ウォーキング中に、真っ赤に色付いた葉っぱを見付けた。
この色を見ると、滞在していたイリノイ州やオハイオ州の秋を思い出す。
10月になると至る所がこの樹(と思う)で真っ赤に染まるのだ。
友人に何と言う名の樹か聞くと、ファイアー・ツリーだと言われた。
一般的には、ファイアー・ツリーは南洋の島で真っ赤な花を付ける南洋桜のこと。
結局この樹の名前は知らない。
広葉樹も色付きが濃くなってきた。
あとひと月もすると、ほとんどの葉が落ちてしまうのだろう。
この樹は既に葉がほとんど落ちている。
日当たりに差は無いのに、この差は何故生まれるのだろうか。
こちらの樹は黄色に赤が混ざったような紅葉。
樹の種類の違いなのか、日当たりの違いなのか、どちらだろう。
この樹は赤が主体で、黄色と緑が混ざっている
見飽きない美しさだ。
銀杏も紅葉が進み、黄金色に輝く。
銀杏の漢字は”銀”だのに、葉っぱが紅葉すると”金”になるとは面白いなどど考えてしまう。
周りの赤松の緑とのコントラストが鮮やかだ。
青い秋空に街路樹の銀杏の黄金色が良く映える。
よし、今朝は頑張ってもう少し歩くことにしよう。
今夜はスペインの赤を抜栓。
カスティージョ・デ・モントロイ、レゼルヴァ、2009年。
DOバレンシアのワイン。
造り手はアルコープ・ラ・ヴィーニャ、1975年設立の、バレンシア・フルーツ取り扱い量No.1の協同組合である。
エチケットの裏側には、DOバレンシアのレゼルヴァであることを証明するシール。
2012年のAWCウィーン国際ワイン・チャレンジで金賞を受賞している。
コルクは比較的新しく、状態は良い。
不透明なガーネット。
熟したプルーンやカシス、レーズンやブラックベリーのニュアンス。
樽も感じる。
円やかなタンニンが心地良いが、余韻は短い。
レゼルヴァなので、熟成期間は36カ月。
この内、樽熟成は12カ月。
ぶどうは、モナストレル50%、テンプラニーリョ50%。
良質で気軽なスペインの赤ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。