西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』での友人達との楽しいディナー会の続き。
今夜のメンバーは、Chocolatさん、ちぃさん、nekonekoさん、ハバネロ将軍さん、ピエールロゼさん、Redfoxさん、そして私。
今夜のディジェスティフは、大好きな造り手のカルヴァドス。
ルモルトンが造る、ヴュー・カルヴァドス・ドンフロンテ。
カルヴァドスはノルマンディー地方でシードル(リンゴ酒)とポワレ(洋梨酒)から造られるブランデー。
ドンフロンテ地区のカルヴァドスはポワレの比率が30%以上と高く、半連続式蒸留器を用いた一回蒸留のため香り高いことが特徴。
またオーク樽での熟成期間も他の地区が2年以上なのに対し、3年以上と長い。
ルモルトンのカルヴァドスは特に品質が高く、生産量が少ないため、フランスでも一流レストランでしか飲むことが出来ない貴重品である。
デセールは、リンゴのロースト、フロマージュブランのソルベ。
使われているリンゴは、長野県産シナノゴールド。
添えられているのは、紫のエディブルフラワー。
牛の生乳で作られたフレッシュ・チーズのソルベも美味い。
リンゴのデセールとカルヴァドスの組み合わせとは洒落ている。
今夜は初顔合わせのメンバーも居て、話しが多岐に及び、とても面白い。
今夜のミニャルディーズは何だろう。
中身は、砂糖ボンボン。
緑の方は撮影前に食べてしまった。
今夜飲んだワイン達。
いずれも評価の高い造り手のワインで、ヴィンテージも良い。
産地も、ブルゴーニュ、ロワール、ラングドック・ルーション、ローヌとフランス各地の銘醸地。
コルクの状態もとても良い。
坂元支配人に見送られ、店をあとにする。
ご一緒していただいた皆様、とても楽しかったです。
ありがとうございました。
店の前で解散すると、六本木駅を利用する、ちぃさん、ピエールロゼさんと私の三人で六本木ヒルズを目指す。
西麻布交差点のラブラドール・レトリバーは帽子をかぶり、暖かそう。
最初に立ち寄ったお店は、六本木ヒルズ、ウエストウォークの1階にあるバー、『TUSK(タスク)』。
飲食から音楽、アートまで、五感を満足させる新しい文化を発信するスタイリッシュなバーだ。
長いカウンターの奥に青く輝くのは、花飾りを付けたシャレコウベ。
ドン・フリオの宣伝だ。
ドン・フリオはメキシコのプレミアム・テキーラ。
このブルーは、ドン・フリオ・ブランコのボトルカラーだ。
ピエールロゼさんはジンのボンベイサファイア。
ちぃさんと私はテキーラを選び、クエルボ・ゴールドとクエルボ・シルバー。
三人で一口ずつ味見をし、感想を述べあうのも楽しい。
『タスク』を出ると、エスカレーターで66プラザに上がる。
蜘蛛の脚の間には東京タワー。
冬に咲く薔薇は冬薔薇(ふゆそうび)。
でもこの薔薇は一年中咲いている。
ハリウッドプラザに入り、地下に下り、次に向かったのは、メトロハットの地下二階にある、『イル・リトローボ』。
ここは以前『マルゴ』があった場所。
既に厨房が閉まり、飲み物のみ可能とのこと。
カウンターに座るお二人の雰囲気が良いと思ったら、彼が彼女のお誕生日のお祝いをしているとのこと。
ケーキが出されたところで、私達も一緒に拍手で場を盛り上げる。
夜も遅いが、店内はまだ満席。
場所柄、外国人の客も多い。
泡を一本抜栓。
三人で乾杯。
選んだスパークリングワインは、ピエモンテ州のヴァっリが造る、ヴァッリ・ブリュット。
ガルガーネガ100%で造られた爽やかなスパークリング。
アペロ、二次会、三次会と、六本木ヒルズのお店を一日で三箇所も回ってしまった。
友人達と過ごす、西麻布、六本木の楽しい夜でした。