今夜は彼女と日本橋のイタリアンで待ち合わせ。
三越前に早めに着いたので、室町辺りを散策。
日本橋から室町にかけて再開発が進み、本当に綺麗になった。
ここは日本橋のランドマーク、日本橋三井タワー。
入り口には、日本橋らしい大きな紫の暖簾。
三井記念美術館の入り口も設けられている。
美術館自体は、お隣の三井本館の7階にある。
中央通りを挟んだ向かい側には、YUITO日本橋室町野村ビル。
その隣には、COREDO室町1。
COREDO1、2、3は、日本橋再開発の象徴的な存在。
そして日本橋三井タワーの並び隣りには、三井本館。
越後屋の跡地に、1929年(昭和4年)に建設された建物である。
1998年(平成10年)に国の重要文化財に指定されている。
その先に見えているのは、日本橋三越本店。
三井本館と日本橋三越本店の間の道は、江戸桜通り。
日銀本館から石造りの建物が並び、春には桜の花が咲き乱れる美しい通りである。
江戸桜通りに面した三越の地下入り口には、「三越地階賣場 地下鐵入口」の古めかしい案内が。
三越のライオン像は今日も元気。
このライオン像はイギリス製で、三年の歳月をかけ、1914年(大正3年)に完成。
日本橋三越本店を通り過ぎ、新館との間で振り返ってみる。
外壁に付けられた街灯が好きだ。
こちらは、日本橋三越本店新館。
新しい建物だが、街灯は本館と同じものが取り付けられている。
ここまで長々と時間を要したが、今夜のイタリアンはこの新館の最上階、10階にある。
そのお店は、『代官山ASO チェレステ日本橋』。
二人が好きな『代官山ASO』が展開するお店の日本橋店。
入り口に、今夜の食材(と思われる)が展示されている。
天見支配人に迎えられ、テーブルに案内される。
今夜はどんな料理に出会えるか楽しみだ。
菊池シェフの料理は創意工夫に富み、美味いのだ。
テーブルの上には、ガラスで作られた野菜や果物が置かれている。
今夜は、リンゴ。
前回来た時は、ピーマンだった。
店に入ると、真ん中にサービスカウンターとその下にワインセラー。
サービスカウンターの右側には、半個室。
左側が、メイン・ダイニング。
開店後すぐ入店したので、まだ客はすくない。
でも、30分もすると満席となった。
彼女が到着し、泡で乾杯。
私のブログに毎週のように登場する、ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2014年。
暑い日のスパークリングは美味い。
もちろんヴーヴ・アンバルのミレジム自体が美味しいことは疑いようがない。
でも、立て続けに5杯は飲み過ぎ。
アミューズは、フォアグラ・シューとポルチーニのマリネ。
フランス産のポルチーニを軽く焼いてオリーブオイルで火入れし、一日マリネしているそうだ。
フランス産ならセップのはずだが、ここはイタリアンなのでポルチーニで良いのだろうなどと考えてしまう。
上に乗っているのは、牛乳とポルチーニのパウダーで作った泡。
シューの中にはフォアグラがぎっしり。
今の時期の黒トリュフは南半球産。
これはオーストラリア産だそうだ。
どちらも美味しく、クレマンがどんどん進んでしまった。
日本橋のイタリアン、『代官山ASO チェレステ日本橋』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。