神楽坂の『ウルトラ・チョップ』で開催した「ニュージーランドラムとニュージーランドワインの会」の続き。
シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランを飲んだあとは、スパークリングで乾杯。
今夜、四度目の乾杯。
メンバーは、うっかり姫さん、KEiさん、mayuさん、Winenokotoさん、Yuki(Cheshire)さんと、私。
クメウ・リヴァー、クメウ・クレマン。
北島のワイナリーで、ブルゴーニュタイプのシャルドネのNo.1の造り手と言われている。
Winenokotoさんがニュージーランド、ワイナリー巡りの旅の時に購入したものを持ってきて下さったワインである。
栓はコルクではなく、王冠。
王冠のスパークリングワインは、初めて。
クレマンと名乗るだけあって瓶内二次発酵方式で造られ、熟成期間も長い。
2014年9月にボトリングされ、デゴルジュマンは2017年8月。
生産量は、わずか2,620本。
綺麗な泡立ち。
グレープフルーツや青リンゴの香り。
口に含むと、オレンジピールを感じる。
温度が上がってくると、ブリオッシュや蜂蜜のニュアンスも。
クリーミーな素晴らしいクレマンだ。
セパージュは、シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%。
Winenokotoさん、素敵なワインをありがとうございます。
ラム肉のチリ&チーズフレンチフライ。
ラム肉のチリは濃厚。
トロトロのチーズも旨い。
牛すじとドライトマトのアヒージョ。
メゾンカイザーのバゲットでオリーブオイルも掬って食べる。
いよいよメイン料理のラムのフルラックが届く。
関東総店長の竹田さんが自ら焼いてくれるラムラックは絶品。
初めてここに来た時に、『ワカヌイ』によく行っていると話したところ、竹田さんが「絶対に負けないラムを焼きます」と言って出してくれたラムが絶品だった。
火入れ加減も素晴らしい。
ここのラムは、ストレスフリーで安全牧草で育てられた、生後4~6ヶ月の仔羊。
臭みが無く、肉の旨味を持ちながらとても柔らかい。
赤ワインは、ブラッケンブルックが造る、シャングリ・ラ、ピノ・ノワール、2016年。
ブラッケンブルックについては昨日詳しく書いたので、今夜は省略。
代わりにエチケットについて一言。
この絵はブラッケンブルックがあるネルソンの風景画。
ニュージーランドの風景画の第一人者、マリリン・アンドリュースに依頼して描いてもらったもの。
ネルソンはニュージーランド人にとって、リタイア後に住みたい街No.1。
そこで理想郷を意味するシャングリ・ラをワインの名前にしている。
柔らかなタンニン。
ブラックベリーやブラックチェリー、バラやスミレのニュアンス。
仄かに樽も感じる。
ラムチョップにピノ・ノワールを合わせることに少し心配もあったが、ラムが上品な味わいなので、とても良く合う。
ピンぼけになってしまったが、素晴らしい赤身。
骨までしゃぶって食べると美味い。
一人二本ずつだが、この厚みなので充分に食べ応えがある。
彼女と来るときは二人でフルラックを食べているので、これを四本食べるとそれだけでお腹がいっぱいになってしまう。
シャンカール・ノグチのラムバターカレー。
今夜の料理はラム尽くしで素晴らしい。
最後に竹田さんから嬉しいプレゼント。
ラムのタタキの握りずし。
これは美味い。
今夜飲んだワイン達。
今夜もよく食べ、良く飲んだ。
壁には、ニュージーランド産ラム肉の説明が書かれた黒板。
店の前で飯田橋駅利用者と神楽坂駅利用者に別れて解散。
うっかり姫さん、Winenokotoさんとお話ししながら神楽坂を上る。
今夜のコボちゃんは暖かそうなコートをはおっている。
今夜の神楽坂も楽しかった。
関東地区総店長の竹田さん、スタッフの篭崎さん、お世話になりました。
ご一緒していただいた皆様、またお会いできますことを楽しみにしています。