日本橋の高島屋新館にあるリグーリア料理のお店、『フォカッチェリア・ラ・ブリアンツァ』で茶目子さんとの楽しいランチの続き。
スパークリング・ワインの次は、白ワインで乾杯。
食べているのはここの名物料理、リグーリア州のフォカッチャ・ディ・レッコ。
レッコ村産の濃厚なストラッキーノチーズがたっぷり使われた、美味い薄焼きフォカッチャ。
半分はプレーンで、半分は温玉と黒トリュフをトッピングして楽しんでいる。
飲んでいるワインは、プーリア州のヴァッレ・デッラッソが造る、サレント・ビアンコ、レンツェ、2017年。
裏のラベルには、このワインがビオロジックで造られたことを示す認証マークが付いている。
フレッシュな果実味を持つ爽やかな白がチーズ味のフォカッチャに良く合う。
セパージュは、トレッビアーノ50%、マルヴァジア40%、フィアーノ10%。
フォカッチャを食べ終えると、再びブッフェから料理を選ぶ。
最初の皿はサラダだったので、二皿目は冷たい肉料理。
ローストビーフ、ローストポークが二種、ハマグリ、そしてシラス。
シラスはリグーリアの名物料理。
ミラノにあるリグーリア料理のお店、『チンクエ・テッレ』で食べたシラスの釜揚げがとても美味しかった。
茶目子さんのお皿も、ほぼ同じ品揃え。
あ、パルミジャーノ・レッジャーノもある。
三皿目は肉の煮込み料理二種とパスタ。
上段左側の蝦夷鹿の煮込みが美味い。
下段左側は、何故か焼きパイナップル。
むむ、茶目子さんの方が肉の量が多い。
盛り付けも、ルッコラの使い方が上手い。
茶目子さんはスープも。
一口味見をさせてもらった。
美味しいが、舌の記憶にない不思議な味わい。
ブッフェメニューには豆乳入りソフトクリームもある。
右が私のだが、ちょっと量を多く取り過ぎてしまった。
いっぱいになったお腹を抱え、稲葉支配人に見送られ、店をあとにする。
お隣のビルには、こんな綺麗な作品が展示されている。
これはクリスマス用なのか、それとも新年を迎えるためのものなのだろうか。
日本橋を渡り、室町に向かう。
何時もの通り、麒麟の像にご挨拶。
首都高の地下化を実現し、上を見上げる麒麟に空を戻してあげたい。
首都高が無ければ、こんなに綺麗な青空を観ることが出来るのに。
日本橋三越新館の最上階には、好きなイタリアン、『代官山ASO チェレステ日本橋』が入っている。
コレド室町2に到着。
エスカレーターを上り、TOHOシネマズ日本橋へ。
平日の午後だが、結構な客の数。
気が付くと、既に上映開始時間。
ランチをのんびり楽しみ過ぎたようだ。
発売開始と同時に、上段中央の席を購入しておいた。
予告編が終わり、いよいよ上映開始。
観た映画は、ディズニーの「くるみ割り人形と秘密の王国」。
大人二人で観に行く映画としてはどうかとも思ったが、ランチの後に観るのに丁度良い上映開始時間だったのだ。
評価として最初に挙げるべきは、映像の美しさ。
ストーリーとしては平凡で、これといった特殊な展開は無いが、それでも観ているだけで魔法の国に迷い込んだ楽しさを味わうことが出来るのは、さすがディズニー。
そしてディズニーらしさが前面に出ているのは、女性と黒人が主役を務めているところ。
ミスティ・コープランドのバレエは素晴らしい。
キャプテン・フィリップはジェイデン・フォーラ=ナイト、ドロッセルマイヤーはモーガン・フリーマンが役を演じている。
そして主要な三人の女性、クララ・シュタールバウムはマッケンジー・フォイ、シュガー・プラムはキーラ・ナイトレイ、マザー・ジンジャーはヘレン・ミレンという配役。
特にマッケンジー・フォイの可愛さに秘められた美しさが際立っていた。
茶目子さんとのランチ&映画鑑賞の楽しい午後でした。