のり奴姐さんにご紹介いただいた、神楽坂の焼き鳥屋さんに行った。
場所は神楽坂(早稲田通り)から赤城神社に曲がり、神社前を右折したちょっと先。
開店と同時に到着したので、他に客は居ない。
厨房を取り囲むように、長いカウンターに18席。
一番奥には4人掛けの掘りごたつのテーブルがある。
まだ外は明るい。
明るいうちに飲み始めるのは、以前はちょっと申し訳ないように感じたが、最近は最高に楽しく感じるようになった。
暑さを吹き飛ばすため、最初は泡を選ぶ。
オーストラリアのシャンドン、ブリュット。
大手シャンパーニュ・メゾン、モエ・エ・シャンドンがオーストラリア、ヤラ・ヴァレーで造るシャンパーニュ方式のスパークリング・ワイン。
二人でメニューを検討していると、お通しが届いた。
カポナータのブルスケッタ。
冷えたスパークリングに良く合って美味い。
最初の料理は、旬のルージュ・サラダ。
味噌ベースのオリジナル・ドレッシングが美味い。
それにしても、凄いヴォリューム。
キノコとブロッコリーのガーリックオイルマリネ。
シンプルな料理だが、シャンドンに良く合う。
シャンドンをあっという間に飲んでしまったので、赤ワインの前に白をグラスで飲むことにする。
フランス、ラングドックのヴィニョーブル・デ・トロワ・シャトーが造る、レ・デエス・ミュエット、シャルドネ、2015年。
フランス南部のワインらしく、濃厚なシャルドネ。
後味がすっきり辛口なので、とても美味い。
仔羊の”セバプチチ”。
ユーゴスラビア発祥の皮無しソーセージだそうだが、食べてみるとシシケバブの一種のような感じ。
ユーゴスラビアのベオグラードには三カ月間滞在したが、食べた記憶が無い。
きっとユーゴスラビアの中でもイスラム地域の食べ物なのだろう。
ぎっしり肉が詰まり、食べ応えがある。
さて、そろそろ特別な鳥を焼いてもらい、赤ワインを抜栓することにしよう。
神楽坂の『ルージュ』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。