時々使うウォーキング・ルートに、シニア・クラブの皆さんが手入れされている花壇がある。
朝早くに通りかかるとシニア・クラブのメンバーが水やりをされていて、「おはようございます」と挨拶を交わしている。
久し振りに訪れてみると、花壇に花は見当たらない。
よく見ると、種を蒔いたことを示す標識がそこかしこに。
わずかに残った冬の緑には、水やりの跡。
ここにも種蒔きをし、球根が植えられたようだ。
来たるべき春に備えた準備は着々と進んでいる。
昨年末には、ここにはこんな花が咲いていた。
もう寒い季節なので、菊が中心だった。
そして水仙も。
房咲き水仙は真っ白で美しい。
花言葉は、思い出。
冬を彩る山茶花も、残り僅か。
既に盛りを過ぎ、残った花も少し寂しそう。
赤い山茶花も最後の力を振り絞り、太陽に向かって花弁を広げている。
しばらくウォーキングを続けていると、まだ元気な水仙を見付けた。
白と黄色のツートンカラーが綺麗な日本水仙の花言葉は、自己愛。
今夜は気軽な赤を抜栓。
おっと、スクリューキャップなので開栓。
イタリアのゾーニンが造る、ボルゴ・サンレオ・ロッソ。
これは昨年末に飲んでコスパが良かったので、再度購入したもの。
ゾーニンはイタリアの大手の造り手。
1821年創業で、イタリア全土7つの州に1,800haの自社畑を保有し、3,500万本の年間生産量を誇っている。
色合いは透明感のあるルビー色。
レッドチェリー、ストロベリー、ラズベリーの香り。
前回飲んだ時は温度が低すぎたので苦みを感じたが、今回は少し温度を上げて飲んでいる。
豊かなとまではいかないが、料理に合わせて飲むには充分な果実味。
ぶどうはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー。
生産地は明らかにされていないが、使用ぶどうから判断してヴェネト州だと思う。
良心的なイタリアのコスパワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。