先日の事、昨年の秋に茸がいっぱい生えているのを見付けた、ある公園の森に行ってみることにした。
山の中をウォーキングしていると、そこかしこに茸を発見。
この茸は笠の表面が濡れた感じで、とても綺麗だ。
この茸は、笠の大きさが10cmほどもある。
昨年、茸の写真をいっぱい撮って彼女に見せた時の会話を思い出した。
「美味しそうな茸がいっぱいあったよ」と私。
「採って食べちゃ駄目よ。公園の茸を食べて中毒死したなんて報道されたら恥ずかしいじゃない」と彼女。
「僕の健康を心配してくれているんじゃなくて、報道されたら恥ずかしいから駄目なの?」。
「屁理屈を言う男は嫌いよ」。
茸と言えば、松茸、椎茸、舞茸、シメジ、なめこ、エリンギ、エノキ、そしてトリュフ、ジロール茸(アンズ茸)、モリーユ茸(編笠茸)、セップ茸=ポルチーニ茸、それからマッシュルーム位しか知らない。
この森には色々な種類の茸が生えているが、どれが何茸なのか、どれが食べることが出来て、どれが毒茸なのか皆目見当がつかない。
しゃがんで茸を見ている老人に出会った。
「いっぱい茸が生えていますね」と私。
「こんなにあってもみんな毒茸ばかりで、食べられる茸はありゃしない」とのご返事。
これなんかは色から見ても毒茸っぽい。
でも、赤い茸は虫にとっては美味しいらしく、どれも齧られている。
これなんかも毒なのかな。
これも危険そう。
上から見るとエノキみたいだが・・・。
図鑑か何かで見たことがあるような。
食べられそうな雰囲気だが、これも毒なのだろうか。
この白い茸はいっぱい生えている。
数本が束になって生えているので、土を押しのけてではなく、土を持ち上げてしまっている。
それにしても、大変な量の茸だ。
遊歩道のそば、落ち葉の無いところにもにょきにょき生えている。
森を出ると芝生の広場に出た。
良く見ると、ここにも茸が生えている。
時間は掛かったのに歩行距離が出ない、茸尽しのウォーキングでした。
今夜は久し振りにシャブリを抜栓。
シャブリ、・ロジェ・ソーヴェストル、2014年。
初めて飲む造り手のワイン。
ロジェ・ソーヴェストルは代々ワイン造りに携わった家系で、現当主の祖父も父親もムルソーのドメーヌの醸造責任者を務めていた。
1950年代初頭にネゴシアンとしてワイン・ビジネスを開始し、今ではシャブリに4つのドメーヌを持つとともに、ニュイ、ボーヌ、シャロネーズ、マコン、そしてローヌ、プロヴァンス、ラングドックにもエステートを保有している。
コルクの状態は良好。
色合いはとても濃い。
グレープフルーツ、ライム、ライチのフレッシュな香り。
少し温度を上げると、ブリオッシュやマッシュルームのニュアンスも。
ミネラルと酸があるので、フルーティな香りでもボディはちゃんと引き締まっている。
シャブリは気楽に飲むことが出来るので、お家ワインに最適。
造りの良いシャブリを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。