「マリオットホテル東京」の『ラウンジ&ダイニング G』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。
メンバーは、ちぃさんとみんみんさんと私。
今夜はシャンパーニュのフリーフローの企画。
飲んでいるシャンパーニュは、G.H.マムのグラン・コルドン。
マムは1827年創業の名門。
ネックには英国王室御用達の紋章が付いている。
またこの赤い帯は、フランス最高勲章、レジオン・ドヌールの赤いリボンをモチーフにしている。
勢いのある細やかな泡立ち。
コクのある果実味が素晴らしい。
セパージュはピノ・ノワール45%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ25%で、瓶内熟成期間は20ヶ月、リザーブワイン比率は30%、ドサージュは8g/ℓと少ない。
ミュズレにも赤いリボンがかかっている。
アミューズは、ウニのフラン。
濃厚なフランが美味い。
料理が届く。
シャンパーニュはフリーフローなのだが、料理のヴォリュームは少ない。
そこで酔い防止に『サラベス』で食事をしてきたのだ。
上段の皿は、色鮮やかな赤。
マムのシンボル・カラーとシンクロしている。
下段の皿は地味な色合いだが、クロケットが美味しそう。
上段の皿を取り分ける。
カブのコンポートとフォアグラムース。
りんごと野菜のピクルス、梅風味。
ズワイガニのブーシュ。
金時人参のムース、ジンジャー風味。
カブの蓋を取ると、中にはフォアグラのムース。
この赤いカブは赤ワイン煮だとのことだが、それだけではない甘みと酸味を感じる。
三人で隠し味を色々考えるがわからない。
お店の方にシェフに聞いてきてもらったところ、赤ワインに柘榴ジュースを加えて煮ているのだそうだ。
下段の料理も取り分けたが撮影忘れ。
オマール海老のコロッケも美味い。
付け合わせは甘いサツマイモ。
ポルチーニのラヴィオリが届く。
アルデンテで作られたラヴィオリでシャンパーニュが進む。
ポルチーニスープはラヴィオリにかけても良いし、そのまま飲んでも美味い。
二時間のフリーフローのコースだったが、もう二時間を過ぎたときになって、「ラストオーダーは何にされますか」と嬉しい言葉。
当然、マムのシャンパーニュ。
恐らくこれで7杯目か8杯目。
グラスにたっぷり注いでくれるので、結構な量を飲んだことになる。
ステージでは生演奏が始まっているが、三人での話が楽しく盛り上がっているので、どんな曲を演奏していたのか記憶に無い。
酔い覚ましにホテルの庭を散策。
春の桜も綺麗だが、照明が照らし出す冬の庭も幻想的。
御殿山庭園の照明が美しい。
木の上には、しめ縄。
このままこの道を下っていきたいが、品川駅への送迎バスの出発時間となったので、ホテルに引き返す。
友人達と過ごす品川の楽しい夜は続きます。