お正月休みのこと。
食べて飲んでばかりでは身体がなまってしまうので、湾岸にウォーキングに出かける。
毎年お正月になると富士山が綺麗に見える。
寒いと空気中の水分が減り、空気の透明度が高くなる。
さらに年末年始の休暇中は経済活動が低下するので、空気も綺麗になるのだろう。
これは東京湾越しに見る富士山。
もう少し拡大してみる。
肉眼でははっきり見えるのだが、スマホではこれが限界か。
もっと拡大して見ると、不思議なことにこの方が良く見える。
松林があったので、松を画面に入れてみる。
もう少し横に張った綺麗な枝があれば絵になるのだが。
寒いので、ユリカモメも陽当たりの良い場所に集まっている。
陽光を受けながら歩いていると、汗ばんできた。
写真を撮っていると、時間の割りに距離が出ない。
2時間弱のウォーキングで11kmを歩いた、楽しいウォーキングでした。
今夜は、昨年末に後輩が持ってきてくれた日本酒を飲むことに。
新潟県加茂市の加茂錦酒造が造る、加茂錦 越後仕込 純米吟醸。
加茂錦は純米大吟醸の荷札酒で有名な蔵。
彼は一昨年末も確か同じようなお酒を持って遊びに来た。
良く冷やして飲み始め、だんだん温度が上がって豊潤さが出てくるのを楽しむのが美味しい飲み方のようだ。
折角持ってきてくれたので一緒に飲もうと思ったが、彼は私のセラーのワインの方が好みなのだそうだ。
彼は一昨年も私のワインをいっぱい飲んで帰って行ったことを思い出した。
というわけで、このお酒は年を越して抜栓して飲むことに。
原材料名は国産米としか書かれていないが、ネット情報によると五百万石のようだ。
外袋は米袋の材質で、酒の劣化を防ぐ効果があると書かれている。
外袋に情報が全て書かれているので、ボトルのラベルはシンプル。
どんな酒なのかと思い加茂錦のH.P.をチェックしたが、この酒は載っていない。
グラスに注ぐと、ふわりと芳香が立ち昇る。
米の芳醇な旨味、酸味は控え目。
その後から顔を出す微かな酵母のニュアンス。
後味はすっきりとした辛口。
これはなかなか美味い。
後輩の手土産を味わった、今夜のお家日本酒でした。