今夜は銀座のフレンチ、『アイコニック』で彼女とディナー。
二人とも、ここの料理長、鈴木さんの料理が大好きなのだ。
銀座四丁目から中央通り(銀座通り)を二丁目方向に散策。
ルイ・ヴィトンのディスプレイはとても鮮やか。
中央通りに面したショウウインドウがとても綺麗なので、ブルガリに面した横側のショウウインドウも覗いてみる。
ブルガリには今もセルペンティが鮮やかに輝く。
ブルガリのショウウインドウ内でも、オレンジの円盤がくるくると回り、目を引いている。
ブルガリから中央通りを渡ると、カルティエ。
カルティエのショウウインドウもブルガリと同じく小さいが、一つ一つの窓の中には凝ったディスプレイ。
この人形、高さは20cmほどしかない。
マロニエ通りを進むと、モンクレール。
モンクレールのショウウインドウも何時も人目を引く。
右のウィンドウには男性のマネキンと、15体の小さなスノーマン。
左のウィンドウには女性のマネキンと、1体の大きなスノーマン。
待ち合わせの時間が近付いたので、『アイコニック』が入るビルに向かう。
3Fから6Fには『LOFT』。
そして最上階の9Fの全フロアーを『アイコニック』が占めている。
昨年はここで4回食事をしている。
鈴木シェフの料理が素晴らしいのでもっと来たいが、残念ながら高級店のためそう頻繁に利用するわけにもいかない。
彼女が来るまでウェイティングバーで待つことにする。
何か飲もうと思っていると、程なく彼女が到着。
彼女も好きなレストランなので、待ち合わせ時間より早めに来たようだ。
私達のテーブルは、一番奥。
何時もの女性達が迎えてくれる。
これはどうしたことだろう、何時もはカルテになっているメニューが、今夜は筒状に巻かれている。
リボンを解くと中は和紙。
横山支配人に聞くと、お正月なので”メニュー”ではなく、和風に”お品書き”の形にしたのだそうだ。
解いたリボンを見ると、『ひらまつ』の名前が入っている。
ソムリエの吉野さんが、アペリティフを届けてくれる。
柚子の香りが素晴らしい。
ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2014年をグラスに注ぎ、柚子の皮を摩り下ろして振りかけたのだそうだ。
出された”突出し”は、まさに和風。
根菜煮物仕立てで、お節料理をイメージしたのだそうだ。
里芋トリュフはフォンドボーで煮締められている。
牛蒡カシスは、赤ワイン煮。
蚕豆柚子はフリットで、人参グラッセオランジェはオレンジジュース煮。
蓮根サフラン、椎茸ボルドレーズ。
どれも見た目は和食なのだが、中身はしっかりフレンチ。
突出しが美味しいので、アペリティフをもう一杯飲むことにする。
銀座のフレンチ、『アイコニック』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。