週末は彼女と銀座でデート。
暖かい日差しがさすホコ天では、多くの家族連れが散策を楽しんでしる。
ランチは、彼女がタイ料理を食べたいというので、有楽町の『マンゴツリー・カフェ』を予約してある。
丸ビルの『マンゴツリー』の方が高級なタイ料理を食べることができるのだが、昼はビュッフェスタイルで席の予約ができない。
一方、タイの街角で食べる感じの気楽な『マンゴツリー・カフェ』は、予約ができるのだ。
バンコクの『マンゴツリー本店』は、細い路地を挟んで『コカ・レストラン本店』と隣接している。
有楽町では、この細い通路を挟んで『マンゴツリー・カフェ』と『コカ・レストラン』が並んでいる。
壁は古びた板張り。
これで店内が暑ければ、バンコクで食事をしている雰囲気になる。
ここでは美味いタイ料理を食べることができるが、問題なのは気楽なワインしか置いていないこと。
そこで今日は、事前に松本店長にお願いして丸ビルの『マンゴツリー』から美味しい赤を取り寄せてもらったおいた。
彼女には秘密のサプライズ。
最初はスパークリング・ワインで乾杯。
二種類あるグラス・スパークリングから、彼女は樽詰スパークリング、ポールスターを飲みたいとのことで、私もお付き合い。
「ちょっと甘いと思うけどいいの?」と私。
「やや辛口って書いてあるわよ」と彼女。
飲んでみると、「ほんと、甘いわね」とのこと。
ポールスターはサッポロビールが造る樽詰のスパークリング・ワインで、ビール・サーバーで提供されている。
ぶどうはチリ産のソーヴィニヨン・ブランで、アルコール度数は9%と低い。
最初の料理はヤムウンセン、春雨とシーフードのサラダ。
ピリ辛で旨い。
彼女がもっとパクチーを食べたいというので、パクチーを追加でもらう。
続いてソムタムタイ、グリーンパパイヤのサラダ。
これは本場の辛さ。
少し甘めのワインの味もわからなくなってしまう。
慌てて次のスパークリング・ワインを注文。
今度は、ブーケ・ドール・ブラン、ブリュット。
アサヒビールが輸入するフランスのヴァン・ムスー。
これは本当の辛口。
ぶどうは、シュナン・ブラン、コロンバール、ユニ・ブラン。
左がトードマンプラー、タイのさつま揚げ。
右がトードマンクン、エビのすり身のパン粉揚げ。
スイートチリソースや蜂蜜のソースを付けて食べると美味い。
ナンプラーも欠かせない。
タイの高級店でも屋台でも必ず出される、薬味4種。
ナンプラー、酢、チリパウダーは好いが、グラニュー糖は使ったことが無い。
タイの人は辛い物が好きだが、甘いものはより甘くして食べる。
特にパッタイ(焼うどん)に砂糖をたっぷり掛けて食べるのには閉口してしまう。
トムヤムクンナムコン、トムヤンクンの牛乳仕立て。
牛乳によって少し円やかになってはいるが、充分に辛い。
そろそろ頼んでおいた赤ワインを出してもらうことにする。
有楽町の『マンゴツリー・カフェ』で彼女と過ごす楽しいランチの続きは、また明日。