで作られたオブジェ。

如何にもシャンパーニュ発の『フィリップ・ミル』らしい。

中田支配人、藤田シェフ、椨ソムリエに見送られ、店をあとにする。

 

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ガーデンテラスを地下まで降りると、ガレリアを奧に進む。

向かった先は、プレッセ・プレミアム。

 

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夜遅くてもサラダの種類が豊富に揃っているのは流石六本木。

彼女の朝食用にサラダを幾つか購入。

東京ミッドタウン六本木で彼女と過ごす楽しい夜は、素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

ジム仲間に誘われて、人生二度目のサイゼリヤ

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ジムの筋トレ仲間に誘われて、またまた飲みに行くことに。

メンバーの一人がワインを飲みたいということで、向かった先は『サイゼリヤ』。

 

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人生二度目の『サイゼリヤ』。

 

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店内は広く、午後の中途半端な時間にもかかわらず結構テーブルが埋まっている。

 

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まずは生ビールで乾杯、と思ったら、「なに、これ」と皆さん同時に驚きの声。

ジョッキが軽い。

何とプラスティック製なのだ。

 

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季節限定メニュー、セロリのピクルス。

これがなかなか美味い。

 

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サラダは最初に食べることが重要。

 

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ほうれん草のソテー。

皆さんと近況報告。

お一人は海外駐在されている息子さんがご家族で帰省されていたそうで、孫の対応で疲れ果てたとのこと。

もうお一人は最近テニスにハマっているそうだが、相手が下手なので打ち易い所に打ち返してくれないので困るとのこと。

ご自分ではボールの位置に移動する気はなさそうだ。

 

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白ワインはマグナム・ボトルのハウスワイン。

驚くほど安い。

 

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イタリア、モリーゼ州の契約ワイナリーで造られているワインだそうだ。

モリーゼはアブルッツォ州とプーリア州に挟まれた小さな州で、ワインの生産量は少ない。

知名度が低いので価格は安く、上手く探せばコスパの良いワインが見つかる州でもある。

このワインのぶどうは不明だが、トレッビアーノではないかと思う。

 

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チョリソー。

ポテトが付いている。

 

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辛味チキン。

これは美味い。

人気No.1のおつまみなのだそうだ。

 

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エスカルゴのオーブン焼き。

ここにエスカルゴがあるとは、しかもこの値段で食べることが出来るとは驚き。

でも食べてみると、エスカルゴが丸のまま入っているのではなく、切り分けられた小さな肉が入っていた。

それでも良心的な価格設定だと思う。

 

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熱々のオリーブオイルがたっぷり入っているので、フィセルを一本急いで注文。

 

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赤ワインもマグナムを頼もうとするのを制し、もう少し良いワインを注文。

トスカーナ州の、キャンティ、ラファエロ、2017年。

エチケットにはセレクテッド・バイ・サイゼリヤと書かれている。

 

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造り手は、ルフィナ地区で1800年ごろからワインを造り続ける家族経営の名門ワイナリー、カンティーナ・フラテリ・ベリーニ。

由緒正しきワインをこの価格で提供するのは素晴らしい。

普通に美味しいキャンティである。

この上級クラスのキャンティ、ルフィナ、リゼルヴァも置かれていて、価格は二倍だがそれでも充分に安い。

 

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パンチェッタのピザ。

タバスコと粗挽き赤唐辛子をたっぷり掛けて食べると美味い。

 

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バッファローモッツアレラのピザ。

 

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ペンネアラビアータは大盛りで。

あれ、届いたパスタを見ると、ペンネではなくリガトーニが使われていた。

 

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友人が注文したこのパスタは何だろう。

パンチェッタが入ったアーリオオーリオペペロンチーノのようだが、ペペロンチーノがあまり入っていない。

これも大盛り。

これだけ食べて飲んでも、一人当たりの料金は、何時も行くフレンチ・レストランの一皿分よりかなり安い。

『サイゼリヤ』はやはりコスパ抜群だと感心した、ジムの友人達との楽しい飲み会でした。

 

 

 

 

 

 

 

TOKUOKAでアペロ & 友人達とフレンチ・ディナー、ブラッスリー ポール・ボキューズ、銀座

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先日のこと、友人達と銀座の何時ものフレンチでディナー会。

その前にアペロをすることに。

 

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ちぃさんと待ち合せると、銀座東急プラザに向かう。

目的のお店は、ワイン・ショップの『TOKUOKA』。

 

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ここには気楽に飲むことが出来るイートインが併設されていて、アペロに最適なのだ。

 

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壁にはバッド・ボーイの可愛い絵。

バッド・ボーイはシャトー・ヴァランドローが造るワイン。

シャトー・ヴァランドローはサンテミリオンでジャン・リュック・テュヌヴァン夫妻が創設したワイナリーで、1991年が初ヴィンテージ。

2012年にはサンテミリオン第一特別級Bにスピード昇格したシンデレラワインである。

ジャン・リュック・テュヌヴァン夫妻とは、一度ディナーをご一緒したことがあり、ヴァランドロー・ブランをプレゼントされたことがある。

 

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まずはシャンパーニュをグラスで。

選んだのは徳岡が輸入する、カナール・デュシェーヌ、オーセンティック・レゼルヴ。

1868年にカナールとデュシェーヌが結婚して生まれたメゾンで、マリッジ・シャンパーニュと呼ばれている。

ANA国際線のビジネスクラスで使われていたので、良く飲んだシャンパーニュである。

 

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ちぃさんと乾杯。

黒ぶどう主体のシャンパーニュが美味い。

セパージュは、ピノ・ノワール45%、ピノ・ムニエ35%、シャルドネ20%。

 

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二杯目はお店お薦めの白を飲んでみることにする。

ドイツ、ファルツ地方のヨーゼフ・ビファー醸造所が造る、リースリング、トロッケン、2014年。

 

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再び、ちぃさんと乾杯。

シトラス系の爽やかな香り。

豊かな果実味と活き活きとした酸。

これは素晴らしいリースリングだ。

15ヶ月間、シュールリーで熟成されている。

 

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ヨーゼフ・ビファー醸造所の社長兼醸造家は、日本人女流醸造家のオッテス・徳岡史子氏。

ご主人のゲーラルト・オッテス氏はオッテス醸造所のオーナー。

そして徳岡史子氏は、このワインを輸入する株式会社徳岡の徳岡社長のお嬢さんなのだ。

 

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店の奥には銘醸ワインの試飲コーナーもある。

シャトー・ムートン・ロートシルトの2010年は、10mlを1,800円余りで飲むことが出来る。

時間になったので、本会の会場に向かう。

 

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目的の場所は何時ものフレンチ、マロニエゲートギンザ1にある『ブラッスリー ポール・ボキューズ』。

明るく輝く10階の手前側がお店である。

 

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到着した時は、入店待ちの客が長い列を作っていた。

その中には、今夜のメンバーのピエールロゼさん。

 

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今夜のテーブルは、キッチンが見える席。

星野料理長の指揮の元、料理人たちが忙しく立ち働いている。

 

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窓の外には、東京タワー。

 

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テーブルに着くと間もなくりりかさんも到着し、メンバー四人が揃う。

 

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今夜のメンバーは、ちぃさん、りりかさん、ピエールロゼさん、そして私。

さっそくロゼのクレマンで乾杯。

 

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ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ミレジム・ブリュット、ロゼ、プール・ヒラマツ、2016年。

この春から新しいロゼに代わり、エチケットも白からピンクに変わった。

そして”プール・ヒラマツ”のシールが貼られ、『ひらまつ』向けの特別なキュヴェとなっている。

 

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更に、今まではグラン・キュヴェ、ブリュット、ロゼだったが、新しいボトルはミレジムになったのだ。

今までよりもピンクが濃くなり、味わいも深くなっている。

ピノ・ノワールとガメイの黒ぶどうの比率が高くなったようだ。

友人達と過ごす銀座の何時ものフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ』での楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

友人達とフレンチ・ディナー、ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座 2

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銀座の何時ものフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。

 

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今夜のメンバーは、ちぃさん、りりかさん、ピエールロゼさん、そして私。

皆さんお話しが楽しいので、前菜が出される前から盛り上がり、ロゼのクレマンをどんどん飲んでしまう。

二杯目か三杯目で、再び乾杯。

 

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飲んでいるのは、ヴーヴ・アンバルが造るクレマン・ド・ブルゴーニュ、ミレジム・ブリュット、ロゼ、プール・ヒラマツ、2016年。

ヴーヴ・アンバルは1898年創業のクレマン専業メゾンで、ブルゴーニュを代表するクレマンの造り手。

美味しいので、四杯も飲んでしまった。

アペロも含めると食事前に六杯もワインを飲んでいるので、今夜は酔ってしまいそうだ。

 

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色とりどりの春野菜、”ジャルニディエール風”、生ハムと爽やかなオレンジの香り。

ジャルニディエールとは花器のこと。

この一皿には珍しい野菜もいっぱい入っている。

カステル・フランコ、プチヴェール、スティック・セニョール、カーリーテール、スナップエンドウ、ラディッシュ、ミニトマト。

カステル・フランコはイタリアの高級野菜で、ラディッキオ(チコリ)の一種。

プチヴェールは、芽キャベツとケールの交配種。

スティック・セニョールは茎ブロッコリー。

 

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ソースはアスパラのピュレ、そして野菜の陰にはアスパラのフラン。

 

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バゲットはフランスで作った生地を冷凍で輸入し、お店で焼いたもの。

美味いので、バゲットだけでワインが進んでしまう。

 

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今夜の白ワインも大好きな造り手のもの。

クローディ・ジョバールが造る、リュリー、モンターニュ・ラ・フォリ、2011年。

今年の初めまでは2009年VTだったが、今回からは2011年に代わった。

 

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白ワインでも乾杯。

私達の飲むペースが速いので、白ワインも並々と注いでくれる。

私達のテーブルを担当してくれるフランス人のイゴールさんは気前が良い。

そして男前でもある。

 

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平目のポッシェ、ほうれん草風味のヌイユ添え、ノワイリー風味のサバイヨンソース。

グラタン仕立てにされ、熱々で供される。

 

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真ん中にはポッシェされた平目。

そしてサバイヨンソースの下には、たっぷりのほうれん草のヌイユ(パスタ)。

美味しいが、お腹がいっぱいになってしまう。

 

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赤ワインはちょっと珍しい物。

南ローヌのファミーユ・ペランが造る、ジゴンダス、ラ・ジル、2010年。

 

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またまた四人で、今夜四回目の乾杯。

既に結構酔いが回っていて、話しが楽しかったことは覚えているが、何の話で盛り上がったかは記憶がない。

このグラスは、アペロの二杯を加えると、既に10杯を越えている。

このジゴンダスのセパージュは、グルナッシュ80%、シラー20%。

 

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福島県産阿武隈三元豚ロース肉の低温ロースト、チーズ風味の新じゃが芋とシューファルシー添え。

 

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三元豚の下には玉葱のピューレのソース、上にはジュのソース。

 

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シューファルシー(三元豚ミンチのキャベツ包み)には、ローズマリーのミルクの泡のソース。

 

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そしてポム・フリットにはチーズのソース。

この皿を見て、「星野さんの料理はソースの使い方が絶妙で、この一皿に四種のソースが使われている」と皆さんに説明したような気がする。

 

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リュリーも美味しいので再び注いでもらい、ジゴンダスと代わる代わる飲むのも美味しい。

銀座の何時ものフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ』で友人達と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

友人達とフレンチ・ディナー、ブラッスリー ポール・ボキューズ & オストレア、銀座

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銀座の何時ものフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。

 

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クレマン・ド・ブルゴーニュのロゼ、ロワールの白、ローヌの赤を飲んだ後のディジェスティフは、ローヌのデザート・ワイン。

南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランが造る、ミュスカ・ボーム・ド・ヴニーズ、2010年。

発酵途中のワインにブランデーを加えて発酵を止め、糖度を残した酒精強化ワインで、ヴァン・ド・ナチュレルと呼ばれる。

 

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またまた四人で今夜五度目の乾杯。

メンバーは、ちぃさん、りりかさん、ピエールロゼさん、そして私。

 

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デセールは、フレッシュ苺のキルシュ風味、軽いヴァシュランとバニラアイスクリームと共に。

 

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ヴァシュランは、焼いたメレンゲで生クリーム、アイスクリーム、フルーツを挟んだお菓子だが、これは焼いたメレンゲに較べてアイスクリームや生クリームやフルーツのヴォリュームが圧倒的に多い。

春を感じる素敵なデセールだ。

 

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星野料理長がテーブルに来てくれたので、今夜の料理も素晴らしかったと感想を伝える。

特にソースの使い方が絶妙だった。

 

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竹内支配人、星野料理長に今夜の礼を述べ、満ち足りた思いで店をあとにする。

 

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すっかり出来上がった四人は、もう一杯飲んで帰りましょうとふらふらと四丁目方面へ。

皆さんをご案内したのは、好きなモダン・メキシカンのお店、『トロ・トーキョー』。

でも日曜日なので、既に営業は終了。

 

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そこでお向かいにある『オストレア』に入店。

 

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ワインは、「泡のロゼを飲みたい」というりりかさんの一言で決定。

スペインのカヴァの名門、コドーニュのクラシコ・ロゼ。

コドーニュは、カタルーニャのペネデス地方で1551年創業の老舗。

シャンパーニュ方式を導入し、1872年に地ぶどうを用いたカヴァの製造に成功し、カヴァの創始者となった。

 

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またまた四人で乾杯。

コドーニュのロゼは色鮮やか。

ストロベリー、ラズベリーの香り。

果実味と酸のバランスが素晴らしい。

ぶどうはガルナッチャ主体。

 

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グリーンサラダ。

 

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牡蠣と大葉のリゾット。

深夜に〆に食べる炭水化物は美味しい。

 

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ここはオイスター・バーなので、牡蠣が美味い。

ここでも大いに盛り上がった記憶はあるが、何を話して盛り上がったのかは全く覚えていない。

無事帰宅は出来たが、行先の違う電車に乗ってしまい、遠回りして終電近くで何とか最寄り駅に降り立つことに。

友人達と過ごす、銀座での楽し過ぎる夜でした。

 

 

 

 

 

 

 


ジム仲間と鋸山登山、ロープウェイ利用の予定が・・・

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一月中旬のこと、何時ものジム仲間で飲んだ時に、鋸山に行こうということになった。

ロープウェイで中腹まで行って山頂に登り、下山後は港で美味しい魚介料理を食べようという企画。

 

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朝早い内房線に乗り、一路浜金谷を目指す。

鋸山には二度行ったことがあるが、いずれも運転手付きの車かチャーター・バスだったので、電車で行くのは初めて。

実はこの日の前の夜は、茶目子さんと6軒をハシゴして飲んでいたので、睡眠不足の上にアルコールが残っていた。

馬喰ろう/虎ノ門、そして新橋ワイン食堂NAGARE&くし家/新橋でハシゴ酒

 

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天気が良く、東京湾と空の青が美しい。

 

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浜金谷駅に到着。

跨線橋を渡って駅舎前に着いても、乗ってきた電車が発車しない。

何故かと不思議に思っていると、下り電車が到着した。

そうか、ここは単線なので駅ですれ違わないと先に進めないのだ。

 

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駅舎を出てロープウェイ駅に移動しようとすると、メンバーの一人が「えぇ、嘘でしょ」と声を上げた。

彼が指さす先を見ると、「ロープウェイ運転休止」の掲示。

 

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ロープウェイで登っても、その先には急な階段が続き、結構な負荷がある鋸山。

わずか標高330mの山ではあるが、切り立った険峻な山なので、標高数mの麓からの登頂は若い人でも結構きつい。

でもジムで鍛えている高齢者5人は登る気満々。

 

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駅から登山口までの道は舗装された緩やかな登坂。

途中の岩肌には幾つも洞窟があり、”ヒカリモ発生地”の立て看板。

 

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早咲きの桜がもう咲き始めている。

この辺りでは、まだまだ皆さん余裕の足取り。

 

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登山口に入った途端、登りが急になり、石の階段が続く。

 

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石を敷いた道は幅が狭く、途中には落石や倒木が転がっている。

ロープウェイが出来てからは、この道を利用する人は少ないようだ。

 

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先に進むにつれ、登り勾配がどんどんきつくなり、足元も悪くなる。

一番若い私は先頭を切って登り、足元の落石や倒木の枝等を取り除きながら進む。

 

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この道は、山頂付近で切り出された石材を運び降ろすために造られたもの。

信じられないことに、この急な山道を一本80kgの石材を三本も荷車に積み、運び降ろしていたのだそうだ。

 

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岩をノミで切り開いた場所もある。

写真ではわかりにくいが、かなりきつい勾配で、最初は元気だった皆さんも言葉が少なくなる。

 

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ようやく眺望の効く場所に出て、一休み。

ここまで登り続けること、約一時間。

 

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でも山側に目を移すと、石材を切り出した壁が行く手を遮る。

 

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壁面には、石を切り出したのこ目を見ることが出来る。

 

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目的地はこの石壁の上なのだが、真っ直ぐは上れないので周囲を登ったり下ったり遠回りしながら少しずつ上を目指す。

 

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途中には、石を切り出していた時代の跡が残されている場所もある。

石の壁には、「安全第一 芳家石材K」の文字。

 

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今から登頂を目指す場所は、中央に見える、崖の上に突き出した岩。

 

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急な階段や岩肌を、手摺や命綱を頼りに上り続け、やっと山頂のすぐ下に到達。

ここからだと、はるか下に浜金谷の街が見える。

あそこからここまで歩いて登ってきたのだ。

 

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山頂部は乾坤山日本寺(けんこんざんにほんじ)の境内になっている。

日本寺は、神亀二年(西暦725年)に行基によって開かれている。

最初に迎えてくれたのは、百尺観音。

昭和41年に完成した観音石像である。

 

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さらに急な階段を延々と登り続ける。

この階段の両側は、険しい崖になっている。

ここまで来ると皆さん流石にバテ気味で、休み休み登ることに。

 

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ようやく山頂に到着。

このライオンの頭のようなのが、先程下から見上げた岩で、地獄のぞきと呼ばれている。

地獄のぞきに来るのは三回目だが、やはり足がすくむ。

 

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山頂から金谷港を見下ろすと、丁度フェリーが出港したところだった。

港の先に見える白い塊が川崎に向かうフェリーボート。

 

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下りは、大仏広場に出る近道もあるのだが、山肌を巡りながら千五百羅漢を見て歩く遠回りの道を選ぶ。

1,553体の石仏があるのだそうだ。

 

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回遊路には、延々と石仏が続く。

幾つもの石仏は首が取れて無くなっているのが痛々しい。

明治維新の廃仏毀釈で荒廃したのだそうで、今も”羅漢様お首つなぎ”の復興を続けているのだそうだ。

 

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宝筐印塔(ほうきょういんとう)は、江戸蔵前の大口屋平兵衛が寄進したものだそうだ。

 

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途中には、岩山を穿って作られた道もある。

 

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維摩窟(ゆいまくつ)。

中には即身仏を想わせる石像。

 

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ここから階段は急な下り坂。

脚に疲労が溜まっているので、膝が震えて下れないと立ち止まってしまう方も。

 

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何とか急な階段を下りきり、大仏広場に至る。

この石の大仏様、薬師瑠璃光如来の高さは31.05mあり、日本一の大きさなのだそうだ。

鎌倉の大仏様、阿弥陀如来は13.35m、東大寺の大仏様、廬舎那仏は18.18mである。

ジム仲間との鋸山登山の楽しい休日は続きます。

 

 

 

 

 

 

ジム仲間と鋸山日本寺と保田漁港、ばんやで海鮮料理、南房総

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ジム仲間との楽しい鋸山登山の続き。

乾坤山日本寺の薬師瑠璃光如来に参拝した後は、日本寺本殿に向かう。

 

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境内には早咲きの桜の花が開き始めている。

案内文によると、この山には1,500本の桜や梅が植えられているのだそうだ。

 

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薬師本殿医王殿。

昭和十四年に焼失し、平成十九年に再建されている。

焼失前には、源頼朝による医王殿の扁額が掲げられていたそうだ。

 

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山の上から見ると真新しい大きな本殿が建てられていたが、ここまで来てみると、まだ建設中で拝観禁止とのことで、この階段が封鎖されていた。

この位置からだと、真新しい鐘楼しか見えない。

 

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乾坤山と書かれた仁王門を抜け、山を下る。

この道が表参道なのだ。

 

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長い長い石段を下り、膝が抜けそうになる頃、やっと麓に下りることが出来た。

標高330mの山頂から一気に下り、ここは標高5~6m。

内房線沿いに保田駅を過ぎ、さらに保田漁港に向かう。

この辺りは単線で、線路脇には柵も無い。

植え込みの切れ目から線路を見てみると、ここを渡って人が行き来しているようだ。

 

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ようやく保田漁協の前まで来た。

 

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港の周辺には水仙の花。

 

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キダチアロエの花がこんなに沢山咲いている。

 

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海のすぐそばにもキダチアロエの群生。

風が吹けば塩水を浴びる場所だが、キダチアロエが塩に強いとは知らなかった。

 

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可愛い紫の花も。

これは何と言う花なのだろう。

 

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ようやく目的のお店、『ばんや』に到着。

保田漁協の直営店で、新鮮な海の幸を味わうことが出来る。

私はここに来るのは三回目。

過去二回は車だったので、保田駅から歩くとこんなに遠いとは知らなかった。

 

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浜金谷駅を歩いて出発したのは、午前10時。

そしてここに到着したのは、14時過ぎ。

約4時間、急な山道を登って下り、歩き続けたことになる。

 

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生ビールで乾杯。

メンバーは五人だが、お一人はお酒を飲まれないので、お茶で乾杯。

 

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疲れた身体にビールの旨味が染み渡る。

 

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鯵フライ。

一皿に三枚とのことだったので、二皿注文。

 

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肉厚でとても美味い。

前回来た時に美味しかったので、リピートしたのだ。

結局私が二枚食べてしまった。

 

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鯵のなめろう。

これも二皿注文したが、量の多さに驚く。

生姜がたっぷり入っているので、このまま食べても美味しい。

 

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生ビール二杯目。

二杯目でようやく味わう余裕ができ、少しゆっくり飲み進む。

 

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刺身七種盛り。

さすが刺身が新鮮で美味い。

 

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ビールを飲み干すと、黒霧島をボトルで注文。

 

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海鮮サラダ。

 

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イカゲソフライとタコ酢。

イカゲソフライは半分食べてしまってから撮影。

 

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〆は握りずし。

これは並。

並と特上を頼んだが、特上は撮影忘れ。

 

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私は漁師丼。

シャリが見えないほど大きな切り身の刺身がのっている。

刺身だけでもうお腹は一杯。

 

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14時に到着した時は満席だったが、さすがに16時近くになっると客が少なくなってきた。

 

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お腹がいっぱいになり外に出ると、漁港には西日が射している。

 

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約15分の道のりを歩き、保田駅に到着。

時刻表を見ると、上り下りとも基本的に一時間に一本。

 

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ホームに立ち、10分後の電車を待つ。

駅舎が瓦葺きなのが郷愁を誘う。

スマホの歩行計をチェックすると、約14km、18,000歩余り歩いている。

 

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電車に乗り込み、海沿いの線路を走る。

茜色に染まる対岸には、富士山。

画面中央、電柱の左側にうっすらと見えているのが富士山。

 

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疾走する電車の窓から連続撮影し、一番良い画像を選んだが、丁度電線が富士山の中腹を貫いてしまっている。

ジム仲間5人での、疲れたが楽しく美味しい鋸山登山でした。

 

 

 

 

 

 

フランスで買ったシェーブルと今夜のお家ワイン、グノーム・ノウズ、シラー、フランス

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約二ヶ月前のこと、フランス旅行で購入したシェーブルを食べることにした。

 

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ノルマンディー地方のソワニヨンのル・シェーブル。

ソワニヨンはフランス産シェーブル・チーズのトップ・ブランド。

 

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真っ白な白カビに包まれたシェーブルが美しい。

 

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とてもクリーミーなタイプだ。

少し若すぎるのかもしれない。

 

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少し時間が経ち温度が上がってくると、トロトロ感が出てきた。

円やかな酸味がたまらなく美味い。

 

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ついでに、チーズのピリ辛オリーブオイル漬けも食べてみよう。

 

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二種のチーズを交互に味わうのも楽しい。

 

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合わせたワインは、フランスのザ・グノーム・ノウズ、シラー、I.G.P.ペイドック、2016年。

ラングドック・ルーション地方のワインである。

酒販店で見付け、ジャケ買いした二本のうちの一本。

どんなワインなのか調べようとしたが、輸入会社=ドウシシャのH.P.にも日本のサイトにも載っておらず、フランスのサイトでも見つからない。

 

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米国のサイトでやっと見つけたが、造り手はル・セリエ・デオールという会社のようだ。

エチケットの表記も英語になっているところを見ると、米国市場向けの製品のようだ。

グノームとは”土の妖精”で、地中に住み、金銀の在処を知っている醜い小人の老人なのだそうだ。

 

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第21回ベルリン・ワイン・トロフィー、2017年で金賞を受賞している。

 

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そのグノームがぶどうを籠にいっぱい背負っているということは、このぶどうが美味しいということをグノームは”知っている”ということだろうか。

 

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色合いは紫を含む濃いガーネット。

黒果実の豊かな凝縮感。

黒胡椒などのスパイスのヒントも。

これはなかなか美味いシラーだ。

フランスのちょっと不思議なシラーを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

 

ハンバーガー&スパークリング・ワインでランチ、バビーズ、汐留

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先日のお昼過ぎのこと、汐留シティセンターのお店で茶目子さんと待ち合わせ。

 

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お店は、ニューヨークから日本に進出した、『バビーズ』。

ステーキとハンバーガーとパイで有名なお店だ。

ここが出来た時の店長さんが友人だったので、よく訪問しているお店。

その友人も今や運営会社の事業部長に昇進している。

ここでワイン会を開いたこともある。

今夜はアメリカン・ナイトの会、バビーズ、汐留

 

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『バビーズ』は1990年にニューヨークで創業したパイ屋さん。

通路に面したショーウインドウには、何種類かのパイ。

昼過ぎなので、既に個数が減っている。

 

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パイに続き、アメリカ家庭料理のお店として、ステーキ、ハンバーガーを中心に発展してきた。

”バビーズ”とは、”グランマ”、”おばあちゃん”という意味。

 

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茶目子さんが到着すると、スパークリングワインで乾杯。

お昼ではあるが、次の予定まで時間がたっぷりあるのでボトルで飲むことにする。

南オーストラリア州のマクラーレン・ヴェールでハーディーズが造る、ハーディーズ・スタンプ。

 

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グレープフルーツや青リンゴの香り。

適度の酸とミネラルを持つ爽快なスパークリングだ。

ぶそうは、シャルドネとピノ・ノワール。

店は満席だが、私はちょっと常連なので四人用のテーブルをゆったりと使わせてもらう。

 

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私のハンバーガーは、ブルーチーズ・バーガー。

 

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牛肉100%のパテは、200gの大きさ。

パテの上には、たっぷりのブルーチーズ。

 

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サイドメニューはフレンチフライ、グリーンサラダ、コールスローの中から選ぶことが出来る。

二人ともフレンチフライを選択。

熱々のポテトが美味い。

 

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茶目子さんはアボカド・チーズ・バーガー。

これも凄いヴォリュームだ。

 

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ボナペティート。

ハンバーガーは見ているだけで嬉しくなる。

スパークリングとの相性も抜群。

 

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お供はハインツのケチャップとマスタード。

ハインツは1876年創業のアメリカの食品メーカー。

 

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テーブルにはナイフは置かれていない。

油紙で包んでかぶりつくのがここの流儀。

肉はミディアムの焼き加減。

ジューシーな肉の旨みが口いっぱいに広がる。

 

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昼に飲む泡は格別だ。

一本を飲み干してしまった。

食後は、お店のもう一つの名物のパイを注文することにする。

 

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茶目子さんのパイは、バナナ・クリーム・パイ。

これは驚きの大きさ。

中にはぶつ切りのバナナがゴロゴロ入っている。

 

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私のパイは、マイル・ハイ・アップルパイ。

ここの定番のパイだ。

大きなパイなのだが、温めてもらったのでぺったんこになってしまった。

シナモンの香りがするたっぷりの林檎が美味い。

この量の生クリームは、いかにもアメリカン。

 

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お供はコーヒー。

大きなミルクポットが付いてくるのも楽しい。

 

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カップの向きを変えると『バビーズ』の名前が現れる。

このたっぷりの量がアメリカ的で嬉しい。

 

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大きなハンバーガーとパイとたっぷりのワインとコーヒーでお腹はいっぱい。

お店を出ると、次の目的地に向かう。

先程まで私達が食事をしていた窓際のテーブルには、空いた皿やコーヒーカップ。

入店した時は満席だった店内も、この時間になると空席が目立つ。

汐留の大好きなお店、『バビーズ』での茶目子さんとの楽しいランチでした。

 

 

 

 

 

 

東京ミッドタウン日比谷で「グリーン ブック」鑑賞のあとはメキシカン、トロ・トーキョー、銀座

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汐留の『バビーズ』を出て向かったのは、東京ミッドタウン日比谷。

 

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以前は六本木ヒルズで映画を観ることが多かったが、最近はミッドタウン日比谷のアクセスが良いのでここが多くなった。

 

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アトリウムではワイン輸入会社のイヴェントが開かれている。

 

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ピ―ロート・ジャパンの催しだ。

私もここの会員になっていて以前はよく購入していたが、最近はご無沙汰している。

 

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汐留の『バビーズ』でゆっくりランチを楽しんだので、TOHOシネマズ日比谷に着いた時にはPRヴィデオや予告編が既に始まっていた。

 

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「キングダム」は4月19日封切。

 

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おどろおどろしい予告編が始まった。

これはキングギドラ。

 

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「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は5月31日封切。

 

観た映画は、「グリーン ブック」。

今年の第91回アカデミー賞で、作品賞、助演男優賞、脚本賞を受賞した作品だ。

人種差別とそれを乗り越える友情の物語だが、登場人物はアフリカ系、ユダヤ系、スラブ系、そして主人公自身がイタリア系と、まさに人種の坩堝。

 

トニー・リップ・バレロンガ役のビゴ・モーテンセン(右)もドクター・ドナルド・シャーリー役のマハーシャラ・アリ(左)も素晴らしい演技だ。

助演男優賞を受賞したのは、マハーシャラ・アリ。

人種差別問題を扱った映画と言えば、「ミシシッピー・バーニング」、「ドライビング・ミス・デイジー」、「それでも夜は明ける」などを思い出すが、ハート・ウォーミングという意味では「ドライビング・ミス・デイジー」と同じく心穏やかに観ることができる。

 

ビゴ・モーテンセンと言えば、「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役を思い出すが、「グリーン・ブック」では異なる役どころを見事に演じている。

ドロレス役はリンダ・カーデリニ。

綺麗すぎると思ったが、映画の最後に紹介された実際のドロレスもかなりの美人だった。

何故か映画が終わる頃には涙が頬を伝い、茶目子さんに気付かれないようにそっと拭う。

 

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東京ミッドタウン日比谷を出ると、ディナーに向かう。

映画の感想を話し合いながら茶目子さんをご案内したのは、銀座コリドー街にある『トロ・トーキョー』。

ここは、ニューヨークを中心に世界中でレストランを展開する”モダン・メキシカン”の旗手、リチャード・サンドバル氏が日本に初出店したお店。

 

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まだ時間が早いので店は空いていたが、30分もすると満席となってしまった。

実はこのお店をプロデュースしたのは知人なので、開店時から何度も来ているお店なのだ。

 

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最初は白ワイン。

チリのヴィニェドス・デ・アギーレがマウレ・ヴァレーで造る、カマレロ、シャルドネ、2017年。

カマレロとはスペイン語で給仕の意味。

エチケットに描かれているのは、頭の皿の上にピンチョスを乗せたカッパの給仕。

ということは、チリにもカッパが居るのだろうか。

 

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ここのワイン・グラスは、ステムの無いタイプ。

早速、乾杯。

 

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ワインのお供に二種の前菜。

 

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ワカモレ、トルティーヤチップス添え。

ワカモレは大好き。

 

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セヴィーチェ、アカプルコ・スタイル。

海老がプリプリで美味い。

 

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右はシュリンプ・フリット。

 

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そして左はラテンカナッペ、”ボッコル”。

ズワイガニとアボカドのカナッペである。

 

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自家製コーントルティーヤのタコス。

 

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具は、ポークと菜の花のソース。

これは季節感があって面白い。

ニューヨーク発のモダン・メキシカンのお店、『トロ・トーキョー』での楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

モダン・メキシカン、トロ・トーキョー、そしてバー、ブリック、銀座

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ニューヨーク発のモダン・メキシカン、『トロ・トーキョー』で茶目子さんと過ごす楽しい夜の続き。

 

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白ワインを飲み干すと、赤ワインに切り替え。

白と同じくチリのヴィニェドス・デ・アギーレが造る、カマレロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、2017年。

カマレロはスペイン語で給仕という意味で、赤のエチケットも白と同じくカッパの給仕。

 

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自社畑のぶどうで造られたカベルネはバランスの良いミディアム・ボディで、スイスイ飲めてしまう。

 

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ビーフ・チュラスコ。

ここではシュラスコではなく、チュラスコと表記されている。

ブラジルはポルトガル語なのでシュラスコだが、メキシコはスペイン語なのでチュラスコなのだ。

ビーフは串から外されると、熱々の鉄板に乗せられる。

 

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このビーフは、店内に置かれた熟成庫でドライ・エイジングされている。

 

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丁度ミディアムの焼き加減。

 

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ソースは二種類。

サルサは肉にも良く合う。

 

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熟成された赤身肉は旨味が詰まり、柔らかく美味い。

 

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私はテキーラ・オンザロックス。

チェイサーは、グレープフルーツ・ジュース。

 

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茶目子さんもテキーラ。

そしてチェイサーはオレンジ・ジュース。

 

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私はテキーラを飲み干すと、カシャッサを注文。

少し臭みがあってなかなか美味い。

 

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〆はメキシカンライス。

 

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デザートは小振りなのでお腹はいっぱいでも何とか完食。

汐留の『バビーズ』でランチに大きなハンバーガーとパイを食べているのでお腹が空いていなかったが、メキシカンは味が変わるので美味しく食べることが出来た。

 

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『トロ・トーキョー』を出ると、ナイトキャップを1杯だけ飲みに行くことにする。

茶目子さんをご案内したのは、銀座の老舗バー、『ブリック』。

 

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このお店の創業は1951年。

まだ若い頃に自前の金で飲む時に通ったお店だ。

 

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地位が上がると高級なバーやクラブに通うようになり、ここに立ち寄ることはなくなった。

今はクラブ活動もしなくなったので、ボトルを置いているのは七丁目の『シェイク』のみとなった。

 

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そこで、昔のまま変わることのない『ブリック』にまた舞い戻ったのだ。

昔通っていた頃は、バーテンダーはみんな年上だった。

今夜は二人のバーテンダーが居るが、この二人が生まれる前から私はここに来ていたのだと思うと不思議な気がする。

 

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私が選んだのは、ラガヴーリン、16年。

大好きなアイラ・モルトのひとつだ。

 

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茶目子さんは、ホワイト・レディ。

ジンをベースに、ホワイト・キュラソーとフレッシュ・レモンジュースを加えたショート・カクテル。

 

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バーのカウンターに並ぶアイラ・モルトとホワイト・レディ。

うっとりとする美しさ。

 

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改めて乾杯。

といっても、ホワイト・レディをこぼすといけないので持ち上げてグラスを合わせることは控える。

 

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コースターには創業年の’51の文字。

お店を出ると、涼しい夜風で酔いを醒ましながら銀座を散策。

 

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茶目子さんを地下鉄の駅で見送ると、満腹のお腹を癒すため、そのまま東京駅まで歩くことにする。

東京駅の八重洲口も綺麗になった。

茶目子さんと過ごす、汐留、日比谷、銀座での楽しい半日でした。

 

 

 

 

 

 

 

彼女とミュゼでフレンチ・ディナー、ポール・ボキューズ・ミュゼ、国立新美術館、六本木

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一月下旬のこと、彼女と東京ミッドタウン六本木で待ち合わせ。

 

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二人で向かった先は、国立新美術館。

国立新美術館が出来る前は、ここには東大生産技術研究所があったので、その頃はこの場所に時々来ていた。

 

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美術館自体は既に開館時間を過ぎているが、この中にあるフレンチのお店、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』は営業している。

 

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エントランスを入ると、『ポール・ボキューズ』のスタッフが出迎えてくれる。

レストランは、この逆コーンの上にある。

 

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エレベーターで三階に上ると、レストラン・フロアー。

テーブルは空中に突き出したような場所、コーンの外周の縁に並べられている。

この絵を見ると、高所恐怖症の方は入店をためらうのではないだろうか。

 

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レストランの入り口の真反対側、一番奥の何時ものテーブルに案内される。

私の席からは、窓越しに東京タワー。

 

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そして目を右手に向けると、六本木ヒルズ。

 

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さて、今夜はどんな料理とワインに出会えるか楽しみだ。

 

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最初のワインは、定番のスパークリング。

ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2015年。

 

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ブルゴーニュを代表するクレマン専業メゾンで、シャンパーニュ方式による高品質クレマンの生産で評価が高い。

 

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バゲットと鶏のリエットが届く。

この鶏のリエットは隠し味にカレーパウダーが使われていて、とても美味しい。

 

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以前の記事でも書いたが、バゲットは『ポール・ボキューズ』各店毎に焼きが少しずつ異なる。

ここのバゲットは一番カリッと焼かれていて、私の好み。

 

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ヴーヴ・アンバルのクレマンのミレジムは彼女も私も大好きなので、気が付けばバゲットをお供に4杯も飲んでしまった。

 

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前菜は、フランス産フォアグラのソテー、ソース・モリーユ、ブリオッシュと胡桃のサラダ添え。

 

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大きなフォアグラが、ブリオッシュを枕に横たわっている。

なんとも肉感的な姿だ。

ソース・モリーユは、モリーユ茸を刻んで入れた赤ワインソース。

 

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白は彼女が好きなソーテルヌの辛口。

クロ・デ・リュンヌ、キュヴェ・リュンヌ・ダルジャン、2012年。

 

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ペサック・レオニャンのトップ・シャトー、ドメーヌ・ド・シュヴァリエのベルナール家がソーテルヌで造るワインで、醸造はシュヴァリエのチームが担当している。

セパージュはセミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%。

 

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平目のブレゼ、サフラン風味のスープ仕立て、ジュリエンヌ・レギュームと共に。

ジュリエンヌ・レギュームは、細切り野菜のこと。

 

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油で焼いて焦げ目をつけた後にスープで蒸された平目が美味い。

モンサンミッシェル産のムール貝が良い味を出している。

六本木の国立新美術館にある『ポール・ボキューズ ミュゼ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 


彼女とミュゼでフレンチ・ディナー、ポール・ボキューズ ミュゼ、国立新美術館、六本木 2

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六本木、国立新美術館の『ポール・ボキューズ ミュゼ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

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ボジョレーのジョルジュ・デュブッフが造る、フルーリー、キュヴェ・プレステージ、2005年。

10個あるクリュ・ボジョレーのひとつで、ムーラン・ナ・ヴァンが最も力強く、フルーリーが最も華やかなクリュである。

 

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彼女はガメイがあまり好きではないが、このフルーリーは美味しいという。

キュヴェ・プレステージは、良いぶどうが収穫できた年にのみ造られる特別なワインで、日本では『ひらまつ』でのみ飲むことができる。

 

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牛ヒレ肉のポワレ、ジューソースと赤ワインのエッセンス、玉ねぎとじゃがいものローストと季節の野菜を添えて。

 

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添えられた野菜も美味しそう。

 

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ヒレ肉のポワレ。

 

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切り分けると、素晴らしい焼き色。

ヒレ肉は元々柔らかいので、この位の火入れが一番美味い。

 

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洋梨とプルーンの赤ワイン煮と、ヴァニラ風味のアイスクリーム。

 

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プルーンはどこかと探したら、洋梨とアイスクリームの間に隠れていた。

 

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「ミュゼのお料理は美味しいので好きよ。今夜も素晴らしかったわ。ありがとう」と彼女。

「ここは雰囲気が特別なのも良いね。また来ようね」と私。

 

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逆コーンのタワーと、三階のフロアーを結ぶ橋を渡り、帰途に就く。

 

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こうして横から見ると、やはり高所恐怖症の人には不向きなレストランだ。

 

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国立新美術館の中は既に照明も落とされ、暗くなっている。

明るく輝いているのは、エントランス。

 

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国立新美術館を出て振り向くと、エントランスの円錐が美しく輝く。

 

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光る高層ビルは、六本木ヒルズ。

遠く見えるが、歩いても10分とかからない。

 

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向かったのは、東京ミッドタウン六本木。

 

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その理由は、ここに立ち寄るため。

プレッセ・プレミアムは、六本木ヒルズの成城石井と同じく、夜遅い時間でもサラダが揃っているのだ。

 

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彼女の朝食用のサラダを何品か購入。

 

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こちらはチーズのコーナー。

この量と種類は圧巻だ。

見始めると時間がいくらあっても足りなくなるので、夜も更けた今夜は諦める。

彼女と過ごす六本木の夜は楽しく更けていきました。

 

 

 

 

 

 

今夜は彼女とアブルッツォ料理、トラットリア・ダイ・パエサーニ、高田馬場

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昨年末に訪問したレストランが良かったので、再訪することに。

彼女と高田馬場で待ち合わせ、お店に向かう。

 

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『トラットリア・ダイ・パエサーニ』は都内でも珍しい、アブルッツォ料理のお店。

イタリアでもアドリア海側の州、マルケ、アブルッツォ、モリーゼ、プーリアは田舎のイメージが強く、地中海側のトスカーナ、ラツィオ、カンパーニャに較べて知名度が低い。

 

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でも、このお店はとても居心地がよく、料理もワインも美味しいのだ。

天井からぶら下げられているのは、赤唐辛子とニンニク。

 

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奥の部屋にはアブルッツォの品々がいっぱい置かれている。

 

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オーナーのジュゼッペ・サバティーノさんが迎えてくれ、歓迎のスプマンテを注いでくれる。

ヴェネト州のアントニーニ・チェレーザが造る、ヴィッラ・デ・ブルン、ラ・ヴェネツィアーノ、スプマンテ、エクストラ・ドライ。

 

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今夜最初の客なので、スプマンテも抜栓したばかりのボトルから注がれる。

グレープフルーツや青リンゴの香りを持ち、切れの良い辛口。

 

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最初はお店のスペシャリティ、自家製アブルッツォ・サラミの盛り合わせ。

オーナーのジュゼッペさんは、サラミ・マイスターでもあるのだ。

 

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この色の濃いコッパは、ジュゼッペさんが自分用に少量保管していた9年熟成品。

販売用は3年熟成だが、9年熟成と味を較べてもらいたいと出してくれた。

 

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二人に取り分けても、この量。

初めてきた時よりも多い気がする。

手前の野菜は、ジュゼッペさんが千葉の自家菜園で育てた茄子。

 

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9年熟成のコッパは色が茶色く変色し、味が濃縮されて美味い。

豚の生ハム、羊の生ハムも美味。

店の入り口の横には、大きなサラミ熟成庫が置かれている。

 

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スプマンテを飲み干すと、白ワインを抜栓。

アブルッツォを代表する白ワイン、トレッビアーノでお薦めをお願いした。

テッラ・ダリージ、トレッビアーノ・ダブルッツォ、2016年。

 

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柑橘や青リンゴのフレッシュな香り。

熟した洋梨やパイナップルのニュアンス。

しっかりした酸を持ち、ミネラルとのバランスも良い。

 

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大麦と海老、ズッキーニのサラダ仕立て。

 

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予想と異なるアピアランスが面白い。

 

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大麦がこんなに美味しかったのかと驚く。

このプリプリ感が素晴らしい。

 

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パスタは、うずら豆とポルチーニ茸のカンナルンジェッレ。

カンナルンジェッレはアブルッツォのパスタ。

 

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中空のパスタは肉厚で短く、リガトーニとは明らかに形状が異なっている。

 

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いかにも田舎料理といった感じだが、これが美味い。

しかし質感があるので、これだけでお腹がいっぱいになってしまう。

 

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壁に掛けられた絵は、良く見るとお店のオーナーのジュゼッペ・サバティーノさん。

ご自慢の、お手製のプロシュートやサラミを前にポーズをとっている様子が上手く描かれている。

高田馬場のアブルッツォ料理の名店、『トラットリア・ダイ・パエサーニ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

今夜は彼女とアブルッツォ料理、トラットリア・ダイ・パエサーニ、高田馬場 2

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高田馬場にあるアブルッツォ料理のお店、『トラットリア・ダイ・パエサーニ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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赤ワインはボトルで注文。

アブルッツォのワインとくれば、モンテプルチアーノ。

チアヴォリッチが造る、アンチッラ、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ、2017年。

 

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このモンテプルチアーノ、前回飲んだものより果実味もタンニンも強い。

前回のは洗練されていたが、こちらのは重厚感がある。

彼女は前回の方が好きとのことだが、私はこれも好きだ。

 

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色合いはかなり濃いが、割と綺麗なワインアートが現れた。

アブルッツォやプーリアのワインにはアルコール度数が高いものが多く、このワインもアルコールアタックを感じる。

 

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キハタとアンコウの串焼き、アスパラガスとビーツ添え。

香ばしい香りが食欲を誘う。

 

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キハタもアンコウも底魚なので、身がプリプリに引き締まっている。

 

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量が少なく見えたが、串から外し二人の皿に取り分けると結構なヴォリュームがある。

 

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フォカッチャも届く。

これが美味い。

 

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仔羊のアロスティチーニ。

仔羊の串焼きが5本。

前回は骨付き仔羊肉のグリルを食べたので、今回は別のラム料理を選んだ。

 

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何だかイスラムの国の料理のようだと思ったが、スパイシーではなく、ラムの旨味を感じるシンプルな味付け。

 

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ドルチェはこのお店の人気メニューをふたつ頼んだ。

これはマイェッラ。

 

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そしてもう一つは、チャッチャコーラの巣。

 

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ジュゼッペさんがスプーンで卵のような菓子をコンコンと叩いて割ってくれる。

 

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なかから現れたのは、まさに卵の黄身と白身のようなお菓子。

 

 

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マイェッラも割ってみると、こちらも中は玉子のようになっている。

アブルッツォの方達は玉子がお好きなようだ。

 

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彼女と半分ずつ取り分けて味わう。

 

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ジュゼッペさんが、お手製のリモンチェッロを持って現れた。

 

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「続けて来てくれてありがとう。これ、私が作ったリモンチェッロ、飲んでみて」とのこと。

ジュゼッペさんは彼女にはイタリア語で話すが、私には日本語。

これは美味い。

彼女は以前、西麻布のプーリア料理のお店、『アンティキ・サポーリ』で食後にリモンチェッロを飲み過ぎ、酔って気持ちが悪くなったことがあるので、今夜は一口味見しただけでグラスを私にくれる。

 

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〆はセガフレードのコーヒー。

今夜の料理もドルチェも美味しかった。

ジュゼッペ・サバティーノさん、お世話になりました。

彼女と過ごす、高田馬場の夜は楽しく更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

今日も楽しくウォーキング、鴨の渡りと枝垂桜 & 今夜のお家ワイン、クアルテル、シャルドネ、チリ

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三月上旬の晴れた日、空と海を眺めたくなり、海浜にウォーキングに出掛けた。

 

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青い空にぽっかりと浮かぶ白い雲。

右下の雲は亀、左の雲は空飛ぶマンボウ、それとも豚の蚊遣器。

 

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どこまで歩いても空は青く雲は白い。

真ん中の雲はコオロギ、それとも「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」のスプリンター先生。

右上の雲はどう見ても「アイス・エイジ」に出てくるスクラット(ドングリを追いかける架空のリスの祖先)。

 

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真ん中の雲が『ル・プーレ・ブラッスリーうかい』で食べたロティサリーチキンに見えてくるのは、お腹が空いた兆候だろうか。

 

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これが、そのロティサリーチキン。

 

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東京湾では海と空の境界がはっきりしている。

年末年始は対岸の房総や富士山が見えるのだが、春になると靄って遠くは見えない。

 

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脚を延ばして鴨の飛来池にも行ってみた。

池に浮かぶのはほとんどがユリカモメ。

 

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ここにはオナガガモが何羽か集まっている。

 

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春の陽光を受け、陸に上がって羽根の手入れをしている鴨も居る。

色鮮やかで尾羽が長いのが雄。

地味な茶色が雌。

もうすぐ渡りの季節、いっぱい食べて体力をつけてもらいたい。

この日も楽しい9kmのウォーキングでした。

 

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話は飛んで、これは二週間後、今日の四日前の同じ池。

鴨の姿は全く無く、ユリカモメが数羽残っているだけ。

このユリカモメも間もなく北に渡るのだろう。

この池にオナガガモもユリカモメも居なくなると、桜の季節。

 

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枝垂桜は既に四分咲きになっている。

今年は花の数が少ない。

昨年秋の台風による塩害の影響なのだろうか。

 

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昨年は四月初めに観に行ったら、既に葉桜になっていた。

 

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今年は数日後が満開になると思うので、もう一度観に来たいと思う。

枝垂桜の一週間後がソメイヨシノの満開、ジム仲間との月末のお花見も楽しみだ。

 

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今夜は気軽なチリのシャルドネを抜栓。

あ、スクリューキャップなので開栓。

クアルテル、セントラル・ヴァレー、シャルドネ、2017年。

 

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これは成城石井が輸入するワイン。

女性が選ぶワイン・コンクール、サクラアワードで銀賞を受賞している。

 

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クアルテルとは、ぶどう畑の”区画”。

良い区画のぶどうのみを使って作られているのだそうだ。

 

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グレープフルーツ、洋梨、青リンゴの香り、口に含むとパイナップルやハチミツのニュアンス。

フルーティーな果実味を持つ、綺麗な辛口。

ぶどうはシャルドネが85%で、残りは他の品種。

大部分はステンレスタンクで熟成されているが、25%はアメリカン・オークの樽で熟成されている。

気軽で美味しいチリのシャルドネを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

 

彼女とちょっと豪華にイタリアン、リストランテASO、代官山

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彼女と恵比寿で待ち合わせ。

 

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今夜は二人が大好きな邸宅イタリアンでディナー会。

車に乗り、代官山に向かう。

 

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旧山手通りに入り向かった先は、『リストランテASO』。

樹齢300年の欅の林に囲まれた、邸宅イタリアンである。

旧山手通りに面した建物は『カフェ・ミケランジェロ』。

この中を通り抜けると、奥に『リストランテASO』がある。

 

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今夜は大きなパーティーなので、広いホールが会場。

高橋支配人に案内された私達のテーブルは、何時もと同じ、入り口から一番奥の中央、マントルピースの前。

「今夜もメインテーブルね」と彼女は嬉しそう。

 

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既にホールには多くの客。

ホールの写真を撮れないので、天井のシャンデリアをパチリ。

 

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テーブルには何時もの絵皿。

この絵皿を見ると、ここに来たことの実感が湧く。

 

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最初はシャンパーニュ。

ドゥラモット、ブリュット、プール・ヒラマツ。

サロンの姉妹メゾンのドゥラモットが『ひらまつ』のために造るスペシャル・キュヴェ。

 

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シャンパーニュのお供はグジェール。

練り込まれたチーズの香りが食欲をそそる。

 

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熱々のパンも届く。

 

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パンとホイップバターとの相性が好く美味しいので、シャンパーニュのお供にどんどん食べてしまう。

前菜が出される前にパンを半分食べ、シャンパーニュを三杯飲んでしまった。

 

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今夜の白ワインは、アルザスのドメーヌ・ヴァインバックが造る、リースリング、キュヴェ・サント・カトリーヌ、2011年。

ヴァインバックは1612年設立の歴史あるドメーヌ。

サント・カトリーヌはとても貴重なキュヴェで、私も飲むのは二度目。

 

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素晴らしい果実味と熟成感。

やはりヴァインバックのサント・カトリーヌは美味い。

天然酵母を用い、アルザスの伝統的な古い(50~60年使用)大樽(1,500ℓ~6,000ℓ)で時間を掛けて熟成。

ぶどう栽培はビオディナミ。

 

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前菜は、フォアグラのソテー、蕪とポルチーニと和牛のラグー、トリュフの香り。

 

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蕪の蓋と黒トリュフとフォアグラを取り除くと、ポルチーニのペーストと和牛のラグーを詰めた蕪。

フォアグラは蕪や大根と一緒に食べると本当に美味い。

 

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二種類目の白は、サンセールのアルフォンス・メロが造る、サンセール・ブラン、ジェネラシオンⅩⅠⅩ、2009年。

アルフォンス・メロはサンセールで19代続く名門。

ワインの名前のⅩⅠⅩはローマ数字で19で、ジェネラシオン19は19代目のこと。

19代目のアルフォンス・メロが造る高級なスペシャル・キュヴェである。

 

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熟成が進み、粘性も高い。

強い果実味、酸味とミネラルも充分に持ち、複層的な厚みのあるボディ。

素晴らしいソーヴィニヨン・ブランである。

ぶどう栽培はビオディナミで、ロワールでは珍しいオーク樽を用い、シュール・リーで熟成されている。

 

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白二種類の飲み較べ。

右がアルザスのリースリング、キュヴェ・サント・カトリーヌ、左がサンセールのジェネラシオンⅩⅠⅩ。

 

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パスタはアニョロッティ、帆立貝と菜の花。

アリョロッティはピエモンテ地方のパスタ。

 

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大きな帆立には旨味が詰まっている。

 

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アニョロッティの中には、リコッタチーズ。

これは美味い。

代官山の邸宅イタリアン、『リストランテASO』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

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