今夜のお店は、北青山に昨年1月に開店した人気のフレンチ、『ビストロ・クプレ』。
彼女と表参道駅で待ち合わせると、KINOKUNIYAを過ぎて右折し、北青山方面へ。
更に小径に入って進むと、店の前に出る。
『ビストロ・クプレ』がある辺りは青山といっても小径の奥なので、とても静か。
店内にはカウンター席が14、テーブル席が8と、カウンター中心の配置。
勿論カウンター席を予約しておいた。
最初のスパークリングはお店から。
スペインのカヴァ、コドーニュ、クラシコ・ブリュット。
コドーニュは、1551年にカタルーニャ州、エペルネで創業した名門。
グラスに並々と注いでくれる。
二人ともカウンター上のグラスに口を付けて少し飲み、それからグラスを手で持って乾杯。
爽やかなカヴァで、ぶどうはバレリャーダ、チャレッロ、マカベオ。
アミューズは、レモンのプリン、海老のタルタル。
爽やかなプリンと、海老の旨味が詰まった濃厚なタルタルの組み合わせが美味い。
白ワインは、フランス、ロワールのシャルドネを選ぶ。
シャトー・デュ・コワン・ド・サン・フィアクル、キュヴェ・オーロレ、シャルドネ、2015年。
シャトー・デュ・コワンは1421年創業の名門で、由緒ある貴族の家系。コワンはコーナーの意味で、セーヴル川とメーヌ川が交差する場所=コワンに素晴らしいシャトーを保有している
柑橘系の豊かな香り、リッチなミネラル感を持つ素晴らしいシャルドネだ。
以前シャトー・デュ・コワンのミュスカデを飲んだが、これもとても美味しかったことを思い出した。
前菜の盛り合わせ。
鯖のマリネとキノコのテリーヌ。
この鯖、生に近くとても美味。
自家製パテ・ド・カンパーニュ、キャロット・ラペとレンズ豆。
この前菜の盛り合わせで白ワインが進む。
熱々のバゲットが届く。
美味しいのですぐに食べてしまい、お代わりをもらう。
つぶ貝のエスカルゴバターソース。
香りが素晴らしい。
濃厚なバターソースがよく絡んで美味い。
白ワインが更に進み、あっと言う間に空に。
オープンキッチンでは、萱澤シェフが手を休める暇もない。
店は満席なので、二人の女性スタッフの助けを借りても大変そうだ。
お話しをするのは、少し暇になるまで待つとしよう。
北青山のフレンチ、『ビストロ・クプレ』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。