ソウルでのランチに、江南の人気シャブシャブ店に行くことにする。
この店に来るのはもう三度目だが、未だに店の名前を知らない。
既に午後一時を回ったので、昼時には満席の店も少し空いてきた。
それでも、これだけの人がまだ食事をしている。
このスープだけでも美味いが、食べる時には真っ赤なコチュジャンを付けると一層美味い。
韓国料理の良いところは、前菜に野菜が豊富に出されるところ。
もちろん野菜はお代わり自由だし、白菜キムチは卓上の大きな壺に入っていて、好きなだけ取り出して食べることができるのだ。
まずは野菜を入れ、茹ったら店の人が器にがばっと盛り付けてくれる。
二度も盛り付けてもらえば、鍋は空っぽに。
そうすると今度は肉を一度にバサッと入れ、ぐるぐるっと掻き混ぜ、火が通ったらまた器にがばっと取り分けてくれて、それで鍋は再び空っぽに。
すると麺がさっと現れ、今度は店の人が麺をがばっと入れて強火にする。
そして再び器に取り分けてくれる。
麺を食べ始めると、また店の人が戻ってきて、残ったスープを使って雑炊を造り始める。
なかなか手際が良いが、急いで食べないとそのスピードに追い付けない。
お腹はいっぱいなのだが、雑炊には野菜と肉の旨味が凝縮されていて美味いため、全て食べてしまった。
今日も食べ過ぎとなった、ソウルの美味いランチでした。