以前、しづちゃんと一緒に高知の高木酒造の六代目と食事をした時に、高知の物産を扱うお店を教えていただいた。
そこでmayuさんをお誘いし、そのお店、神楽坂の『ぼっちりや』に行くことにした。
ぼっちりやを教えていただいた時の記事はこちら。
神楽坂に行く前に、しづちゃんと一緒にかずみさんご夫妻にご挨拶。
本来は神楽坂にご一緒する予定だったが、ご都合が悪くなられたので、用意したお土産の交換。
ご挨拶だけのつもりが、こんなものをご馳走になってしまった。
高知県香美市のアリサワが醸す、文佳人 吟醸。
昨年高知を訪問した時に、かずみさんにアリサワに連れて行っていただき、五代目当主で杜氏の有澤浩輔氏にお会いしている。
愛媛県産の松山三井を50%まで磨いて醸した、無濾過生貯蔵の吟醸原酒で、最近のかずみさんのお気に入りのお家日本酒。
お気に入りと言えば、アリサワの美人女将もかずみさんのお気に入り。
ぐい呑みに注いだだけで馥郁とした香りが立ち上る。
フレッシュな米の旨みをストレートに味わえる綺麗な酒だ。
このぐい呑みは、昨年高知を旅した時に、かずみさんご夫妻に案内していただき、しづちゃんと一緒に訪問した酔鯨酒造で頂いたもの。
その時の記事はこちら。
かずみさんのお宅をお暇すると、神楽坂に向かう。
神楽坂通りを坂上に向かって上る。
ここはまだ坂下なので、神楽坂の幟はあずき色。
休日の夕方で、こんなに人が居ない神楽坂を見るのは初めてのような気がする。
坂上に至ったので、幟の色が柿色に替る。
『ぼっちりや』の前に着いた途端、しづちゃんも私も同時に「あ、ここだったんだ」と声を上げた。
お隣の『ラムダック東京』には何度か来ている。
名古屋のなぎささんの歓迎会をここで開いたこともある。
その時に、「お隣のお店は何なのでしょうね」、「ここで一度飲んでみたいね」と、しづちゃんと話していたのだ。
なぎささん歓迎会の記事はこちら。
店内には高知の物品がずらりと並ぶが、その前に置かれたカウンターテーブルには角打ちで日本酒を楽しむ人があふれている。
店内の撮影は断念。
そこで冷蔵庫を撮影。
大きな冷蔵庫の中には、角打ちで飲むことが出来る酒がいっぱい収められている。
ここから飲みたい酒を取り出し、お店のスタッフにお願いするとコップに注いでくれるのだ。
酒の肴も色々あり、どれも美味しそう。
mayuさんも到着し、三人で角打ちをスタート。
入り口付近は混んでいたが、幸いなことに一番奥に空いたスペースがあり、他のお客さんと密にならずに済んだ。
久し振りの角打ちが楽しい。
しづちゃんと私が選んだ酒は、高知県安芸市の有光酒造場が醸す、安芸虎 ライト 純米吟醸 原酒。
山田錦を50%まで磨き込んで醸されている。
先に飲んだ文佳人もそうだったが、精米歩合50%でも大吟醸ではなく、吟醸を名乗っている。
低アルコールと言っても13.5%あり、ワインで言えば度数は充分。
mayuさんのグラスにも酒が注がれる。
mayuさんが選んだ酒は、高知県香南市の高木酒造が醸す、豊能梅 土佐の夏純吟。
松山三井を60%まで磨いて醸した純米吟醸。
これはしづちゃんも私も今年の夏酒用に購入し、既に飲んでいる。
店の壁には、”たっすいがは、いかん!”のポスター。
高知に行けば、飲み屋街の至る所で見掛けるポスターだ。
別のポスターには、”たっすいがは、いかん!”の意味が書かれている。
店の中は高知一色。
神楽坂での、しづちゃん、mayuさんとの楽しい角打ち飲みは続きます。