Quantcast
Channel: ワインは素敵な恋の道しるべ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4121

カフェ1984、三菱一号館美術館、丸の内、そして、泰興楼、八重洲

$
0
0

丸の内散歩の続き。

三菱一号館美術館を出ると、再び同じ建物に別の入口から入ることにする。

 

IMG_20180724_181523.jpg

どうせなら中から直接行けるようにすれば良いのにとも思うが、この入り口も歴史を感じさせる造りだ。

 

IMG_20180724_181744.jpg

茶目子さんを案内した場所は、『カフェ1894』。

普段はカフェとして、そしてランチタイムやディナータイムにはレストランとして利用することができる。

 

IMG_20180724_182627.jpg

この空間は1894年(明治27年)の三菱一号館創建当時、銀行の営業部門として使われていたところ。

店の中には窓口がそのまま残されている。

 

IMG_20180724_182647.jpg

私達のテーブルは、店の中央。

ピンクの照明を当てられた壁から天井が美しい。

 

IMG_20180724_181637.jpg

テーブルから見上げる天井は高く、二階の回廊の奥には昔の金庫室が見えている。

 

IMG_20180724_182747.jpg

今日も暑かった。

まずはグラスの泡で乾杯。

ラシャス、ポワレ・ノルマンディー。

右手で撮影するため、二人とも左手でグラスを持っている。

 

IMG_20180724_182812.jpg

ポワレはノルマンディー地方で造られる、洋梨を原料とした発泡酒。

アルコール度数は2%と低い。

リンゴを使うと、シードルになる。

シードルとポワレを原料として造られるのが、ノルマンディーの名産品、カルヴァドスである。

 

IMG_20180724_183132.jpg

コースターにも、『カフェ1894』の名前。

茶目子さんはこの三角形を見て、「三菱のマークね」、とすぐに気が付く。

 

IMG_20180724_182828.jpg

Cafe1894風ジヴェルニーのガーデンサラダ-彩り野菜と果実、お花-。

サラダの名前が印象派の聖地、モネの家と睡蓮の池がある”ジヴェルニーの庭”とは、さすが美術館のレストラン。

 

IMG_20180724_182841.jpg

彩りが美しい。

でもロメインレタスが元気なので、皿の上で暴れて盛り付けは美しくない。

 

IMG_20180724_182952.jpg

赤ワインは面白いものをボトルでオーダー。

カーヴ・デ・オンズ・コミュヌが造る、ヴァレー・ダオステ、ピノ・ノワール、2016年。

Valle d'Aosta=ヴァッレ・ダオスタはイタリアの最北西部にある、イタリア最少の州。

フランスに隣接しているため、フランス語とイタリア語の両方が使われている。

このボトルを見ると、Vallee d'Aoste=ヴァレー・ダオステとフランス語表記となっている。

ぶどう名もピノ・ネロではなく、ピノ・ノワール。

 

IMG_20180725_135427.jpg

カーヴ・デ・オンズ・コミュヌは、1990年設立の生産者協同組合。

赤い果実の豊かな果実味と綺麗な酸を持つ。

タンニンは控え目。

バランスの良いミディアム・ボディである。

 

IMG_20180724_182857.jpg

昆布〆真鯛のカルパチョ、聖護院蕪の柚子マリネと抹茶のオリーブオイル。

 

IMG_20180724_182912.jpg

プリプリの真鯛に和風のオリーブオイルドレッシングが良く合う。

 

IMG_20180724_183059.jpg

淡路産牛のローストビーフ、グレービーソース、西洋ワサビ、クレソンを添えて。

 

IMG_20180724_183114.jpg

グレービーソースをたっぷりかけて食べると美味い。

食事を終え、ワインを飲み干しても時間はまだ早い。

 

IMG_20180725_135923.jpg

そこで八重洲側に行き、懐かしいお店に茶目子さんを案内することに。

明るく輝くグランルーフの向こう側には、丸の内側の丸ビルが見えている。

 

IMG_20180725_135845.jpg

八重洲側も再開発が進み、高層ビルが目立ち始めた。

 

IMG_20180725_140329.jpg

それでも、外堀通りの東側には昔ながらの飲食街が残っている。

向かったのは、若い頃によく通った中華料理店、『泰興楼』。

 

IMG_20180725_140345.jpg

1949年創業の老舗で、ジャンボ餃子で有名。

 

IMG_20180725_140058.jpg

何時も満席のお店だが、最初に入った客が丁度帰る時間だったので、直ぐに二階のテーブルを確保することができた。

 

IMG_20180725_140030.jpg

ドラフトビアで乾杯。

 

IMG_20180725_140010.jpg

グラスには、サッポロのマークに加え、泰興楼のマークも入っている。

 

IMG_20180725_140118.jpg

海老蒸し餃子。

 

IMG_20180725_140146.jpg

ぎっしり詰まった身がプリプリで美味い。

 

IMG_20180725_140211.jpg

これが名物のジャンボ餃子。

大きさは12cmほどもあり、創業以来変わらぬ味と大きさだ。

 

IMG_20180725_140242.jpg

テーブルには調味料。

 

IMG_20180725_140257.jpg

それぞれ好きな漬けタレを作る。

酢を入れるか入れないか、好みが異なるのも面白い。

 

IMG_20180725_140313.jpg

ジャンボ餃子の変わらぬ大きさと味が懐かしく美味い。

 

ブリックスクエアの『マルゴ丸の内』に始まり、丸の内仲通り、KITTEの『東京から揚げバル』、三菱一号館美術館でのショーメ特別展、『カフェ1894』、そして八重洲の『泰興楼』を茶目子さんと巡った、楽しい一日でした。

 

 

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4121

Trending Articles