大手町の『ル・プーレ ブラッスリーうかい』を出ても時間はまだ午後4時前。
もう少し何処かで飲みながらお話しをしましょうということになり、それではと皆さんを新しいお店にご案内。
メンバーは、KEiさん、mayuさん、ピエールロゼさん、そして私。
大手町から丸の内に向うついでに、御幸通りから東京駅丸の内駅舎をパチリ。
丸の内広場が整備され、皇居、御幸通り、東京駅丸の内駅舎が直線で結ばれ、とても綺麗になった。
丸の内仲通りの入り口のオブジェが新しいものに代わっている。
金氏徹平氏のHard Boiled Daydream (Sculpture / Spook) #1という2018年の作品。
丸ビルには、マルノウチ・ブライト・クリスマス 2018の文字。
丸ビルのマルキューブには、北欧をテーマにしたトナカイと雪の結晶模様のクリスマスツリー。
松任谷由実さんの楽曲とのコラボの演出である。
丸ビル前の動物の像は、ホワイトタイガーだったが、今はライオンに代わっている。
ホワイトタイガーと同じ作者の作品だ。
三沢厚彦氏のAnimal 2016-01Bで、何故か製作年は2018年となっている。
丸の内仲通りを更に進み、丸の内パークビル、ブリックスクエアまで来た。
四人とも酔っているので時間の感覚が無くなっているが、この時計を見ると午後4時22分。
皆さんをご案内したのは、開業したばかりの二重橋スクエアの、『ル・ブール・ノワゼット』。
パリ15区に店を構えるティエリー・ブランキ氏の東京店。
元々は銀座三越新館に店があり、そちらには何度か伺ったが、二重橋スクエアの開業に合わせて移転したお店だ。
フレンチを楽しめるビストロと、気軽にワインを楽しむワイン&タパスに分かれていて、今回はワイン&タパスを利用。
私達が到着した時は満席だったが、短時間利用の客が多いので、少し待つとテーブルに案内された。
店内はお洒落な女性ばかり。
幸いなことに、窓際の四人用のテーブルをゲット。
先程まで大手町の『ル・プーレ・ブラッスリーうかい』でシャンパーニュのフリーフローを楽しんできたばかりなのに、再び泡で乾杯。
KEiさんがこの立て看を見付けてしまったのだ。
そこでスパークリング・ワインを60分間飲み続けることに。
ブルゴーニュのシャルル・ニノ、ブラン・ド・ブラン、ブリュット。
グラスは何故かヴーヴ・アンバル、と思ったら、どうやらシャルル・ニノはヴーヴ・アンバルの傘下のメゾンのようだ。
柑橘系のフルーティーなスパークリングだが、ピペ・エドシックをたっぷり飲んだあとでは軽く感じてしまう。
調べてみると、ぶどうはアイレン100%となっているが、アイレンはスペインの品種、本当だろうか。
窓の外では陽が既に落ち、イルミネーションが美しく輝き始めている。
スパークリングのお供は、パルミジャーノ・サブレ。
パルミジャーノの味が濃厚でワインに良く合う。
フレンチフライ。
「フライドポテトという呼び方は和製英語なんだよね」と私。
「フランスではポム・フリットですよね」とmayuさん。
mayuさんはパリ、シャンパーニュに旅したばかり。
「英語ではフレンチフライ、イギリスではチップス、発祥の国ベルギーではフリッツですね」と私。
一時間で二本余りを飲み、丸の内仲通りに出るとイルミネーションが美しく輝いている。
さて、充分に酔っている四人は更にお店巡りを続けます。