西麻布の『レストラン ひらまつ レゼルヴ』で開催された「想いをつなぐ食彩の夕べ」に彼女と共に出席した楽しい夜の続き。
アペリティフ、白二種類のあとは、赤ワイン。
南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランが造る、クードレ・ド・ボーカステル・ルージュ、2009年。
ファミーユ・ペランは南ローヌの主要アペラシオンに300ha以上の畑を有する大手の造り手。
その中でも有名なのがシャトー・ボーカステルで、その畑に隣接する畑のぶどうを使って作られたのが、このワイン。
セパージュは、ムールヴェードル30%、グルナッシュ30%、シラー20%、サンソー20%。
肉料理は、鹿屋市 ダチョウのデュオ、藁の香りをつけた腿肉のミキュイとフィレ肉のロースト、長葱と敏ちゃん南瓜のクロケット添え、赤ワインとラビゴットの2種のソースで。
フィレ肉のロースト。
ダチョウを食べるのは久し振り。
柔らかい赤みが美味い。
腿肉のミキュイ。
旨味が凝縮された赤身だ。
ディジェスティフは、スッド・ウエストのアラン・ブリュモンが造る、シャトー・ブースカッセ、ブリュメアール、2007年。
アラン・ブリュモンのワインはほとんどの種類を飲んでいるが、こんなデザート・ワインがあるとは知らなかった。
フルーティで滑らかなデザート・ワイン。
AOCはパシュラン・デュ・ヴィックビル。
ぶどうはプティ・マンサン100%。
デセールは、垂水市の枇杷のマセレ、コワントロー風味のソルベショコラ。
枇杷は今年の初物なので嬉しい。
デセール後の飲み物は、桑美茶(くわびちゃ)。
大崎町の諸木農園が作る、桑の葉のお茶で、食物繊維、鉄、亜鉛が豊富で、糖尿病にも効果があると言われている。
ミニャルディーズは、大隅 ブルーベリーのマカロン、大崎町 葛餅。
葛餅は好きなので、時々船橋屋のものを食べている。
この葛餅も美味い。
ブルーベリーのマカロン。
お隣は、マシュマロ。
今夜の内木場料理長の料理は故郷への特別な想いが詰まり、素晴らしかった。
料理長と坂元支配人に今夜のお礼を述べ、店をあとにする。
良く食べ良く飲んだ夜は、散策が楽しい。
西麻布から六本木までの道のりを肩を並べて歩く。
今夜も六本木ヒルズが明るく輝いている。
彼女と過ごす、西麻布、六本木の夜は素敵に更けていきました。