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Channel: ワインは素敵な恋の道しるべ
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拡大トライアングル会は浅草探訪、神谷バー

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4月上旬の晴れた土曜日。

久し振りに浅草を訪問。

 

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雷門の前は、通勤時間帯の電車の中のような押すな押すなの大混雑。

 

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人の流れにのると、そのまま仲見世に押し込まれていく。

早く進むことはできないが、立ち止まることもできない。

 

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一時期揉めた家賃問題は、16倍値上げして月25万円とすることを店子側が飲んで決着したが、この賑わいをみていると、月25万円が格安に思えてくる。

 

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満開の桜越しに見る五重塔が美しい。

皆さんこのあたりで写真を撮るので、流れがここで一旦堰き止められる。

 

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桜越しに見る宝蔵門も美しい。

 

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宝蔵門前には、奉納された提灯。

仲見世だけを見るつもりだったが、時間があるので本堂まで進むことにする。

 

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観光客の多くは外国人。

和装で歩いている人も多いが、その半分は外国人。

東南アジア系の方々が和装で参拝している姿も良いものだ。

 

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ようやく本堂に至る。

おみくじの販売所にも長い行列。

 

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抜けるような青空に、五重塔が映える。

 

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浅草寺を出ると、浅草駅で茶目子さんと合流し、『神谷バー』に向かう。

今日は拡大版のトライアングル会なのだ。

 

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程なく、ノンベエさん、ちぃさんが到着し、アペロの準備も完了。

 

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さっそく四人で乾杯。

何故かちぃさんだけジョッキが大きい。

 

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実はビールは、デンキブランのチェイサーなのだ。

ここではビールをチェイサーにしてデンキブランを飲むのが流儀。

 

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テーブルにも「生ビールとデンキブランは相思相愛」と書いた札が置かれている。

 

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酒の肴は、煮込み。

周りのテーブルの常連さん達が食べていたので試してみることにした。

 

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鶏のから揚げ。

これは前回来た時も熱々で美味しかったのでリピート。

 

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鰆のフライ。

これも酒の肴に最適。

 

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チーズの盛り合わせ。

 

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デンキブランを三杯飲んだところで、「電氣ブラン<オールド>も試してみて」とノンベエさん。

このスリムな背の高いグラスがデンキブランの高級版=電氣ブラン<オールド>で、アルコール度数は40%もある(普通のデンキブランは30%)。

 

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ほろ酔いになった四人は『神谷バー』を出て、本会の場所に向かう。

神谷バーにはこんな売店もできている。

今日はノンベエさんが浅草の美味しいお店をご案内してくれることになっているのだ。

友人達と過ごす浅草の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

 


拡大トライアングル会は浅草探訪、本会はトンテキ元気

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浅草で開催した第三回トライアングル会拡大版の楽しい午後の続き。

メンバーは、ノンベエさんとトライアングル会の定例メンバー、ちぃさん、茶目子さんと私。

 

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『神谷バー』を出ると、国際通りを渡り、本会のお店に向かう。

ノンベエさんが案内してくれたのは、『トンテキ元気』。


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この入り口を見ただけで、何だか元気になってくる。

 

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店内は結構広く、奧にはバーカウンターと更に奥には厨房。

 

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壁の黒板には、ハンバーガー発売開始の広告。

トンテキのお店のハンバーガーは、トンバーガーなのだろうか。

 

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まずは生ビールで乾杯。

細かい泡が美味しそう。

 

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ここの生ビールは、川越のKOEDO、毬花(まりはな)。

毬花とは、日本語でホップの花のこと。

飲食店専用の、I.P.A.タイプの樽生ビールである。

浅草でKOEDOの生ビールを飲むことができるのはここだけなのだそうだ。

 

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肉味噌キャベツ。

 

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蒸したキャベツで肉味噌を包んで食べると、生ビールに合って美味い。

 

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溶岩プレート焼き。

 

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春キャベツの甘みがホルモンの味を引き立てる。

 

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テーブルの上に不思議な鈴が置かれている。

お店の方に聞くと、テキーラ専用の鈴で、これを鳴らすとテキーラが届くのだそうだ。
ショーコさんが聞くと喜びそうなシステムだ。

 

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ビールの後はワイン。

このエチケットはこのお店のオリジナルかと思ったら、ワイナリーのオリジナルなのだそうだ。

フランス、ジネステ社が造る、ル・プティ・コショネ、シャルドネ、I.G.P.ペイ・ドック、2016年。

柑橘系の香りを持つ爽やかな辛口。

 

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名物料理、ガッツリッチが到着。

 

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黒トンバーグと黒トンテキの組合わせで、どちらも200gある。

 

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黒トンバーグを四つに切り分けると中から肉汁が染み出し、熱い鉄板から再び湯気が立ち昇る。

 

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トンテキは山葵で食べると美味い。

 

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黒トンバーグも熱いうちに食べることにする。

ジューシーで美味い。

 

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赤ワインも注文。

白と同じくジネステ社が造る、ル・プティ・コショネ、メルロー、I.G.P.ペイ・ドック、2016年。

 

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レバーペースト。

 

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赤ワインにも良く合って美味い。

 

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黒豚串カツ。

これもノンベエさんのお勧めメニュー。

入店した時は準備ができていないので出せないとのことだったが、お店も頑張って間に合わせてくれた。

 

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確かにこれは美味い。

食べることができて良かった。

 

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おつまみも少しもらうことにする。

桜島大根の味噌漬け。

 

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浅草かっぱ漬け。

あっさりとした味付けが心地良い。

 

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満足して店を出ると、入店時には気が付かなかった大きなハンバーガーのプラスティック・モデル。

茶目子さんが上から押し潰して遊んでいるところを見ると、少し酔いが回ったようだ。

こんなトンバーグがあるなら、食べにきたいものだ。

 

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店の前の立て看板には、”カゴフォルニア・リパブリック”と書かれている。

鹿児島の黒豚を使っているので”カゴフォルニア”を名乗っているようだ。

充分に出来上がった四人の浅草探訪は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

拡大トライアングル会は浅草探訪、二次会は手打そば 十和田

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拡大トライアングル会の楽しい夜の続き。

今夜のメンバーは、ちぃさん、茶目子さん、ノンベエさんと私。

 

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『トンテキ元気』を出ると、国際通りを渡り、新仲見世通りに入る。

 

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商店街のアーケードには、「浅草はいつもモダン」の表記。

古き良き伝統と新しい文化が混在する不思議な街だ。

 

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ノンベエさんが案内してくれたお店は、『手打そば 十和田』。

 

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店の中には天麩羅の揚げ場。

その回りを囲むカウンター席で飲むのも楽しそうだ。

カウンターには客が並ぶので、その上の羽子板を撮影。

店主か常連客の誰かがラグビーファンなのだろうか、五郎丸歩選手の羽子板も。

 

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天麩羅を幾つか注文した後は、冷や酒を飲むことに。

ちぃさんと私は浦霞。

 

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茶目子さんとノンベエさんは〆張鶴。

 

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受け皿にこぼすこの注ぎ方が嬉しい。

 

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テーブルにこぼさないように受け皿ごと移動させ、乾杯。

 

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箸袋の句が面白い。

店名の十和田の文字を頭に使い、「十んとこと 和しがそば打ちゃ 田れも好く」。

 

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揚げたての天麩羅が届く。

蕎麦屋の天麩羅と海苔は美味いので酒のアテに最高なのだ。

鱚、メゴチ、蕗の薹、タラの芽、茄子、椎茸。

春の味覚満載で美味い。

 

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私の二杯目は日高見。

ノンベエさんも二杯目を飲まれたが、どの銘柄だったか失念。

 

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二杯目も受け皿にたっぷりこぼしてくれる。

まず一口啜り、受け皿の酒をグラスに移し、更に一口啜る。

蕎麦屋で飲む日本酒は美味い。

ちぃさんが「お蕎麦屋さんで飲む日本酒は初めて」と仰るので、「谷中の大島屋で一緒に飲んだでしょ」と訂正。

 

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〆は盛り蕎麦。

腰のある貴人仕立ての蕎麦が美味い。

量もたっぷりあるのが嬉しい。

 

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『十和田』を出ると、浅草駅に向かって街歩き。

ここはたぬき通り。

 

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辻々にはたぬきの像。

お腹を撫でるとご利益があるのだそうだ。

このたぬきは、愛情たぬき。

 

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こちらは、小町たぬき。

一層美しくなりたい人がお腹を撫でるとご利益があるそうな。

 

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たぬき通りには、11体のたぬきの像が置かれている。

一番ご利益を欲しいのは、大黒たぬきかな、それとも愛情たぬきかな。

 

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突き当りは仲見世通り。

屋根越しに、スカイツリーが見えている。

 

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夜も遅い時間となり、日中はあんなに混雑していた仲見世通りも閑散としている。

家路を急ぐ人たちに混じり、一路浅草駅へ向かう。

ちぃさん、茶目子さん、ノンベエさんと過ごす、浅草での拡大トライアングル会の夜は楽しく更けていきました。

 

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ノンベエさんから粋なお土産をいただいた。

ふじ屋の染絵てぬぐい。

この藤の絵は、十個の”い”と真ん中を貫く”し”で構成され、”い・とお(十)・し”=”いとし藤”という図柄。

 

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手拭いの図柄は、”鎌”と”輪”と”ぬ”、つまり”かまわぬ”という図柄。

江戸の洒落を感じる面白い手拭いだ。

 

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ふじ屋は1946年創業で、現当主は三代目。

描いた図案を注染染めという手法で染め上げている。

手拭いは吸水性、速乾性に優れているので、夏場に活躍しそうだ。

ノンベエさん、素敵なお土産をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

彼女ともうひとつの何時ものフレンチで、レストランひらまつ レゼルヴ、西麻布

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彼女と六本木ヒルズで待ち合わせ。

 

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車で向かったのは、西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』。

陽が長くなり、ディナーに向かう時間でもまだ明るさが残っている。

お店の前の植物も勢いを増しているようだ。

 

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エントランスをくぐり、二階のレセプションに続く白大理石の階段を上る。

 

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坂元支配人に迎えられ、今夜のテーブルに案内していただく。

 

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今夜も、大好きなシャルル・シャプランの絵、「A song silenced」が迎えてくれる。

 

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ここには色々なところに美しい陶磁器が置かれている。

ロイヤルコペンハーゲンの陶磁器で、平松シェフのコレクションなのだ。

 

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まだ早い時間なので店内に他の客は居ないが、一時間後には満席となってしまった。

奥に見える絵は、ベルナール・ビュフェ、その隣は白く光って見えないが、マリー・ローランサン。

更に右の絵は、再びベルナール・ビュフェ。

 

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何時ものテーブルに案内され、着席する。

 

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最初のワインは、何時ものスパークリング、ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、プール・ヒラマツ、2016年。

 

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最高品質のクレマン・ド・ブルゴーニュは、何時もの変わらぬ美味しさ。

2015年に較べ、2016年は黒ぶどうの比率が高いようで、より重厚な造りとなっている。

 

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フランス製のバゲットも変わらぬ美味しさ。

フランスから生地を冷凍で輸入し、ここで焼いている。

 

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ホワイトアスパラガス。

白は、ビネグレットのソース。

緑は、バジルのソース。

 

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白ワインは、アルザスのトリンバックが造る、リースリング、キュヴェ・パルティキュリエール、プール・ヒラマツ、2015年。

トリンバックは1626年創業で現当主は13代目、フランスの全ての三ツ星レストランにオンリストされている銘醸。

そのトリンバックが『ひらまつ』のために造る、特別なキュヴェである。

 

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グレープフルーツやレモンの爽やかな香り。

豊かな果実味と、活き活きとした酸とミネラルのバランスが素晴らしく、余韻も長い。

何度飲んでも美味しいリースリングだ。

 

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真鯛のポワレ、ベーコンと白ワインのソース、春キャベツのベーコン巻き添え。

 

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そら豆が春の季節感を演出している。

春キャベツの上には、たっぷりの黒トリュフ。

 

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今夜のバゲットは一層美味しく感じる。

二個目も熱々で届き、バターをたっぷり付けて食べると美味い。

西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

彼女ともうひとつの何時ものフレンチで、レストランひらまつ レゼルヴ、西麻布 2

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西麻布の”もうひとつの何時ものフレンチ”、『レストランひらまつ レゼルヴ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

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赤ワインは二人が好きな造り手、クローディ・ジョバールのリュリー、ラ・ショーム、2015年。

何度も登場しているワインなので詳細は省略するが、クローディ・ジョバールはブルゴーニュで注目の女流醸造家。

お気に入りの造り手で、クローディのワインは私のセラーにも数本入っている。

 

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赤ワインと白ワインを飲み較べるのも楽しい。

 

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飲んでいる白ワインは、アルザスの名門、トリンバックが造るリースリング、キュヴェ・パルティキュリエール、プール・ヒラマツ、2015年。

 

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ダウンライトにかざし、テーブルクロスに浮かぶ光の模様を見るのが好きだ。

ワインの色や透明度やエッジも良くわかる。

 

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赤でもピノ・ノワールは綺麗に像を結ぶのだが、ラ・ショームは濃いのかあまり光を透過しない。

 

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鴨胸肉のロースト、ジュのソース、季節野菜添え。

 

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鴨の焼き色が美しい。

 

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この白い野菜は何かと思ったら、根セロリだった。

 

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パティシエ特別デセール。

 

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70%カカオのショコラで造られたデセールは、食べるのがもったいないくらいの美しさ。

飴で造られた黄金のバーには金箔があしらわれている。

 

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アイスクリームもショコラ。

パティシエのお名前は失念してしまったが、次回は是非ご挨拶をしたいと思う。

 

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「今夜のお料理も美味しかったけど、何と言ってもデセールが素晴らしかったわね」と彼女。

「そう、美しくて美味しいデセールで一挙にテンションが上がってしまったね。このデセールは、まるで君みたいだよ」と私。

 

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彼女の失笑をかってしまったが、本当にそう思っているのだから仕方がない。

今夜は何故か、ラ・ペルーシュの角砂糖はダークばかり。

インド洋のフランス領レユニヨン島でサトウキビ100%で造られるプレミアム・シュガーだ。

 

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坂元支配人と田中ソムリエールに見送られ、店をあとにする

今夜も歩きたいと彼女が言うので、六本木ヒルズまで肩を並べて散策。

 

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66プラザの蜘蛛の脚の間には、東京タワー。

 

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何時ものとおり、ヒルズの成城石井で彼女用のサラダを購入。

 

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のはずが、今夜は何故か彼女が好きなサラダがほとんど無くなっている。

そこで更に歩き続けることになってしまった。

 

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六本木通りをどんどん進み、六本木二丁目を過ぎる。

彼女が「行きたくなっちゃった」と言うので、ANAインターコンチネンタルでお借りすることに。

ここもメンバーで、何度も宿泊しているのでどこに化粧室があるか熟知している。

 

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さらに六本木通りから内堀通りに入ってしまった。

前方に丸の内の高層ビル群が見えてきた。
「夜の都心を歩くって楽しいわね」と彼女。

「ヒールの靴でこんなに歩いて大丈夫なの。足が痛くなったら背負ってあげるから言ってね」と私。

 

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とうとう日比谷交差点。

ペニンシュラ東京の上には、真ん丸のお月様。

 

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東京ミッドタウン日比谷にまで来てしまった。

そして、日比谷で彼女用のサラダを購入。

彼女と過ごす、西麻布~六本木~日比谷の夜は健康的に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

初夏の海と空、そして今夜のお家ワイン、フレデリック・マニャン、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール

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快晴の先日、海浜公園まで車を飛ばし、ウォーキング。


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抜けるような青空に浮かぶ、白い雲。

 

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カナリーヤシも気温が上がり元気そう。

でもこのヤシの樹、鳥が運んできた木の種子が葉の間で発芽し、宿り木のように成長してしまっている。

 

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東京湾には多くのヨット。

 

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何か大会があるのだろうか、それとも同好会のイベントなのだろうか。

初夏の風を受け、帆が気持ちよさそうに張っている。

 

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鴨の飛来池を観に行った。

昨年は渡りをしないオナガガモのつがいがいたが、今年はオナガガモもユリカモメも全て北に渡ってしまい、池には姿が無い。

代わりに、見慣れない鳥が一羽泳いでいる。

 

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近付いてみると、鵜だ。

顔の白い部分が少なく、首が細くて長いので、カワウのようだ。

内陸部から飛んできたのだろう。
 
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黄色い花が一面に咲く場所を見付けた。
 
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一見たんぽぽのようだが、これはブタナ。
花も葉っぱもたんぽぽにそっくりだが、花茎が長いのが特徴。
 
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葉っぱは厚みがあり表面にびっしりと毛が生えている。
たんぽぽの葉は薄く表面はつるっとしているので、違いがよくわかる。
結構暑かったので、今回のウォーキングの距離はちょっと短く、7.5km。
楽しいウィーキングでした。

 

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今夜は好きな造り手のブルピノを抜栓。

フレデリック・マニャンのブルゴーニュ、ピノ・ノワール、2014年。

 

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初めて飲んだフレデリックのワインは、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ。

その美味しさに魅了され、彼のワインが好きになった。

 

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もう随分前のことだが、フレデリックが来日した時に彼女と共にランチをご一緒する機会があり、彼のチャーミングな人柄に惹かれ、益々彼のワインが好きになった。

 

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フレデリック・マニャンのエチケットは横長く、エチケットの端にワイン情報が書かれている。

昨年秋にブルゴーニュのモレ・サンドニを訪問した時に、フレデリック・マニャン(ドメーヌ・ミッシェル・マニャン)のドメーヌを観に行かなかったのが悔やまれる。

 

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写真に撮ると青に見えるが、実際には濃い紫。

ネックシールやキャップシールの紫を見るだけで、フレデリック・マニャンのワインだとわかる。

コルクの状態も上々。

 

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横から撮影すると色が濃く見えるが、実際には透明感のあるルビー色。

フレデリック・マニャンの名前のワインはネゴシアン物だが、ぶどう栽培は剪定から収穫まで、完全にフレデリックのチームの管理下で行われ、栽培にはビオロジックとビオディナミの中間の、フレデリック独自の手法が用いられている。

 

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フランボワーズ、ブラックチェリーの香り、口に含むとブラックベリー、スミレ、バラのニュアンス。

2014年は酸が際立っている。

円やかなタンニンを持ち、飲み飽きない綺麗なボディ。

大好きなフレデリックのブル・ピノを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

 

 

コニカミノルタプラネタリアで天体ショー & ギンザシックス・エノテカでアペロ、銀座

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3月末のこと。

八重洲で用事を済ませた後、桜を観に行くことにした。


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八重洲の桜並木は満開。

道路で撮影している人を見ると、そのほとんどが中国や欧米からの観光客。


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ここはさくら通り。

海外の観光ガイドブックにも掲載されているのだろうか。

 

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次の目的地は銀座。

銀座でちぃさんと待ち合せているのだ。

外堀通りを東京駅側に渡り、グランルーフを通って南へ下ることにする。

ここは常陸野ネストビールの直営店。

常陸野ネストビールは、茨城県那珂市の老舗、1823年創業の木内酒造が造るクラフトビール。

 

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東京駅の八重洲側も再開発が始動した。

ここは八重洲一丁目東地区の再開発で、2023年竣工予定。

お隣は八重洲二丁目北地区の再開発で、2021年竣工予定。

 

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グラントウキョウサウスタワー手前には、『ウォルプタス』がある。

 

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地中海料理を中心としたお店で、オリーブオイルを使ったパスタやタパス、極薄のプロシュートが美味しいお店だ。

 

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銀座でちぃさんと待ち合わせ向かった先は、有楽町マリオンの9階にあるコニカミノルタ プラネタリア TOKYO。


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昨年12月19日に開業したばかりの新しいプラネタリウムである。

東京ミッドタウン日比谷の開業に合わせ、日劇がTOHOシネマズ日比谷に移った後にできた施設だ。

 

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館内には、DOME1、DOME2の二つのプラネタリウム、そして販売店のギャラリー、カフェ・プラネタリアがある。

 

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そしてもう一つ面白そうなのが、ヴァーチュアリンク。

集団体験型のVRアトラクションだ。

 

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上映時間となり、一番大きなプラネタリウム、DOME2に入場する。

天空を眺めやすいように、後方中央の席を予約しておいた。

 

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椅子をリクライニングにし、天空を眺める準備。

選んだショーは、「To the GRAND UNIVERSE」。

音楽を担当しているのは、久石譲。

夢のような40分の天体ショー。

でも、あまりの気持ちの良さに、中盤は睡魔との闘いだった。

 

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これが映写機。

天井一杯に広がる映像の迫力が凄かった。

 

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有楽町マリオンを出ると、銀座ソニーパークへ。

 

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ここでも桜が満開。

小さな花で、葉が既に芽吹いている。

珍しい種類の桜だ。

 

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次に向かったのは、ギンザシックス。

 

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色々楽しそうなお店があるが、脇目も振らず向かったのは、地下二階。

シャトー・ムートン・ロートシルトの大きなボトルがヴィンテージ違いで並ぶ。

この大きさはアンペリアル(容量6ℓ)だろうか。

 

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ここはワイン・ラヴァーにとっての聖地の一つ、『エノテカ』。

ディナーの前に、ここでアペロをすることにしたのだ。

 

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選んだワインは桜の季節に合わせ、ロゼのスパークリング。

イタリア、ヴェネト州のビソルが造る、ベルスター、キュヴェ、ロゼ。

ビソルは5世紀にわたってぶどう栽培を続ける、家族経営のワイナリー。

イタリア最高のプロセッコの造り手と称されている。

 

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レッドチェリーやフランボワーズの香り。

口に含むとキリリと引き締まった辛口で、後味にはビターオレンジのニュアンス。

ぶどうは、比率は不明だが、メルロー、ピノ・ネロ、カベルネ・ソーヴィニヨン。

ちぃさんと過ごす、ギンザシックスの『エノテカ』での楽しいアペロは続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ギンザシックス・エノテカでアペロのあとは、フランスワインと天麩羅の会、新宿 つな八 銀座店

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ギンザシックスの『エノテカ』でちぃさんとの楽しいアペロの続き。

 

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座ったテーブルの横には、シャトー・ムートン・ロートシルト、1997年のボトルとエチケットの展示。

この絵の作者は、ニキ・ド・サンファル女子。

ムートンの1997年は、以前ロンドンに飛ぶANAのファーストクラスで飲んだことがある。

何かの記念で特別に用意されていたボトルで、行き帰りで合わせて二本を飲んだ。

その時のエチケットも収集している。

 

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ロゼのスパークリングを飲み干すと、二杯目は、ちぃさんは白ワインを選択。

ムルソーの名手マトロが造る、ブルゴーニュ・アリゴテ、2015年。

一口味見をさせてもらったが、柑橘系のフレッシュな果実味と綺麗な酸のバランスが良い辛口。

ぶどうは、平均樹齢50年のアリゴテを使用。

 

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私の二杯目は、バロン・フィリップ・ド・ロートシルト、ムートン・カデ、レゼルヴ、メドック、2015年。

ムートンを見たので、ロートシルトのワインを選んだのだ。

ムートン・カデは1930年にぶどうの出来が悪かった時に、シャトー・ムートン・ロートシルトの生産を止め、このぶどうを使ってカジュアルなワインとして売り出したのがムートン・カデの始まり。

カデとは末っ子という意味。

 

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再び乾杯。

ここではワインをしっかり注いでくれるので、空きっ腹に二杯飲むと結構酔いが回ってしまう。

 

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時間になったので、急いで本会の場所に向かう。

四丁目交差点を過ぎると、目的のお店はすぐだ。

銀座三越には、「4丁目で愛ましょう」の横断幕。

 

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本会の場所は、松屋銀座の中にある、『新宿 つな八 銀座店』。

先日、銀座の『ブラッスリー ポール・ボキューズ』でワイン会を開催した時に、redfoxさんから、ここで開催される”フランスワインと天麩羅の会”のご紹介をいただき、参加することにしたのだ。

 

素敵な友人達とワイン・ディナー会、ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座

 

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鮨とワインのマリアージュの会には何度か参加したことがあるが、天麩羅とワインのマリアージュの会は初めて。

教えていただいたredfoxさんに感謝です。

 

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お店に到着してみると、案内されたのは驚いたことに個室。

既にChocolatさんとご友人は到着されていた。

お二人にご挨拶し、お店の奥のカウンターに居らっしゃるredfoxさんご夫妻にもご挨拶。

 

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スタートは、スパークリング・ワイン。

私達の個室のサーヴを担当してくれるのは、堀部さん。

ソムリエ資格とサケ・ディプロマを持たれている。

 

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ラングドック地方、リムーのシュール・ダルクが造る、クレマン、トック・エ・クロシェ、リミテッド・エディション。

シュール・ダルクは1541年設立の名門で、2,300haの畑を有する大手ワイナリー。

セパージュは、シャルドネ70%、シュナンブラン20%、モーザック10%。

著名な醸造コンサルタント、ドゥニ・デュブルデュー教授の協力を得て生まれたキュヴェで、36ヶ月間熟成と言う高品質ワイン。

 

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前菜は、岩手県産蒸し牡蠣のマリネ。

ラングドック地方のオリーブの実と新玉葱が使われている。

 

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二種類目のワインは、マレノンが造る、リュベロン、クラシック・ブラン、2017年。

マレノンは、コート・デュ・ローヌ、コート・デュ・リュベロンの生産協同組合で、傘下に15,000haの畑を保有している。

ぶどうは、グルナッシュ・ブランとヴェルメンティーノ。

『つな八』のハウスワインなのだそうだ。

 

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このワインに合わせた料理は、天麩羅の壱の皿、車海老、鱚、グリーンアスパラガス。

 

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鱚を食べるのは久し振り。

鱚に巻き付けられているのは、菜の花。

テーブルに置かれた塩で食べると美味い。

塩はフランス産のフルール・ド・セル。

天日製塩法で塩田で作られる大粒の天日塩だ。

銀座の『新宿 つな八』で友人達と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 


フランスワインと天麩羅の会、新宿 つな八 銀座店

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松屋銀座の『新宿 つな八 銀座店』で開催された、”フランスワインと天麩羅の会”に友人達と参加した楽しい夜の続き。

今夜のメンバーは、Chocolatさんとお友達、ちぃさん、そして私。

 

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今夜のワインは、株式会社 飯田の提供。

今夜のワインのリストを用意してくれているのがありがたい。

 

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三種類目のワインは、ドメーヌ・デロージュが造る、トゥーレーヌ、ソーヴィニヨン・ブラン、レリタージュ、2017年。

グレープフルーツなどの柑橘系の香り

酸とミネラルが活き活きとしているので、天麩羅にも良く合いそうだ。

 

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合わせる料理は、天麩羅の弐の皿、サヨリ、筍~木の芽とレモンの香り~。

 

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四種類目のワインは、ドメーヌ・ジャン・タルディ・エ・フィスが造る、ブルゴーニュ、パストゥグラン、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2015年。

ジャン・タルディはヴォーヌ・ロマネに本拠地を置く人気ドメーヌ。

セパージュはピノ・ノワール50%、ガメイ50%で、ぶどうの樹齢は55年。

 

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合わせる料理は、天麩羅の参の皿、蛤姿揚げ~カシス醤油~。

姿揚げと言っても、蛤の姿が見えない。

 

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衣の中には、大きな蛤の身。

マスタードとカシスの風味豊かで、これは素晴らしい逸品。

 

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食べたあとには、蛤の殻。

殻ごと揚げた蛤は美味い。

 

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五種類目のワインは、アルザスのドメーヌ・ジンクが造る、ゲヴュルツトラミネール、2016年。

ここでゲヴュルツトラミネールが出されるとはちょっと驚き。

 

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合わせる料理は、天麩羅の四の皿。

フォアグラと鴨肉を使用したコロッケ風の天麩羅。

そうか、フォアグラなのでゲヴュルツトラミネールを選んだのかと納得。

 

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オレンジの香り高いソースとも合って美味い。

 

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六種類目の〆のワインは、メドックのラモット・ポンタック、2012年。

シャトー・ポワトゥヴァンのセカンドで、カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー50%。

とてもバランスの良いボルドー右岸ワインだ。

 

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〆は、ソラマメ雑炊。

雑炊と言っても、チーズ、バターをふんだんに使ったリゾットといった感じ。

赤ワインにも良く合う。

 

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ゼザートは、苺のマリネと白ワインのジュレ。

この会には初めての参加だったが、とても満足。

ワインに合わせた料理は天ぷら屋さんとは思えない創造性に富んでいる。

ご紹介いただいたredfoxさんに感謝です。

 

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お店を出ると、ちぃさんと銀座を散策しながら帰途に就く。

友人達と過ごす、『新宿 つな八 銀座店』での楽しい”フランスワインと天麩羅の会”でした。

 

 

 

 

 

 

 

彼女とサラベスで昼食を、サラベス東京、八重洲

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友人と『サラベス東京』でランチを食べて美味しかったと話すと、「私も食べたい」と彼女。

そこで、八重洲にある『サラベス東京』を予約。

 

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八重洲の『サラベス東京』は鉄鋼ビル南館から突き出した一角にある。

 

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ランチ時は予約できないので、何時も長い行列ができている。

でも平日の午後一時近くとなると、テーブル待ちの客は極くわずかく。

 

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ブレックファストとランチのメニューが美味しそう。

今日はランチのコースを予約している。

ランチ時でもコース料理を選択すればテーブルの予約が出来るので、列に並んで待つ必要が無い。

 

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席につきメニューを見ていると、彼女が到着した。

 

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さっそく乾杯。

彼女はウォッカのグレープフルーツジュース割り。

これでグラスの縁に塩が付いていれば、ソルティドッグなのだが、塩は無い。

私はキンキンに冷えた白ワイン。

銘柄は聞かなかったが、シャルドネのようだ。

このたっぷりの量が嬉しい。

 

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ベルベッティー・クリームトマトスープ。

チーズがたっぷり入って濃厚で美味しい。

 

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彼女は、スモークサーモン・エッグベネディクト。

 

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私は、クラシック・エッグベネディクト。

ハムが入っている。

 

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卵をパッカ~ン。

黄身が流れ出て、とても美味い。

流石『サラベス』、といったエッグベネディクトだ。

 

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このランチコースは、人気のエッグベネディクトとパンケーキの両方を食べることが出来る。

レモンリコッタ・パンケーキには、メイプルシロップと生クリーム。

 

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追加でバニラアイスクリームのトッピングも注文。

届いた皿が熱いのでびっくり。

アイスクリームのカップを熱い皿に乗せるとは、と思ったが、アイスクリームがコチンコチンに固まっているので、熱をかけて少し溶かさないとカップから取り出すことが出来ないのだ。

 

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メイプルシロップをたっぷり掛けて食べるパンケーキは禁断の美味しさ。

 

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「あら、このコーヒー、何だか普通。猿田彦じゃないんじゃないのかな」と彼女。

フロアスタッフに聞いてみると、「猿田彦ではありません。UCCです」とのこと。

猿田彦珈琲を期待していた彼女はがっかり。

 

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それでも、「今日のランチも楽しかったわ。エッグベネディクトとパンケーキの両方を食べることが出来て幸せ。ランチからワインやカクテルがあるのも嬉しいわね」と満足した様子。

嬉しそうに微笑む彼女の顔が輝いて素敵だ。

満腹になり、お店をあとにする。

彼女と楽しんだ、『サラベス東京』のランチでした。

 

 

 

 

 

 

 

何時ものホテルでまったりワイン、メトロポリタン東京、池袋

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ちょっと以前のこと、「今度の週末、何時ものホテルでまったりワインをしたいな」と彼女から急なリクエスト。

そこで何とか何時ものホテル、メトロポリタン東京を予約した。

 

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都内のホテルは何時も混んでいて直前だと予約は難しいし、部屋が取れたとしても価格が高くなる。

でも、仕事が忙しい彼女のスケジュールを早めにフィックスすることは出来ないので、私が頑張って彼女の希望を叶えるしかない。

私が現役で忙しかった頃は、彼女に随分無理を聞いてもらったので、今度は私が合わせる番なのだ。

 

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ホテルの前には、小さな植え込み。

池袋駅周辺には緑が少ないので、この小さな植栽でも憩いになる。

 

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チェックインを済ませ荷物を部屋に置くと、待ち合わせの場所に向かう。

今日は私の方が早く着いたと思って店内に入ったら、なんと彼女はもういっぱいになった買い物かごを持ってお菓子を物色中。

 

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KAKDIを出て次に向かったのは、ポンパドウル。

 

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何種類かのパンを購入。

会計を済ませて振り向くと彼女が居ない。

 

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周りを見渡すと、彼女はフロ・プレステージュで料理を注文していた。

「居なくなったので驚いたよ」と私。

「だって早く買い物を済ませてお部屋で早くシャンパーニュを飲みたいんだもの」と彼女。

 

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ここでは、ハンバーグやタンシチュー等を購入。

 

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次はアジアン・サラダ。

 

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定番のサラダや牛のロースト等を購入。

 

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次は京華楼。

点心も購入。

 

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デザートはファウンドリー。

 

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苺の季節のケーキ達。

 

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チョコレートケーキも購入。

 

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幾つもの紙袋を抱え、ホテルに戻る。

 

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今日の部屋は、珍しく東側。

こちら側には低層部分の屋上に庭園があることを初めて知った。

 

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今日のシャンパーニュは、彼女が好きなビルカール・サルモン、ブリュット・ロゼ。

ビルカール・サルモンは、1818年にマレイユ・シュル・アイ村に設立され、7世代にわたり家族経営を続ける”少量逸品主義”のメゾン。

このロゼは、フランスのワイン雑誌、「LA REVUE VIN DE FRANCE」で、クオリティーの高いNVのロゼ・ワインの第一位に選ばれている。

 

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色合いはサーモンピンク。

フランボアーズの甘い香り。

口に含むと溢れるような果実味を活き活きとした酸がぐっと引き締めている。

「美味しい。やっぱりビルカール・サルモンは最高ね」と彼女。

彼女は六本木の『ジャン・ジョルジュ トウキョウ』で初めて飲んで気に入り、二度目に『フィリップ・ミル東京』で飲んで益々好きになったのだ。

ワインはシャンパーニュでは珍しく、樽熟成されている。

そして瓶内熟成期間はNVで3~4年と長い。

セパージュは、シャルドネ50%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ10%。

 

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私がシャンパーニュの準備をしている間に、彼女は購入品をテーブルに並べている。

 

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まずは、イタリアン・オリーブ。

KALDIのこのオリーブが美味いのだ。

 

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アジアンサラダの蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ。

まったりワインの定番メニューだ。

 

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大好きなので、たっぷりの量を購入。

これをベースにして、他の色々な料理を合わせて食べるのが好きだ。

 

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フロ・プレステージュの海老とブロッコリーのタルタルサラダ。

 

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海老がゴロゴロ入っていて美味い。

 

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アジアンサラダの、炙りまぐろとアボカドのサラダ。

 

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それぞれに異なるソースが付いているので、色々味変をしてみるのも楽しい。

何時ものホテル、メトロポリタン東京で彼女と過ごすまったりワインの夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

塩尻ワイナリー・フェスタ 2019

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ホテルでまったりワインの記事はちょっとお休み。

今年も塩尻ワイナリー・フェスタに参加。

 

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新宿駅でご一緒する皆さんと待ち合わせ、特急あずさで塩尻に向かう。

ご一緒するメンバーは、mayuさん、poohcoco-papaさん、jasmineさん、Mr.vinさん、そして私と私の友人のRさん(ブロガーさんではありません)の6人。

 

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mayuさん、poohcoco-papaとRさんと私の四人は、同じ号車の向かい合わせの席を確保。

jasmineさんとvinさんはお隣の号車。

電車が発車すると、早速四人で乾杯。

 

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行きの電車での朝ご飯と飲み物は私が企画。

まずはシャンパーニュから。

ピエール・ダルシー、ブリュット。

サクラ・アワード金賞、インターナショナル・ワイン・コンテスト銀賞を受賞している。

セパージュは、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ40%、シャルドネ20%。


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朝3時半に起床し、人生初めてのお弁当作りに挑戦。

折角作ったお弁当だが、撮影を忘れ、幾つか食べてから慌ててパチリ。

サンドイッチは、軽く炙ったパンで四種類。

玉子焼き、チェダーチーズとレタス、ハモンセラーノとレタス、鴨のテリーヌ。

レタスはベランダ菜園で私が育てた無農薬野菜を朝採りしたもの。

牛ロースのソテー、ガーリックソース。

若鶏もも肉の香草焼き。

肉類は半分食べてしまっている。

牛肉とこんにゃくとしめじの甘辛煮。

砂糖はインド洋のフランス領レユニオン島で栽培されたサトウキビ100%の黒砂糖を使用。

千切り大根とわかめとエノキタケの酢の物。

使っている赤唐辛子もベランダ菜園の無農薬野菜。

 

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サンドイッチに使った鴨のテリーヌは、パリのコンテス・デュ・バリー製。


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もう一つのパックは、二人に一つ。

グリーンリーフ、サニーレタス、水菜、新玉葱のサラダ。

グリーンリーフ、サニーレタスは私のベランダ菜園で朝採り。

きゅうりのピクルスとミニトマトはRさんが持ってきてくれたもの。

かぼちゃの素揚げ。

新じゃが芋のポム・フリットは、トリュフ塩かけ。

 

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二本目のワインは、ニュージーランドのインヴィーヴォ、マールボロ、ソーヴィニヨン・ブラン、2018年。

旅に出る時にコルクスクリューを持ちたくないので、手で抜栓できるシャンパーニュとニュージーランド・ワインをセラーから選び、持ってきたのだ。

 

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まだ若い溌溂としたソーヴィニヨン・ブランが美味い。

 

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飲んで楽しくお話ししていると、あっという間に塩尻に到着。

 

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駅のホームのこのワイン樽を見ると、テンションが上がる。

 

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塩尻駅のホームの日除けもぶどうの樹。

秋になるとちゃんと実が成るのだ。

 

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駅前のワインステーションには人が溢れ、物凄い賑わい。

チケットの発売枚数は同じだが、昨年よりも人出が多いような気がする。

今年も好天に恵まれ陽射しが強いが、風があるので凌ぎやすい。

 

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受付で手続きを済ませグッズを受け取る。

まずは専用グラスを首に掛ける。

これで、各ワイナリーで無料試飲ができるのだ。

 

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そしてワッペン。

これを着けておけば、ワイナリーを巡るシャトルバスに無料で乗ることができる。

 

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サンサンワイナリー行きのシャトルバスは満席で乗車できず、次のバスは30分後。

そこで、メジャー路線のシャトルバスの列に並ぶ。

こんなに長い列でも頻繁にバスが出ているので、15分ほどで乗車。

去年も一昨年もバスに乗らず、タクシーでまず城戸ワイナリーに向かったので、塩尻駅でこのシャトルバスに乗るのは初めて。

 

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ここはJA塩尻市ワイナリー。

トラクターが展示され、子供たちが遊んでいて楽しそうだ。
今回は車内通過。

 

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最初に下車したのは、アルプス・ワインの特設会場。

この樽を囲んで、6人で記念撮影。

その写真は、Mr.vinさんのブログで。

 

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ぶどう畑の中にテントが建てられ、そこで無料試飲ができるようになっている。

 

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今日初めての試飲ワインは、アルプス・ファーム、ピノ・ブラン、2018年。

このグラスは塩尻の丸嘉小坂漆器店が作る”うるしグラス”、「すいとうよ」。

グラスの脚には漆が焼付塗装されている。

 

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Rさんは塩尻ワイナリー・フェスタに初参加。

ピノ・ブランで乾杯。

そしてこの他にも2~3種類を試飲。

 

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ところで、この「すいとうよ」は毎年色が変わる。

左から、2017年、2018年、2019年。

 

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アルプス・ワインから次の目的地、信濃ワインまではぶどう畑の中を歩いて移動。

塩尻ワイナリー・フェスタの楽しい一日は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

塩尻ワイナリー・フェスタ、2019 2

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塩尻ワイナリー・フェスタの楽しい一日の続き。

ご一緒しているメンバーは、mayuさん、poohcoco-papaさん、jasmineさん、Mr.vinさん、友人のRさんと私。


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アルプス・ワインを出て向かったのは、信濃ワイン。

歩いても、わずか数分の距離。

 

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ビルの二階に無料試飲コーナーが設けられている。

 

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試飲できるワインは6種類。

なかなか良いワインが揃っている。

 

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奏音(かのん)辛口コンコード。

手作りぶどうジャムと一緒に味わう。

他にも、交響曲マスカットベリーA、ナイアガラ・シュールリーを試飲。

 

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地下のセラーも見学。

ここではクラシック音楽を聴かせながらワインを熟成させている。

そこで、ワインにも交響曲や奏音といった名前が付けられている。

 

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信濃ワインにくれば、毎年食べるのが岩魚の炭火焼。

 

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遠火の炭火でじっくり焼かれているので、骨まで柔らかく食べることが出来るのだ。

 

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今年の岩魚は昨年よりちょっと小振り。

添えられているのは洗馬(せば)の朝穫りレタス。

このレタス、シャキシャキで美味い。

 

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jasmineさんがソーセージを買ってきてくれた。

これも美味い。

 

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シャトルバスに乗って次に向かったのは、林農園の五一ワイン。

 

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昨年はここで、”2018ミス・ワイン・ファイナリスト”の美しい女性たちと記念撮影をしたことを思い出す。

 

 

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無料試飲のブースの列に並び、2~3種類を試飲。

ゆっくりしたいところだが、時間が無くなってきたので先を急ぐことにする。

 

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歩いて1分で井筒ワインに着く。

 

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最初はNAC竜眼2017年を試飲。

竜眼が好きか否か、メンバーの意見は半々に割れた。

元々カスピ海沿岸の地ぶどうで、中国を経て日本に伝わったとされるぶどう品種だ。

 

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他にも、NACシャルドネやNACメルローを試飲。

 

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そろそろランチを食べることにし、vinさんと一緒にワインの買い出し。

井筒ワインの売店で冷えたシャルドネ、2017年を購入。

 

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赤はちょっと良いものを選び、メルロー樽熟リミテッド、2016年を購入。

どちらも売店で抜栓してもらう。

 

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樽熟リミテッドは良いコルクを使用している。

 

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買ったワインを持って、ぶどう畑に向かう。

井筒ワインでは、”ワイン・ピクニック”と称してぶどう畑の一部を解放し、ぶどうの樹の間でランチを楽しむことができるのだ。

 

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樹齢の高い樹にも新芽が力強く伸び、小さな花芽も付いている。

持参したレジャーシートを敷き、それぞれが持ってきた料理やチーズを並べる。

 

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これはここで買ったグリーンアスパラガス。

 

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こんなに太いのに筋が無く、シャキシャキと美味しく食べることができる。

 

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poohcoco-papaさん持参の鎌倉のスモークチーズ。

これは美味い。

 

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これはRさんが持ってきてくれた、ブー・ドゥ・シュー、オリーブ、らっきょう。

その下に見えるのは、私のミニトマトとモッツアレラのカプレーゼ。

 

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jasmineさんのサクランボは甘くて美味しい。

mayuさんのブッラータとアボカド。
好きなものが並んで幸せ。

 

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mayuさんのキャロットラペと、Rさんのブー・ドゥ・シュー。

誰かが綺麗に六等分に切ってくれた。

 

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あ、Rさんはパルミジャーノ・レッジャーノも持ってきてくれた。

 

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これはvinさんのシャルキュトリー盛り合わせ。

これで一挙に赤ワインが進んでしまう。

 

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mayuさんお手製の酒の肴の数々。

美味しいのでどんどん食べてしまう。

 

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お腹いっぱい食べて飲んだ一行は、次のワイナリーに向かうことにする。

何処かから音楽が聞こえていると思ったら、何とLPプレーヤー。

 

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クイーンの曲に、少し酔いが回った皆さんノリノリ。

 

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ここではコルク打ちを体験できる。

メルロー樽熟 2017年を一本3,000円で、コルク打ちをして持ち帰れるのだそうだ。
一行は再びシャトルバスに乗り、次の目的地に向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

塩尻ワイナリー・フェスタ、2019 3

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塩尻ワイナリー・フェスタでの楽しい一日の続き。

ご一緒したメンバーは、mayuさん、poohcoco-papaさん、jasmineさん、Mr.vinさん、友人のRさんと私。

昨年は新潟の吾亦紅さんと五一ワインで合流したが、今年はなかなか上手く連絡が取れない。

 

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井筒ワインを出て向かったのは、シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原ワイナリー。

一昨年は中を観ることができたが、昨年は閉鎖。

そして今年、リニューアルオープンしたのだ。

 

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リニューアルと言っても、外観はあまり変わっていない。

左の建物は、半地下式のセラー。

この中で「ウスケ・ボーイズ」のひとつのシーンが撮影された。

 

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ここがその半地下セラー(2017年撮影)。

 

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まずは建物の外に設置された専用ブースで、有料試飲。

飲んだワインは、桔梗ヶ原メルロー、ロゼ、2017年。

 

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全員で乾杯。

公式試飲用グラスは小さいが、それでも10数杯飲めば結構な量になる。

その上、往路の電車でボトル二本、ランチでボトル二本を飲んでいる。

 

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建物の中に入ると、もっと高級なワインの有料試飲ができる。

私とRさんが選んだワインは、北信シャルドネ、キュヴェ・アオキ、2017年。

ワイナリー限定ワインなのだ。

ここで驚きの出来事。

何と、吾亦紅さんと遭遇。

 

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説明によると、「千曲川右岸の佐藤明夫氏が育てたシャルドネを使用。柔らかい酸、ハチミツのように濃厚な果実味が特徴のワインです」とのこと。

オークの樽(新樽比率25%)で6ヶ月間熟成され、生産量は僅か1,000本。

 

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吾亦紅さんも加え、全員で乾杯。

グラスはリーデル。

右横にさりげなく写っているワインは、vinさんの二杯目のワイン、桔梗ヶ原メルロー、シグナチャー、ポン・デ・ザール、2013年。

ここで最も高価なワインであり、桔梗ヶ原ワイナリー限定ワインなのだそうだ。

 

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桔梗ヶ原メルロー、シグナチャー、ポン・デ・ザール、2013年は専用木箱に入って販売されている。

説明によると、「シャトー・メルシャンの醸造アドバイザーを務めて下さったフランスの偉大な醸造家、ポール・ポンタリエ氏と、シャトー・メルシャンの醸造・栽培チームのコラボレーションによって生まれた、特別な桔梗ヶ原メルロー、シグナチャー」なのだそうだ。

vinさんに少し味見をさせてもらったが、サンテミリオンの上級ワインのような素晴らしいボディだ。

 

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外には農業用機械が並べられ、自由に運転席に座ることもできる。

シャトー・メルシャンを出ると、いよいよ城戸ワイナリーへ。

城戸ワイナリーにはシャトルバスは行かないので、歩くことになる。

 

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7人でのんびり歩いて約15分、しづちゃんが待つ城戸ワイナリーに到着。

しづちゃんの記事にも掲載されていたが、看板が新しくなっている。

準備万端

 

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これが去年までの看板。

 

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昨年までは午前中の最初にここを訪れていたので凄い行列だったが、今年は午後の最後に訪問することにしたので、しづちゃんとのんびりお話ししながらワインを味わえるのが嬉しい。

でも、ワイナリーのシンボルの白樺の樹が今年は何だか少し寂しい。

枝を刈り込んだようだ。

 

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これが昨年の午前の映像。

行列は芝生の庭を囲んで折り返し、更に建物の横まで続いている。

そして白樺の樹が青々と茂っている。


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建物の中に入ると、驚いたことに、そこには辰巳琢郎さんが。

ロケの真っ最中のようだ

辰巳さんの向かって左隣りには笑顔が美しいしづちゃんが立っているではないか。

 

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辰巳さんに気を取られながらも、試飲は敢行。

プライヴェート・リザーヴ、ピノグリ、2017年。

プライヴェート・リザーヴ、ブリリアンス、2017年。

セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン76%、メルロー24%。

プライヴェート・リザーヴ、メドウズ、2017年。

セパージュは、メルロー96%、カベルネ・ソーヴィニヨン4%。

城戸ワインをこんなに味わうことが出来て幸せ。

 

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表に出ると、全員で乾杯。

「辰巳琢郎さんがロケしていたね」と私。

「え、あのおじさんがそうなの。誰なんだろうと思ってた」とどなたか。

「芸能人ってオーラがあると思ってたけど、普通のおじさんだね」と更にどなたかが追い打ちをかける。

辰巳琢郎さん、皆さんは貴方が誰かわからなかったようで、ごめんなさい。

しづちゃんのオーラの方が強かったようです。

 

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ウスケボーイズの三人のワインボトルが映画のパンフレットと一緒に置かれていた。

左が、曽我彰彦さんの小布施ワイナリー、ドメイヌ・ソガ。

真ん中が、岡本英史さんのボー・ペイサージュ。

そして右が城戸亜紀人さんの城戸ワイナリー。

 

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ワイン保管庫では、城戸さんが来場者の質問に丁寧に答えてくれる。

このあと私達もいっぱい質問を浴びせることに。

そして城戸さんの答えに、なるほどと納得。

質疑応答のあとは、城戸さんを囲んで記念撮影。

その写真は、vinさんのブログで。

 

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城戸さんとのお話しが終わると、しづちゃんにぶどう畑を案内してもらう。

ここはまだ若いぶどうの樹の畑。

vinさんの、ぶどうの植え付けで苦労した話の記事を読んだあとなので、これだけの樹を植えるのがどれだけ大変だったか思いを馳せる。

9時間でメルロー150本!

 

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ぶどう畑の前で、しづちゃんを囲んで記念撮影。

この写真もvinさんの記事で。

帰りの特急あずさの時間が迫ってきたので、名残惜しくはあるけれど、タクシーを呼んでもらい、塩尻駅に移動。

吾亦紅さんとはここでお別れ。

その後の吾亦紅さんの動向はこちら。

塩尻ワイナリー・フェスタ ~帰り道~

 

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塩尻駅前広場に着くと、終了間近のワインステーションにある本山そばの里に駆け込む。

残り数食と言われながら、何とか全員本場塩尻の手打ちそばをゲット。

 

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美味い手打ちそばを堪能した後は、蕎麦湯。

もう少し後の列車で帰られるjasmineさん、vinさんとはここでお別れ。

 

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パンフレットによると、そば切りは中山道本山宿が発祥の地なのだそうだ。

 

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mayuさん、poohcoco-papaさん、Rさんと四人で無事特急あずさに乗車。

満腹で飲み疲れてはいるが、しづちゃんからいただいたカラメル味の胡桃を食べながら、poohcoco-papaさんからいただいたOhmine Cup 3grainを味わうことに。

山口県美祢市の大嶺酒造の酒で、山田錦を58%まで磨いて醸されている。

ワインを飲んだ後の日本酒も美味い。

そしていつしか、全員寝落ち。

友人達と過ごす、塩尻ワイナリー・フェスタでの楽しい一日でした。

 

 

 

 

 

 

 

何時ものホテルでまったりワイン、メトロポリタン東京、池袋 2

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何時ものホテル、メトロポリタン東京でのまったりワインの夜の続き。

この記事の続きです。

何時ものホテルでまったりワイン、メトロポリタン東京、池袋

 

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ビルカール・サルモンのロゼを飲み干すと、次はブルゴーニュの赤。

ミシェル&ジョアンナ・エカール、サヴィニー・レ・ボーヌ、プルミエ・クリュ、レ・セルパンティエール、2014年。

エカール家は1789年からサヴィニー・レ・ボーヌでワイン造りをつづける名門。

先代のモーリス・エカールはサヴィニー・レ・ボーヌを代表する造り手として名を馳せた。

 

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ところがモーリスは相続税を払うため、ドメーヌと畑の3/4をネゴシアンに売却してしまい、エカール家のワイン造りは途絶えることに。

それを救ったのがモーリスの息子夫婦のミシェルとジョアンナで、残った少ない畑を元に、ミシェル&ジョアンナ・エカールとして2004年にドメーヌを復活させたのだ。

 

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レ・セルパンティエールは南向きの石ころだらけの石灰質の一級畑。

陽当たりが良いことから果実味がしっかりとし、石灰質であることからミネラル感に富んだワインが生み出される。

 

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ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、そしてスミレやなめし革のニュアンス。

果実味が豊かだが、活き活きとしたミネラルと酸がボディを引き締め、熟成のポテンシャルを感じさせる。

ぶどう栽培はリュット・レゾネで、樹齢は80年と古い。

 

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今回はKALDIで大好きなチーズを買うことが出来た。

ブー・ドゥ・シューはウォッシュ・タイプではあるが、塩水でウォッシュしているのでマイルドな香りと味わい。

 

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いつもはもっと若いが、これは熟成が進んでいるようだ。

 

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チーズと肉料理用にパンを出す。

ポンパドウルで購入したのは、プティアンリシール、ジャンボレーズン、バゲット・トラディション。

 

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熟成が進み、臭いも強くなっている。

この臭い香りがたまらなく好きだ。

 

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牛いちぼのローストと霜降りひらたけサラダ。

 

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牛いちぼのローストビーフがたっぷり入っている。

ブルピノに合って美味い。

 

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フロ・プレステージュで購入したストロガノフ風ハンバーグ。

ルームサービスに頼んで温めてもらった。

 

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これもフロ・プレステージュの濃厚赤ワインソースで味わうやわらか牛タンシチュー。

これは1パックを購入したが、撮影前に彼女が半分食べてしまった。

 

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京華楼の点心。

あれ、春巻きも二本買ったが、ここにはもう無くなっている。

 

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これもルームサービスで温めてもらったので、ホカホカで美味い。

 

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外は既に暗くなり、屋上庭園にイルミネーションが点灯している。

 

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渡り廊下で繋がったこの建物は何だろう。

バーか何かなら、行ってみたいものだ。

 

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デザートの時間。

ファウンドリーで購入したさくらんぼとクリオロ種カカオのチョコレートケーキ。

これは私が選んだケーキ。

 

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福岡県産大粒あまおうのタルト、練乳ソース添え。

これは彼女が選んだケーキ。

 

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クリオロ種カカオのチョコレートと宮崎県産日向夏のタルト。

これも彼女が選んだケーキ。

先端が崩れてしまったが、「ここは貴方が食べて」と言うので、私が味見した。

 

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お供はルームサービスで頼んだコーヒー。

大きなポットで頼んだので、たっぷり4杯分はある。

 

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ゆっくり話ながら食べて飲んでいたので、気が付くと、外の庭園のイルミネーションも消え、真っ暗になってしまった。

 

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夜も更けたので、そろそろシャワーを浴びて寝ることにしよう。

 

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一夜明けた早朝。

空は曇っていて、日の出を見ることはできなかった。

 

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昨夜飲んだワイン達。

今回のワインも美味しかった。

朝食を食べに行くため、彼女を起こすことにしよう。

何時ものホテル、メトロポリタン東京での楽しいまったりワインでした。

 

 

 

 

 

 

 

 


詩人の恋とウォーキングと初夏の花々 & 今夜のお家ワイン、ラ・スピネッタ、ランゲ・ネッビオーロ

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ある晴れた日の朝のウォーキング。

五月は街に花が溢れている。

そんな花々を見ると、好きな歌を口ずさんでしまう。

ハイネの詩集から、ロベルト・シューマン作曲、「詩人の恋」の最初の曲、「うるわしの五月」。

私の拙い訳を付けておきます。

 

Im wunderschönen Monat Mai,

Als alle knospen sprangen,

Da ist in meinem Herzen

Die Liebe aufgegangen.

 

素晴らしく美しき五月

あらゆる花の蕾が開くとき

私の心の中に

恋が芽生えた

 

Im wunderschönen Monat Mai,

Als alle Vögel sangen,

Da hab ich ihr gestanden

Mein sehnen und Verlangen.
 
素晴らしく美しき五月
あらゆる鳥たちが歌う時
私は貴女に告白した
私の憧れと想いを
 
ウォーキングの道々で見付けた花々です。
 
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たっぷりのウォーキングを楽しいんだ日の夜は、好きな造り手のワインを抜栓。

 

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イタリア、ピエモンテ州のラ・スピネッタが造る、ランゲ・ネッビオーロ、2015年。

若い頃は、ラ・スピネッタのバルバレスコやバローロが好きでよく飲んでいた。

バルバレスコのスタルデリ、ヴェレイラーノ、ガッリーナ、バローロのカンペ。

その中でも、赤いラベルの力強いスタルデリが好きだ。

 

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ラ・スピネッタといえば、このサイの絵。

アルブレヒト・デューラーの作品で、現物は大英博物館に収納されている。

 

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今ではラ・スピネッタのバルバレスコやバローロは価格が上がり、なかなか手が届かなくなった。

そこで、ラ・スピネッタのネッビオーロが飲みたい時に重宝するのがこのランゲ・ネッビオーロ。

 

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エチケットの色からわかるように、このワインはスタルデリの畑の樹齢の若いネッビオーロで作られている。

いわば、スタルデリ・ジュニア。

 

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カシス、プルーン、ブラックチェリー、そして後味にはスミレやミント、樽のニュアンス。

タンニンは若く強いが、果実味も酸もあるのでバランスが良い。

スタルデリを彷彿とさせる強く洗練されたボディだ。

さすがラ・スピネッタ、このランゲ・ネッビオーロはかなり美味い。

三本買ったので、一本は彼女とのまったりワインに持って行き、もう一本はしばらく寝かせてから変化を楽しむことにしよう。

イタリアの美味いネッビオーロを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

友人達とニュージーランド料理とワインの会、ニュージー・プラットフォーム、奧渋

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奧渋のニュージーランド専門店、『ニュージー・プラットフォーム』で友人達と「ニュージーランド料理とワインの会」を開催した。

 

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渋谷駅から東急本店方向に進む。

後ろを振り返ると再開発ビルの建設が進み、渋谷の景観も大きく変わった。

 

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東急本店前を右に曲り、奧渋に進む。

 

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昔は店舗もほとんどない通りだったが、今では新しいお店がどんどんオープンしている。

 

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ここは彼女が好きなイタリア・ブランドのセレクトショップ。

セール中なので、この映像を彼女にメールしておこう。

 

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向かった先はパステル・デ・ナタのお店、『ナタ・デ・クリスチアノ』。

今日は、オフ会にご一緒する皆さんの分も合わせて予約しているのだ。

 

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パステル・デ・ナタはポルトガルの国民的スイーツ。

朝10時の発売開始で、午前中には売り切れてしまう人気のスイーツなので、予約必須なのだ。

 

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今夜のお店はここ、三角州のような場所に建っている、三角形のビル。

1階がカフェ、2階が厨房、3階がダイニング・ルーム、4階がオープンテラスになっている。

 

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『ニュージー・プラットフォーム』は、ニュージーランド料理とニュージーランドのワインを楽しむことができるお店。

 

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3階のダイニング・ルームには既に先客。

いつも満席なので、早めに予約しないとテーブルを確保することができない。

今回も一カ月半前に予約しておいた。

 

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壁にはニュージーランドの民芸品。

 

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メンバー7人が揃い、乾杯。

今夜のメンバーは、きゅーさん、KEiさん、しょーこさん、ちぃさん、茶目子さん、ピエールロゼさん、そして私。

 

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飲んでいるスパークリングは、ニュージーランドのインヴィーヴォが造る、グラハム・ノートン、プロセッコ。

ニュージーランドのワインでプロセッコとは、と思われる方が多いでしょうが、これはイタリア、ヴェネト州で収穫されたグレーラ種のぶどうを使って造られたスパークリングワインなのだ。

 

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バゲットが届く。

ニュージーランド産オリーブオイルを付けて食べると美味い。

 

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最初の皿は、生牡蠣とグリーンマッスル。

どちらも大好きな食材。

 

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ニュージーランドのムール貝は、色がグリーンでとても大きい。

何時も食べているのは10cm位の大きさがあるが、今夜は少し小振り。

 

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生牡蠣も濃厚で美味い。

これもニュージーランド産かどうかは聞き忘れたが、きっとそのはず。

タバスコをかけていただく。

 

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たっぷりニュージーランド産チェダーチーズとしっとりチキンのシーザーサラダ。

これで三人分。

 

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三人に取り分けても充分なヴォリュームがある。

 

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スパークリングワインを凄いピッチで飲んだので、そろそろ白ワインに切り替えることにする。

オートゥ・ワイナリーが造る、リザーヴ・ロード、マールボロ、ソーヴィニヨン・ブラン、2016年。

 

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フィッシュ・アンド・チップス。

人気メニューとのことだが、私はここで食べるのは初めて。

大学生時代、ロンドン大学のサマースクールに通った時に一番安い食べ物がフィッシュ・アンド・チップスだったので、新聞紙に包んだフィッシュ・アンド・チップスを毎日食べ続けた。

その記憶が強く、レストランでこのメニューを見付けても、注文する気にならないのだ。

 

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普通は鱈なのだが、何とこの魚はカサゴ。

久し振りに食べると、なかなか美味い。

 

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ショーコさんが、モルト・ヴィネガーをかけると美味しいよとボトルを回してくれた。

ハインツのモルト・ヴィネガーは、フィッシュ・アンド・チップス用のヴィネガーで、大麦麦芽とトウモロコシの抽出液を発酵させて造られている。

奧渋のニュージーランド料理とワインのお店、『ニュージー・プラットフォーム』で友人達と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

友人達とニュージーランド料理とワインの会、ニュージー・プラットフォーム、奧渋 2

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奧渋の『ニュージー・プラットフォーム』で友人達と開催した、楽しい「ニュージーランド料理とワインの会」の続き。

今夜のメンバーは、きゅーさん、KEiさん、ショーコさん、ちぃさん、茶目子さん、ピエールロゼさん、そして私。

 

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スパークリング、白ワインのあとは、赤ワイン。

オークランドのクーパーズ・クリークが造る、ローン・カウリ、メルロー/マルベック、2009年。

 

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NZ産スプリングラムのグリル。

 

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スプリングラムは春から初夏の栄養価が最も高い牧草で育てた、生後6カ月未満のラム。

 

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柔らかだが、しっかり旨味がある。

スプリングラムは大好きだ。

 

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熱々の自家製ミート&チーズパイが届く。

ここの人気メニューで、私も毎回必ず食べている。

 

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ミートパイにはスパークリング・ワイン。

インヴィーヴォが造る、グラハム・ノートン、プロセッコ。

 

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このミートパイのパイ生地にはニュージーランド産バターが、ミートソースにはニュージーランド・ビーフが使われている。

上に乗せられているのも、ニュージーランド産ラムの生ハム。

 

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焼き立てなので急いで食べると舌を焼いてしまう。

このミートパイは本当に美味い。

 

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〆は、ラム。

ショーコさんが「ダブル、いやトリプルで」と注文したので、私を含めて5人がトリプル・ラムを飲むことに。

あとの二人はウォッカだったような気がする。

 

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〆の乾杯。

ワインをたっぷり飲んだ後のトリプル・ラムは効き目抜群、一挙に酔いが回る。

 

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デザートは、ニュージーランド産ホーキーポーキーアイスクリーム。

ニュージーランドの方は食後には必ずと言っていいほどアイスクリームを食べる。

一人当たりのアイスクリーム消費量は世界一位で、日本人の約5倍。

サトウキビのシロップで作られたキャラメルのようなもの(=ホーキーポーキー)を入れたアイスクリームは、ニュージーランドの国民的アイスクリームである。

 

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軽く飲んで帰りましょうということで、近くにある『麗郷』の支店(富ヶ谷店)に電話し、テーブルを確保する。

 

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入店した時は満席だったが、帰る時は私達が最後の客になってしまった。

この写真は、帰りに撮影。

 

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渋谷の本店にはもう〇十年前から行っているが、この支店に来るのは初めて。

 

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まずは冷えた生ビール。

 

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いっぱいワインを飲んだ後でも、リセットビールは美味い。

あれ、乾杯前に一口飲んでいる人が居る。

 

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『麗郷』名物の腸詰。

 

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これは子供の頃から食べている懐かしい味。

 

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シジミも昔から食べている定番メニュー。

 

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ビールのあとは、紹興酒。

 

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今夜何度目かの乾杯。

それにしても、皆さんお酒が強い。

 

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〆はビーフン。

ここのビーフンも私の好物。

 

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友人達と過ごす、奧渋での楽しい夜でした。

 

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ところで、これが昨日の記事でご紹介した『ナタ・デ・クリスチアノ』で買った、パステル・デ・ナタ。

 

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パステル・デ・ナタはポルトガルの国民的スイーツ。

 

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サクサクのパイ生地の中には、たっぷりのカスタードクリーム。

美味しいので、一度に二個を食べてしまった。

また奧渋や代々木公園方面に行く時には、買うことにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

何時ものフレンチでのんびりディナー、ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座

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三月末のこと、友人達と『ブラッセリー ポール・ボキューズ銀座』で食べた料理が美味しかったと彼女に話したところ、「私も食べたい」ということになり、訪問。

 

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銀座でお買い物を済ませると、何時ものフレンチに向かう。

開店時間後間もなく到着したので、お店のエントランスにも客の姿は無い。

 

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と思ったら、既に入店している客が居た。

年配の男性たちが楽しそうに話をしている。

同窓会か何かなのだろうか、ここで会を開くのも良さそうだ。

 

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窓の外には、有楽町の丸井と東京交通会館。

 

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今夜の料理とワインは一度経験済。

でも彼女に新鮮な驚きを感じてもらうため、敢えて説明はしないことにする。

 

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まずはロゼのスパークリングで乾杯。

勢いのある泡立ち。

フランボワーズの甘い香り。

そして口に含むと、キリリと引き締まったブリュット。

 

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ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ミレジム・ブリュット、ロゼ、プール・ヒラマツ、2016年。

今まではNVのグラン・キュヴェだったが、この春からはミレジムになり、一層パワーアップしている。

 

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色とりどりの春野菜”ジャルニディエール風”、生ハムと爽やかなオレンジの香り。

ジャルディニエールとは花器のこと。

まさに皿の上に花が咲いたようだ。

使われているのは、全て産直野菜。

 

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白っぽい葉物野菜はカステル・フランコ。

イタリアの高級野菜で、ラディッキオ(チコリ)の一種。

ブロッコリーのようなのは、スティック・セニョール(茎ブロッコリー)。

その横はプチヴェールで、芽キャベツとケールの交配種。

他にも、カーリーテール、ラディッシュ、スナップエンドウ、ミニトマト等が入っている。

ソースはアスパラのピューレ、そして野菜の下にはアスパラのフランも。

 

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フランス人のイゴールさんが付ききりでサービスしてくれる。

彼女はフランス語で話しができてとても楽しそう。

 

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イゴールさんがどんどん注いでくれるので、クレマンのロゼは4杯目。

美味しいとはいえ、最初から飛ばし過ぎに要注意だ。

 

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今年になってバゲットの焼きが強くなり、一層美味しくなった。

フランスで作られた生地を冷凍で輸入し、お店で焼いている。

 

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白ワインは、ブルゴーニュのクローディ・ジョバールが造る、リュリー、モンターニュ・ラ・フォリ、2011年。

クローディ・ジョバールはブルゴーニュで注目の女流醸造家。

自らのドメーヌを運営する傍ら、ブルゴーニュの有名ネゴシアン、ルモワスネの醸造責任者を務めている。

 

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アプリコットや桃の香り。

豊かな果実味を持ち、後味にはブリオッシュやナッツのニュアンス。

綺麗な酸とミネラルがボディを引き締めている。

クローディのシャルドネは本当に美味い。

 

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平目のポッシェ、ほうれん草風味のヌイユ添え、ノワイリー風味のサバイヨンソース。

 

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ポッシェした平目をサバイヨンソースでグラタン仕立てにしている。

サバイヨンソースに使われているリキュールは、ノワイリー(ノイリー)のドライ・ベルモット。

 

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真ん中に置かれている平目を切ると、真っ白な肉が現れた。

平目は淡白な味わいなので、サバイヨンソースと良く合う。

 

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中にはたっぷりのほうれん草風味のヌイユ。

ヌイユはイタリアで言えばパスタのこと。

 

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彼女がリュリーをもう少し冷やしてとお願いすると、イゴールさんがアイスバケットを持ってきて、目の前にセットしてくれた。

 

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竹内支配人とイゴールさんが代わる代わる注いでくれるので、何杯飲んだかわからなくなってしまった。

 

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最初のバゲットは、二切れとも私が食べてしまった。

彼女が、新しいバゲットが焼きあがったら持ってきてと頼んでいたので、まだ熱いバゲットとバターが届いた。

 

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焼き立ては美味しいので、私も更に食べてしまう。

今夜はバゲットでお腹がいっぱいになってしまいそうだ。

彼女と過ごす、何時ものフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座』での楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

何時ものフレンチでのんびりディナー、ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座 2

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銀座の何時ものフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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赤ワインは、ローヌのファミーユ・ペランが造る、ジゴンダス、ラ・ジル、2010年。

ファミーユ・ペランは南ローヌを代表する造り手で、シャトー・ド・ボーカステルを始め、主要アペラシオンに300ha以上の畑を有している。

 

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濃いガーネット。

素晴らしい果実の凝縮感。

カシス、プラム、そしてコーヒーやビターチョコレート、更にグローブやシナモンのスパイシーなニュアンス。

濃厚な果実味を持つが、しっかりとしたタンニンと酸を持つので、洗練されたフルボディに仕上がっている。

セパージュは、グルナッシュ80%、シラー20%。

 

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福島県産阿武隈三元豚ロース肉の低温ロースト、チーズ風味の新ジャガイモとシューファルシー添え。

手前が玉葱のピューレのソース。

肉の下がジュのソース。

 

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低温ローストされた三元豚は焼き色が素晴らしく、ジューシーで柔らかい。

 

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シューファルシーにはローズマリーのミルクのソース。

 

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シュー(キャベツ)を切り開くと、中には三元豚のミンチのファルシー(詰め物)。

 

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チーズソースを掛けた新ジャガイモのフリット。

この一皿に、四つのソースが使われている。

 

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「もう少し白もいかがですか」と、イゴールさんが注いでくれる。

これはもう数杯目の白。

クローディ・ジョバールのリュリー、モンターニュ・ラ・フォリは好きなワインなので、ついついグラスを重ねてしまう。

 

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ファミーユ・ペランのジゴンダスと、クローディ・ジョバールのリュリーの飲み較べも楽しい。

 

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ディジェスティフもファミーユ・ペランのスイート・ワイン。

ミュスカ・ボーム・ド・ヴニーズ、2010年。

ぶどう果汁の発酵途中にブランデーを加えて発酵を止め、甘みを残した酒精強化ワインで、ヴァン・ド・ナチュレルと呼ばれる。

 

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濃厚な果実の甘み。

甘みは強いが、アルコール度数も高いので、後味はキリリと爽やか。

 

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デセールは、フレッシュ苺のキルシュ風味、軽いヴァシュランとバニラアイスクリームと共に。

 

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ヴァシュランとは、焼いたメレンゲにアイスクリームやホイップクリームやフルーツを挟んだ冷たいデセールのこと。

 

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ディジェスティフを飲み干すと、彼女と話している間に竹内支配人がたっぷりと注ぎ足してくれた。

彼女はスイート・ワインが苦手なので、彼女の分も飲むと、合わせて三杯飲んだことになる。

これで一挙に酔いが回ってしまった。

 

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「今夜も美味しかったわ。でも、どんどん注いでくれるので、飲み過ぎちゃったわね」と言う彼女の頬が赤くなっている。

「僕も今夜は酔ってしまったよ。でも楽しいね」と私。

 

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何時ものミルクと砂糖。

 

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このお砂糖は、フランス産のラ・ペルーシュ。

インド洋の真ん中に浮かぶフランス領レユニオン島で栽培されるサトウキビ100%で造られたプレミアムな砂糖なのだ。

竹内支配人、星野料理長、そしてお世話になったイゴールさんと挨拶を交わし、満ち足りた思いで店をあとにする。

 

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今夜は飲み過ぎたので、少し散策することにする。

マロニエゲートから有楽町、そして数寄屋橋と歩を進める。

 

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今夜も東急プラザ銀座が明るく輝く。

 

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数寄屋橋交差点の向こうには、エルメス。

 

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望遠にしてみると、エルメスの屋上に置かれている花火師の騎馬像が見える。

スマホを買い替えたので、解像度も上がったようだ。

彼女と過ごす銀座の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

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