神楽坂のニュージーランド料理とワインのお店、『ラムチョップ神楽坂』でワイン会を開催した。
会の名称は、「ニュージーランドラムとニュージーランドワインの会」。
神楽坂に少し早く着いたので、今夜の持ち込みワインをお店に届けると、再び外に出て周辺を少し散策。
来月に予約を入れているお店に顔を出し、シェフと料理の相談。
彼女が好きな食材の手配もお願いする。
毘沙門天は改修を終え、朱色が美しく輝く。
門の横には、竹で造られたハート形の飾りが置かれている。
バレンタインデーからホワイトデーをつなぐ、愛のイルミネーション、”竹あかり”なのだそうだ。
さて、開催時間が近付いたので、再び今夜のお店に向かう。
『ウルトラ・チョップ』の看板は、ラムチョップを担いだシェフ。
神楽坂(早稲田通り)に面した階段を上る。
二階のドアの向こうには、壁に描かれた少年と少女の影絵。
店はL字型になり、手前の部屋は少人数用。
突き当たりは厨房で、その右横に第二の部屋。
奧の部屋には、大人数用のテーブルが並ぶ。
今夜のディナー会は、6人で開催。
お二人の方が仕事が長引き、遅れるとの連絡。
そこで、うっかり姫さん、mayuさん、Winenokotoさんと私の4人で乾杯。
乾杯用のビールは、マスターズ・ドリーム。
今夜は飲み放題+ワイン持ち込みの企画。
通常の飲み放題ビールはモルツなのだが、関東地区総店長の竹田さんが特別にマスターズ・ドリームを出してくれた。
飲み始めると程なくYuki(Cheshire)さんが到着し、再び乾杯。
前菜三種が届く。
いぶりがっことマスカルポーネ。
揚げ茄子のバルサミコマリネとプロシュート。
鶏の白レバーパテ。
続いて、海老とアボカドのタルタル。
ここでKEiさんが到着。
全員が揃い、最初の白ワインで乾杯。
インヴィーヴォが造る、マナ、ギズボーン、シャルドネ、2016年。
二人の若き醸造家が2007年に設立したワイナリーで、2008年がファースト・ヴィンテージ。
短期間で評価の高いワイナリーに成長している。
インヴィーヴォはラテン語で、英語に直すと、In the life。
インヴィーヴォの畑は南島のマールボロとセントラルオタゴが中心だが、このシャルドネは北島のギズボーン産。
グレープフルーツ、レモン、トロピカルフルーツの果実香。
綺麗な酸を持ち、樽発酵由来の仄かな樽香も心地良い。
リヨン風サラダ。
温玉をパッカーンと割って混ぜ合わせる。
これで三人分。
葉物野菜の価格高騰のおり、嬉しいサラダだ。
続く持ち込みワインは、ブラッケンブルックが造る、シャングリ・ラ、ソーヴィニヨン・ブラン、2015年。
ダニエル&ウルスラ・シュヴァルツェンバッハ夫妻が設立した、ネルソンのブティック・ワイナリー。
ドイツ語のシュヴァルツェンバッハは、黒い小川。
それを英語に翻訳したのがワイナリーの名前、ブラッケンブルック。
爽やかな柑橘系の香り。
活き活きとしたクリーンな酸を持つ、好みのタイプ。
ぶどう栽培はサステナブル農法。
醸造はグラヴィティシステムで、ポンプを使わず、坂に作られた醸造所で重力を用いて運搬し、ワインにストレスを与えないように配慮されている。
この写真は、昨年の6月13日に新宿のヒルトンホテルで開催された試飲会でウルスラさんにお会いした時のもの。
お店の壁には、ウルスラさんのサイン。
日付を見ると、私がお会いした三日後にこのお店を訪問したことがわかる。
神楽坂の『ウルトラ・チョップ』で友人達と過ごす楽しいディナー会は続きます。