大手町の『ル・プーレ・ブラッスリーうかい』で二時間のシャンパーニュ・フリーフロー、続いて二重橋スクエアの『ル・ブール・ノワゼット』で一時間のスパークリング・フリーフローを楽しんだあとは、二重橋スクエアの地下に降りる。
酔っ払い四人組は、KEiさん、mayuさん、ピエールロゼさん、そして私。
皆さんを案内したのは、『ぬる燗 佐藤』。
フレンチ二軒のハシゴのあとは、嗜好を変えて和食で日本酒。
まずは、リセットビール。
あ、よく考えるとこれも泡だ。
三軒連続の泡酒となったが、ビールは飲み口が変わるのでリフレッシュ。
プレミアム・モルツは美味い。
お通しは、メカブに山芋に雲丹に山葵。
なかなか気の利いたお通しだ。
日本酒メニューを見ながら何を飲むか協議。
ここでは5℃の雪冷えから55℃の飛び切り燗まで、10段階の温度で酒を飲むことができる。
結局、一人一種類ずつ選んだような気がする。
気がするというのは、この辺りから記憶が定かではないのだ。
ぐい飲みを選んでくださいと、桶が届く。
群馬県川場村の永井酒造が醸す、水芭蕉 吟醸。
兵庫県産山田錦を用い、精米歩合は50%。
岩手県盛岡市の赤武酒造が醸す、赤武 吟醸、AKABU F。
岩手県産米を用い、精米歩合は60%。
今日、三回目の乾杯。
続いて、愛知県名古屋市の萬乗醸造が醸す、醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦。
山田錦を50%まで磨いて醸されている。
これは私が選んだ酒。
先月、ブルゴーニュ、モレ・サン・ドニのドメーヌ・クヘイジを訪問したばかりなので選んだのだ。
四種類目は、和歌山県海南市の平和酒造が醸す、紀土 純米大吟醸。
山田錦を用い、精米歩合は50%。
酒の肴は、たたみいわし。
エイヒレ。
すっかり出来上がった四人が地上に出ると、丸の内仲通りは既に夜。
イルミネーションが美しく輝く。
ここでmayuさんが「もう一軒、銀座に行きましょう」と提案すると、全員「行きましょう」と気勢を上げる。
向かったのは、銀座のワインラヴァーの聖地、『ジロンド』。
店に入ると、そこにはMr.vinさんが。
vinさんとお話ししていると、mayuさんがシャンパーニュを抜栓し、五つのグラスに注ぎ始める。
オーナーの武藤さんを加え、五人で乾杯。
飲んだシャンパーニュは、ポル・ジェス、ブリュット。
セパージュは、ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ45%、シャルドネ5%。
造り手は、大手シャンパン・メゾン、G. H. マーテル。
武藤さんが美味しいパスタを作ってくれた。
これを食べたことは覚えている。
午後一時から大手町でシャンパーニュを飲み始め、〆は銀座でシャンパーニュ、そして帰宅は最終電車の少し前。
アメブロの友人達と過ごす、長く楽しい半日でした。