小倉のイタリアン、『アトル』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。
二本目のワインは、赤を選ぶ。
イタリア、ピエモンテ州のペッケニーノが造る、サン・ルイジ、ドリアーニ、2011年。
ペッケニーノは、ピエモンテ州のドリアーニで1987年に設立されたワイナリー。
ドルチェット種のぶどうを用いたワイン造りで有名なワイナリーなのだ。
色合いはしっかりとしている。
もともとタンニンが強い品種なのだが、その上に熟成感があり、エレガントな仕上がりとなっている。
高級なネッビオーロに較べ、地元での日常ワインと言われていたドルチェットを高品質ワインに高めたワイナリーの製品だけあって、さすがに美味い。
豚の頬肉を合わせたが、これが素晴らしく美味い。
ワインも食事もどんどん進み、テーブル上の会話も弾む。
ポモドールと、オリーブオイルの二種を頼み、味の違いを楽しむ。
あっさりとしたオリーブオイルのパスタには、白トリュフの香りが付けられている。
これも美味。
メイン料理がテーブルに届いた。
ブランド・ポークのソテー。
これも赤ワインに良く合う。
彼女との食事では楽しい仕事なのだが、彼女と一緒でないときも自然に手が動いてしまう。
ワインは更に三本目に突入してしまうが、そのお話はまた明日。