一月下旬の夕方、品川駅でちぃさんと待ち合わせ。
駅の中央コンコースは人で溢れ、ここに立っているだけで疲れてしまいそう。
だが今となってはこの人混みが懐かしい。
二人で向かったのは、駅に併設のアトレ。
目的のお店は、”ニューヨークの朝食の女王”、『サラベス』。
今夜はシャンパーニュのフリーフロー・ディナーなので、事前に少し食べておくことにしたのだ。
ランチやディナーの時間は行列が出来るが、夕方早い時間なので待ち時間なしで席に案内される。
この時間でも店内はほとんど満席とは驚き。
今日はアペロのワインはグラス一杯だけとちぃさんと申し合わせる。
シャンパーニュのフリーフローの前に、アペロでの飲み過ぎは厳禁。
選んだワインは、カリフォルニアのロバート・モンダヴィ、ウッドブリッジ、シャルドネ。
ロバート・モンダヴィの定番ワインは安定の美味しさ。
ちぃさんの料理は、ファーマーズオムレツ。
中には、リーク、ハム、ポテト、グリエールチーズがたっぷり。
リークはポワロー(ポロ葱)の英語名。
オムレツにはマフィンもついている。
私が頼んだのは、ハーフ&ハーフ シグニチャープレート。
パンケーキが二枚。
フレンチトーストも二枚。
アペロのお供にしては、ちょっと食べ過ぎ。
『サラベス』のバッグもなかなか可愛いが、私が持ち歩くのには無理がある。
次の待ち合わせ時間になったので、品川駅の中央コンコースに戻り、みんみんさんと合流。
実はこの時計塔の向こう側にみんみんさん、こちら側に私たちが居てお互い気が付かず待ちぼうけ。
みんみんさんのLINEで驚いて横を見てお互いを発見するというハプニング。
送迎バスで向かった先は、「マリオットホテル東京」。
ここのシャンパーニュ・フリーフローの企画に来るのは、確か6回目。
redfoxさんに教えていただいたのが最初だった。
前回来た時には正月飾りが置かれていたエントランスには、マムのボトルとレッドカーペット。
シャンパーニュのフリーフロー企画に合わせ、館内はマム仕様に染まっている。
『ラウンジ&ダイニング G』に私たちの席が設けられている。
ステージ上のプロジェクタースクリーンにもマムの映像。
テーブル上には白いタブレット。
水が注がれるとむくむくと成長し、お手拭きになる。
G.H.マムのグラン・コルドンが注がれ、会の始まり。
G.H.マムは1827年創業のシャンパーニュの名門。
この赤いマークは、フランス最高勲章、レジオン・ドヌールの赤いリボンをモチーフにしている。
ちぃさん、みんみんさんと乾杯。
マムのグラン・コルドンは豊かな果実味を持ち、コクがあって美味い。
セパージュはピノ・ノワール45%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ25%。
瓶内熟成期間は20ヶ月で、ドサージュは8g/ℓと少な目。
楽しい夜の始まりです。