今夜は和食でワインを飲もうということで、彼女と渋谷で待ち合わせ。
向かった先は、『山城屋庄蔵』の分店、『山城屋分店』。
ここではカウンター席で京くずし料理とワインを楽しむことができるのだ。
まだ時間が早いので、店に他に客は居ない。
ワインはイタリアンが中心で、フレンチも少し置いている。
ワインに合う肉料理も揃っているが、和食なので箸で食べることになる。
まずは白ワインを抜栓。
ポデーリ・デイ・コッリの、ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ、クラッシコ・スペリオーレ、2011年。
名前は長いが、マルケ州の人気のワイン。
ぶどうは、ヴェルディッキオ100%。
ヴェルデッキオには気軽なワインが多いが、これはクラッシコ・スペリオーレなので上級クラス。
酸味とミネラルのバランスが良く、適度に熟成も進み美味い。
お通しは、イチゴ。
生クリームが添えられているのかと思ったら、クリームチーズ。
小海老のビアフリット、有機サラダ。
結構たくさん海老が入っているので、ワインのおつまみになる。
二人が大好きな生牡蠣。
宮城県女川産、オゾンマイクロバブル殺菌、黄金生牡蠣。
生食用の、安全な生牡蠣なのだそうだ。
生ハム4種盛り合わせ。
目の前で、イタリア製の手動スライサーでカットされる。
サンダニエレ産プロシュート、ハモンセラーノ、パルマ産コッパ、モルタデッラの4種類が盛られている。
モルタデッラは、ボローニャ・ソーセージのこと。
お店の名物料理、フォアグラ大根。
フォアグラの上には、雲丹とイクラが乗っている。
「今夜の大根が小さかったので、代わりにフォアグラを大きくしておきました」と板さんが届けてくれた。
どの料理も美味しく、ワインが進む。
渋谷の『山城屋分店』で彼女と過ごす、京くずし料理とイタリアワインの楽しい夜の続きは、また明日。