ホテルの部屋でのんびりワインを飲むことに。
場所は、彼女が何故か気に入っている『メトロポリタン東京』。
実は、彼女が何故ここを気に入っているかは、西武デパートに近いためではないかと思っている。
西武のデパ地下で買い物をし、すぐにホテルに持ち込める場所は、確かにここしかない。
ホテルに入ると、ハロウィン仕様。
この時期は街のあちらこちらでジャック・オ・ランタンを見ることができる。
今回も最上階の部屋を予約しておいた。
さて、待ち合わせ場所の西武のデパ地下に行くとしよう。
彼女と落ち合うと、お買い物。
まずは柿安ダイニングで物色。
サラダや鯖の南蛮漬けを購入。
RF1でも、更にサラダを購入。
メイン用に、トリュフ香る牛肉のグリルを購入。
他にも、ポンパドールのレーズンパン、ミニワンのミニクロワッサン、張大夫で中華点心、さらにKALDIでチーズ、プロシュート、フレッシュ・オリーブを購入。
おっと、デザートを忘れてはならない。
グラマシーニューヨークでお買い物。
ホテルの部屋に戻ると、冷やしておいたシャンパーニュを抜栓。
アンリ・ジロー、ブラン・ド・クレ、ブラン・ド・ブラン。
箱がとてもお洒落だ。
アンリ・ジローは人気の造り手。
1625年創業のアイ村の名門メゾン、現当主は12代目。
長い歴史を持つメゾンだが、王室や上流階級で消費されることが多く、日本に初輸入されたのは2006年と新しい。
コルクの香りはとても良い。
コルクにもアンリ・ジローの刻印。
このミュズレもコレクションに加えておこう。
勢いのある細かな泡立ち。
甘いフルーツ香。
洋梨、青リンゴ、グレープフルーツ、それにハチミツのニュアンス。
口に含んだ時にはフレッシュな若々しさを感じるが、そのあとに押し寄せる深い熟成感。
厚みのある酸とミネラルも素晴らしい。
「アンリ・ジローはピノ・ノワールの方が美味しいのかと思ってたけど、このブラン・ド・ブランは素晴らしいわね」と彼女。
「きっと君が気に入ると思って選んだんだ。当たりで良かった」
シャンパーニュのお供は、イタリアのフレッシュ・オリーブ。
種入りの大きなグリーンオリーブはとても美味いのだ。
プロシュートの切り落とし。
塩分控えめで、しかもコスパの良いプロシュートだ。
一緒に食べるのは、RF1の緑の30品目サラダ。
取り皿に取り分け、シャンパーニュと共に味わう。
「美味しい。デパ地下でのお買い物は大好きなの」と彼女。
「それにしても随分沢山買ったね。食べきれるかな」と私。
「でもホテルに悪いからルームサービスも頼もうね」と彼女。
柿安のアボカドグリーンサラダも開封。
アボカドにブロッコリーが入っているはずだが、何処を見てもアボカドだらけ。
柿安の海老帆立マリネサラダ。
海老、帆立、そしてパプリカ、キュウリ、ブロッコリー、トマト、カボチャ、エンドウ豆。
健康に良さそうだ。
これも皿に取り分け、彼女に渡す。
「ありがと、今夜も楽しいわ」と彼女。
「時間はたっぷりあるし、ワインもたっぷりあるので、のんびり楽しもうね」と私。
『メトロポリタン東京』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。