ウォーキングの時に、雲を観て歩くのが好きだ。
雲を観ようとすると、自然と視線は上を向く。
そう、”上を向いて歩こう”なのだ。
この雲は何に見えるだろうか。
鶏腿肉のロースト?
いえいえ、羽衣を纏った天女に見えないだろうか。
それとも、シチリアのドンナフガータが造るワイン、シェラザーデのエチケットの絵だろうか。
この雲は、ゴーストバスターズでベッドの上に現れる美しいゴースト。
このあと、突然骸骨に変身して牙を剥くのだ。
この雲は。ホビットの冒険に出てくるドラゴン、スマウグで、方向転換してバルドに向かうが、バルドが射た弓の矢で心臓を射抜かれて息絶えるのだ。
それとも、首を傾げたクリオネだろうか。
この雲は誰が見ても一目瞭然。
一昨年、シンゴジラの封切後すぐに、六本木ヒルズのTOHOシネマズで鑑賞した。
その翌日、この雲を見付けて驚いた。
こちらは本物のシンゴジラのレプリカ。
六本木ヒルズで撮影したが、何故か隣でクレヨンしんちゃんがピースサインをしている。
今夜は久し振りに白ワインを抜栓。
ロワールでドゥルエ・フレールが造る、ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ、キュヴェ・ラ・サンシヴ、シュール・リー、2014年。
ドゥルエ・フレールは1880年創業のロワールの老舗。
高品質のミュスカデ造りで有名。
濃い干し草色。
グレープフルーツやレモンのシトラス系の香り。
マスカット、洋梨、林檎のニュアンスを持ち、酸とミネラルも心地良い。
若い頃は、フランスの白と言えばマコンかミュスカデばかり飲んでいた。
このワインは昨年も2013年VTを飲んだが、今回の2014年も含め、安定の美味しさ。
ぶどうは、ムロン・ド・ブルゴーニュ。
旨いミュスカデを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。