イスタンブールから友人を迎えて、『鳥どり 総本家 八重洲二丁目店』での楽しいディナーの続き。
串焼き三種。
もも串 山わさび。
はねとろ串 黒コショウ焼き。
レバー串 七味山椒タレ焼き。
三杯目の酒は、モダン 仙禽 雄町。
これで仙禽のモダン・シリース三種を制覇。
栃木県さくら市産の雄町を100%用い、精米歩合は麹米40%、掛米50%。
この雄町も純米大吟醸の名称は用いられていない。
鴨鍋。
たっぷりの鴨が届く。
鴨も日本酒に良く合って美味い。
ここで飲み口をちょっと変えて、生グレープフルーツ・サワー。
ミニトマトの甘酢漬け。
鴨を食べた後は、出し汁にうどんを投入。
仲居さんが溶き卵を入れて仕上げてくれる。
友人はお腹がいっぱいになり、やはり長旅と睡眠不足で眠たそう。
ここで仙禽の、モダン 仙禽 亀の尾を再び飲むことにする。
「美味しいですよ」と言うと、焼酎とサワーばかり飲んでいた日本人の友人が、「では、私も」と付き合ってくれる。
米の芳醇な香り。
米の円やかな旨味と適度な酸味が上手く調和している。
オーガニック栽培した亀の尾の原原種を用いた、素晴らしい自然派日本酒である。
〆は、メーカーズマークをダブルで。
食後はイスタンブールの友人をホテルまで見送り、またの再会を誓って別れ、帰途に就く。
久し振りのトルコの友人と過ごす、楽しい一日でした。
ところでこれは、友人のお土産。
イスタンブール空港の免税店の袋がとても懐かしい。
イスタンブールには39回旅しているが、最後に訪問してからもう10年近くの歳月が流れている。
今年はクロアチアまで行ったが、トルコまで足を延ばす時間的余裕は無かった。
サラファン、シャルドネ、2017年。
彼は私がサラファンを好きなことを覚えてくれていて、わざわざこのワインを選んでくれたのだ。
アルコール度数は14%と高めで、しっかりとした果実味を持つワインだ。
これをみると、トルコでは18歳から飲酒が認められているようだ。
サラファン、カベルネ・ソーヴィニヨン、2016年。
赤は14.5%とアルコール度数は更に高い。
トルコのワインの歴史は古く、土着品種もある。
白ぶどうはエミル、黒ぶどうはオギュズギョズ、ボアズケレが有名だが、近年はシャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンといった国際品種の栽培が盛んとなっている。
酒のおつまみも買ってきてくれた。
トルコはドライ・フルーツやナッツ類も盛んに作られている。
ドライ・アプリコット。
イスタンブールではドライ・フィグ(干し無花果)はよく買っていたが、アプリコットは初めて。
ピスタチオ。
私もイスタンブールに行くたびに、ピスタチオを買っていた。
マカデミアナッツ。
家でワインやウイスキーを飲む時のお供として重宝しそうだ。
イスタンブールの友人に感謝のお土産でした。