浅草で開催した楽しい第二回トライアングル会の続き。
メンバーは、ちぃさん、茶目子さん、そして私。
もんじゃの『つくし』を出ると、ホッピー通りを散策。
次の目的のお店に行く前に、ちょっと立ち寄ることにする。
選んだお店は、創業昭和34年、『浅草酒BA 岡本』。
ビニールのカーテンを開き、入店。
驚いたことに、テーブルも椅子も全てビールケース。
椅子の上の座布団と板を取り除くと、中に荷物を収納することができる。
さて、飲み物は何にしようか。
ホッピー通りに来たのだから、ホッピーを飲まない訳にはいかない。
人生二度目のホッピー。
これはホッピーの赤で、お店の方によると白と黒は普通にあるが、赤は珍しいのだそうだ。
そう聞くと、三人とも赤を注文。
一緒に甲類焼酎が入ったジョッキが届く。
初めて飲むまではホッピーそのものがアルコール飲料だと思っていたが、ホッピーは発泡飲料水で、焼酎を割って飲むものだということを学んだ。
これで焼酎のホッピー割りが完成。
三人で乾杯。
確か、今夜五回目の乾杯。
お通しも結構美味い。
料理も興味あるものが揃っているが、ここの名物料理は元祖牛すじもつ煮込み。
そして目を引いたのは、鯨。
これが元祖牛すじもつ煮込み。
もっとごてごてでスープも濃いものを予想していたが、すっきり洗練された味わいで美味い。
お二人とも鯨の尾羽毛を知らないということだったので、注文。
尾羽毛は、鯨の尾の部分のこと。
激辛ホルモン。
見た目は韓国のアグチム(鮟鱇の辛子味噌炒め)に似ている。
辛さを、普通・中辛・大辛・その上・・・と選べるので、一番辛い”MAX”にしてもらった。
確かに辛いが食べられないほどではなく、美味しい。
追加の焼酎をもらい、二杯目のホッピー割りを飲む。
追加の焼酎のことを中(なか)と呼ぶことを初めて知った。
中身の追加を頼むとは、博多ラーメンの替玉みたいで面白い。
ホッピーの裏エチケットをまじまじと見てみる。
ホッピーは麦芽100%で、ドイツ産のホップを用い、海洋深層水で作られた炭酸飲料水だということがわかった。
そしてアルコール度数は0.8%であり、ゼロではない。
1%未満の場合、ノンアルコール飲料と名乗ることが出来るのだ。
モンドセレクションの銀賞も受賞している。
美味しい飲み方も書かれている。
キンキンに冷やして飲む方が良いようだが、氷は入れないと書かれている。
『浅草酒BA 岡本』を出ると、次の目的のお店、『酒の大桝 wine-kan』に向かう。
酒屋が営むワイン・バーだ。
歩いてわずか30秒。
一階にはカウンター席と厨房。
二階に案内され、テーブル席に座る。
壁側には所狭しとワインが並ぶ。
壁側に座ったお二人の頭越しに、目はどうしてもワインを追ってしまう。
ちぃさんと茶目子さんと過ごす浅草の楽しい夜は続きます。