ちょっと以前のこと、彼女と銀座のお店で待ち合わせ。
マロニエゲート1のエントランスには、大きな桜のディスプレイ。
旧プランタン銀座の裏口にも、マロニエゲート2の名前が付いている。
以前より明るくなった雰囲気。
向かった先は、『アルジェントASO』。
ここで開催されるパーティに二人で出席するのだ。
店はビルの最上階の2フロアーを占めている。
8階でエレベーターを降り、レセプションに向かう。
何時ものとおり私が先に着いたので、ウェイテイング・バーで一休み。
彼女が到着すると、揃って9階への内階段を上り、パーティ・ルームに案内される。
広いパーティルームには多くのテーブルがセットされている。
今夜は参加者が多いようだ。
来客がまだ居ない側の室内を撮影。
テーブルの上には今夜のメニューが置かれている。
料理とワインの内容を彼女と共に検討するのも楽しい。
銀製のカトラリーには、ASOの名前が入っている。
パーティの始まりを、シャンパーニュを飲みながら待つ。
ドゥラモット、ブリュット、プール・ヒラマツ。
1760年設立の、シャルドネの聖地、コート・ド・ブランに本拠地を置く名門メゾン。
そのドゥラモットが『ひらまつ』のために造るキュヴェ。
スタンダード・キュヴェでもコート・ド・ブランのグラン・クリュのシャルドネを多くブレンドしている。
セパージュは、シャルドネ55%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ10%。
このパンが美味い。
外はパリパリで中はしっとり、ホイップクリームとの相性も抜群。
旬菜のインサラータ、自家製フォカッチャとパンチェッタ。
シャンパーニュとの相性が良く、どんどんグラスが進む。
今夜も飲み過ぎになりそうだ。
白ワインは、ドメーヌ・ゴビーのヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2007年。
ドメーヌ・ゴビーは、ラングドック・ルーションのスター・ドメーヌ。
色合いは濃く、透明な飴色。
素晴らしい熟成感。
熟した洋梨、甘いエステル香。
彼女もこのゴビーは素晴らしいと言って、何杯も飲み干している。
菜の花と桜海老を添えた伊茸のスパゲッティ。
使われているイタリアのフンギは、カルドンチェッリ。
プーリアに自生するエリンギのこと。
たっぷりの桜海老が美味い。
浅見料理長の腕は、今夜も冴えている。
銀座の『アルジェントASO』で彼女と過ごす美味しい夜は続きます。