彼女と過ごす、ディズニー・シーでの楽しい夜。
アフター6パスポートの有効時間は、18時から22時まで。
マゼランでの食事で既に2時間近くをを使ってしまった。
まず向かったのは、センター・オブ・ジ・アース。
タワー・オブ・テラーにも行きたいが、マゼランの位置を考えると、ミステリアルアイランドと、ロストリバーデルタに狙いを絞ることにしたのだ。
これが、冬のアフター6の良いところ。
センター・オブ・ジ・アースで思いっきり悲鳴を上げた後は、ちょっと寄り道して軽食のお買い物。
近くを歩いていた人が食べていてその香りがたまらなく良かったので、彼女が食べたいと言い出したのだ。
これがそのぎょうざドッグ。
ほかほかと暖かく、素敵な香りが食欲を誘う、人気のファストフード。
あと1時間半しかないのに、行列に並んで買ったので、ゆっくり食べたいと言う彼女を急かしてロストリバーデルタに向かう。
でも途中で、ポートディスカバリーで寄り道。
何時も混んでいるストームライダーが空いていたのだ。
すぐに中に案内され、ストームライダー搭乗の説明を聞く。
何度来ても大好きなアトラクションの一つなのだ。
ストームライダーで水を浴びた後は、インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮に駆け込む。
さすがにここはちょっと混んでいて、待ち時間20分強。
並んだ順番が良く、一番前の席となった。
次に何が起こるか熟知しているのだが、それでも楽しい。
キャーと叫ぶ彼女の手をそっと握ってみたりするのも楽しい。
でも注意しないと、シーのアトラクションでは絶叫ポイントで写真を取られ、出口に展示されているので”どさくさに紛れて・・・”という訳にはいかないのだ。
インディ・ジョーンズのあとは、隣のレイジングスピリッツ。
360度ループコースターがあるアトラクションである。
彼女はここは苦手なのだが、さっさと先を行く私に付いて入ってしまった。
「えっ、ここってぐるっと回るところでしょ」
でももう後戻りはできない。
覚悟を決めて、思いっきり叫び声を挙げる彼女が可愛い。
時計はもう22時を5分過ぎてしまった。
出口に向かうためにアラビアンコーストを歩いていると、「まだ大丈夫ですよ」の掛け声に惹かれて初めてのアトラクションに駆け込む。
普段なら絶対に乗らない乗り物だが、乗ってみると楽しく、空の満月まで綺麗に見える。
時間は22時を大幅に超えてしまったので、アラビアンコーストを急いで出口に向かって歩く。
もう人影もあまりなくなったシーは、一際美しく見える。
マーメイドラグーンも、来園者が居ないととても幻想的に見える。
メディテレーニアンハーバー越しに、プロメテウス火山が暗い夜空に浮かんで見える。
手前の売店等の建物はまだ明るく輝き、中は開園時間を過ぎても買い物客で賑わっている。
今夜のシーも、素敵に楽しかった。
外は寒くても、心は暖かくなる、素晴らしい夜でした。