三田の『カサ・デ・マチャ』でPEDROさんのペドロ・スパイスカレーを味わった後は、遊歩さん、KEiさん、しづちゃんと私の四人でディナーまでの時間を品川プリンスホテルで過ごすことにする。
ホテルと言っても、向かった先はボウリングセンター。
お腹が空かないので、少し運動することにしたのだ。
皆さんボウリングをするのは〇十年目。
私は18歳の頃はたまにプレーしても平均スコアが220~230くらいだったので、〇十年目でもそこそこのレベルは出せると思っていた。
が、甘かった。
過去に経験したことが無いくらいのボロボロのスコアで、完全に落ち込んでしまった。
ボーリング場でタナーバさんと合流すると、早めにディナー会場のマリオットホテル東京に向かう。
既に「令和」を迎える準備が出来ている。
ディナーの予約時間までまだ一時間あるので、5人でお茶をすることにする。
タナーバさんはビール、遊歩さん、KEiさん、しづちゃんは色とりどりのジュース。
トマトジュース、クランベリージュース、グァヴァジュース。
そして私はカフェ・マッキアート。
コーヒー類はお代わり自由なのだそうだ。
まだお腹が空かないので、私は一人で庭をお散歩。
ソメイヨシノは葉桜になっているが、八重桜は満開。
灯篭越しに見る近代的なホテルも美しい。
高低差を上手く利用した庭には、こんな滝もある。
ずらりと並ぶ提灯を見ると、元号が書かれている。
お腹を空かすため、坂道をダッシュしてカロリー消費に努める。
ホテルに戻り、名古屋の海の桜さんを迎えると、予約時間には少し早いがディナー会場の『ラウンジ&ダイニング G』に移る。
テーブルに置かれた白い塊に水を掛けると、むくむくと膨らみお手拭きに。
これ、Tシャツとか色々あったよね、と盛り上がる。
今夜はシャンパーニュのフリーフローの会。
メンバーは、主賓の遊歩さん、海の桜さん、そして東京サイドはKEiさん、しづちゃん、タナーバさんと私。
飲んでいるシャンパーニュは、テタンジェ、ブリュット・レゼルヴ
テタンジェは思い出深い好きなブランド。
まだ若い時にテタンジェを初めて飲んだのは、フランクフルトに飛ぶルフトハンザ航空のビジネスクラスで、その美味しさに魅了された。
テタンジェのミュズレは、馬にまたがる騎士。
左がブリュット・レゼルヴ、右がノクターン。
勢いのある泡立ち。
美味しいので、三杯を立て続けに飲んでしまう。
セパージュは、シャルドネ40%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ25%。
アミューズ・ブッシュが届く。
海の桜さんとはブログでは長いお付き合いだが、お会いするのは初めて。
話しが面白い方で、沖縄やワイン・ブロガーさん達のお話しで盛り上がり、何を食べたか記憶にない。
前菜と魚料理がまとめて届く。
まるでハイティーみたいな盛り付けだが、このプランの名前は”イヴニング・ハイティー”。
次に飲んだのは、テタンジェ、ノクターン。
フレッシュでありながら、深い熟成感。
ノクターンは好きだ。
セパージュは、シャルドネ40%、ピノ・ムニエ60%。
それにしても皆さん飲むスピードが早い。
お店のスタッフが注ぐのが間に合わず、バタバタするほどだ。
蛍烏賊のマリネ、山葵風味。
ミニロブスターとそら豆のトルティージャ、筍のグリルとコッパハム、山菜のフリット。
山菜は、こごみ、蕗の薹、タラの芽。
軽く炙った桜鱒のマリネ。
浅蜊と春キャベツのソテー、バジル風味。
先程お茶をしたステージの上では、テタンジェのシャンパーニュ造りのヴィデオが上映されている。
ブリュット・レゼルヴとノクターンの飲み較べ。
「私はノクターンの方が好みですね」と言うと、タナーバさんは「コント・ド・シャンパーニュの方が好きですね」。
そりゃそうでしょうと大笑い。
〆は、桜海老と菜の花のパスタ。
ディナーとしては軽めだが、ランチのペドロ・スパイスカレーがヴォリュミーだったし、この後の予定もあるので丁度良い加減。