のり奴姐さんにご紹介いただいた、神楽坂のお洒落な焼き鳥屋さん、『ルージュ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
スパークリング、白を飲んだあとは、赤を抜栓。
ルイ・ジャド、ブルゴーニュ・ルージュ、クーヴァン・デ・ジャコバン、2014年。
さすがルイ・ジャド、安定の美味しさ。
チェリーやフランボワーズの香り、酸とタンニンのバランスも良い。
焼き鳥に合わせるには丁度良いブル・ピノである。
フランス、ヴァンデ産のうずら鶏。
メニューは半羽単位だが、二人なので一羽をそのまま焼いてもらう。
素晴らしい香り。
私が切り分けて、二人の皿に分ける。
ジューシーで素晴らしく美味い。
野菜も焼いてもらうことに。
アボカドと、みょうがの西京味噌焼き。
はつ。
何が違うのかわからないが、とても美味い。
レバーはたれで。
中は生で、とろける美味しさ。
フランス、シャラン産、ビュルゴー家生産の鴨。
焼き鳥屋でシャラン産鴨を食べるのは初めて。
どの料理もヴォリュームがあるので、既にお腹はいっぱい。
〆を注文することにする。
特製そぼろ丼。
軟骨入りそぼろの食感が楽しく、相模原の地玉子は濃厚。
三種の香の物。
この新生姜の漬物、かなり美味い。
「今夜も楽しかった。たまにはフレンチ以外のお店も好いわね。ありがとう」と彼女。
「のり奴姐さんお薦めの店に間違いはないね」と私。
ご主人に見送られ、店をあとにする。
食べ始めた時は明るかったが、外はすっかり夜の帳に覆われている。
二人で神楽坂をのんびり下る。
日中は暑くても、夜になって気温が下がり、過ごしやすくなっている。
神楽坂で彼女と過ごす楽しい夜は、素敵に更けて行きました。