銀座の何時ものフレンチ、『ブラッセリー ポール・ボキューズ』で開催された、「在日フランス商工会議所100周年記念ディナー」に彼女と共に参加した素敵な夜の続き。
飲んでいるのは、ジャン・ルイ・シャーヴのJ.L.シャーヴ・セレクション、エルミタージュ・ブラン、ブランシェ、2011年。
さすが100周年記念、出されるワインも素晴らしい。
魚料理は、ノルウェー産サーモンのエスカロップ、オゼイユ風味、リコッタチーズとほうれん草のラビオリ。
これは彼女が好きな料理。
ソース・オゼイユは『ポール・ボキューズ』のスペシャリティ。
リコッタチーズとほうれん草のラビオリも美味い。
赤ワインは、ボジョレーの帝王、ジョルジュ・デュブッフが造る、ムーラン・ナ・ヴァン、キュヴェ・プレスティージュ、2009年。
10のクリュ・デュ・ボジョレーの中でも、最も力強く芳醇なワインが、このムーラン・ナ・ヴァン。
しかも、2005年と2009年という最上の年にしか生産されなかったのが、このキュヴェ・プレスティージュ。
さすがに濃く美味い。
実はこのワインは、私のセラーにも1本入っている。
肉料理は、国産牛フィレ肉のポワレ、季節野菜添え、ソース・ペリグー、グラタン・リヨネーズと共に。
フィレ肉はとろけるように柔らかく、トリュフたっぷりのソース・ペリグーと良く合う。
熱々のグラタン・リヨネーズはヴォリュームたっぷり。
ヴァローナ・チョコレートのタルト、ミルクのアイスクリーム添え。
ヴァローナ・チョコレートは濃厚で美味い。
「今夜のお料理もワインも良かったわね」と彼女。
「星野さんの料理は素晴らしいね。ワインもシャルドネやピノを使わずに、マルサンヌとガメイというのには驚いたけど、どちらも美味しくて良かったね」と私。
ミニャルディーズもヴァローナ・チョコレート。
グアナラは、カカオ分70%のブラック・チョコレート。
ジヴァラは、カカオ分40%のミルク・チョコレート。
竹内支配人に見送られ、フランス商工会議所からのお土産をいただき、満ち足りた思いで店をあとにする。
最初に向かったのは、有楽町駅のファミマ。
彼女用にサラダを幾つか購入し、マロニエ通りに戻る。
丸井には青山フラワーマーケットが入っている。
首都高の向こうには、マロニエゲートギンザ1。
明るい三つのフロアーがレストラン階で、その一番下の右側が今まで居た『ブラッセリー ポール・ボキューズ銀座』。
バーバリーは、もうすぐコートの季節を迎え、ディスプレイにも力が入っている。
モンクレールの新しいディスプレイも素敵だ。
ボッテガ・ヴェネタは何時もは商品展示が中心。
マネキンが使われることは珍しい。
左が女性のマネキン、そして右に男性のマネキン。
この配置はモンクレールと同じ。
シャネルのディスプレイも、思いっきり秋冬コレクション。
今年はどんな色やスタイルが流行るのだろうか。
彼女と過ごす銀座の夜は素敵に更けていきました。