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Channel: ワインは素敵な恋の道しるべ
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ベランダ菜園の収獲、ウォーキングと今年の紫陽花、そして今夜のお家ワイン、オリゾン・ロワンタン

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今朝のベランダ菜園での収穫。

 

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梅雨の間は元気が無かったベランダ菜園の野菜たちは、梅雨が明け気温が上がり日照時間が増えると急に新芽が出て花が咲き、実の成長も早くなった。

でも気温が35℃を超えると樹勢が衰えるので、今週は要注意だ。

ピーマンとシシトウは一週間に一度程度、鷹の爪は三日に一度の収獲。

シシトウは収穫を忘れると写真のように真っ赤になってしまう。

赤くなっても食べるのに問題は無いが、これが滅茶辛いのだ。

シシトウはストレスを与えると実が辛くなるので、高温ストレスがかかる盛夏の間は要注意だ。

シシトウと鷹の爪は一株ずつ、ピーマンは三株ある。

初秋まではこのペースで収穫が期待できそうだ。

 

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今年は紫陽花の花がとても綺麗だったような気がする。

コロナ感染拡大の恐れと毎日降り続く憂鬱な雨の中で、紫陽花の花が一層美しく心に沁みたのかもしれない。

そこで、ウォーキングの途中に見付けた紫陽花の花を振り返ってみることに。

毎日暑いので、梅雨空の写真を一枚。

この頃はまだウォーキングも快適で、紫陽花の花をいっぱい観ることができた。

 

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今では2,000種を超える品種があるそうだが、紫陽花というとまず思い浮かぶのはこのピンクの花。

 

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紫陽花は元々はピンクの花色をしている。

それが酸性土壌に植えられると、土壌中のアルミニウムと花のアントシアニンが結び付き、青色に変化するのだそうだ。

 

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土壌のphは場所ごとに異なり、それに合わせて紫陽花の花の色も様々。

そこで、”移り気”、”浮気”、”変節”といった良くない花言葉を持つことに。

 

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花の色が種々様々なので、目を楽しませ、飽きることが無い。

小さな花がぎっしり集まって咲くことから、”和気あいあい”、”家族”、”団欒”といった良い花言葉もある。

また、シーボルトの話しに由来する、”乙女の愛”というのもある。

 

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この花は実際には真っ赤なのだが、記事に貼り付けると何故か濃いピンクになってしまう。

ピンクの紫陽花の花言葉は、”元気な女性”、”強い愛情”。

 

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青い紫陽花の花を見付けると、ここは酸性土壌なのだな、と思ってしまう。

 

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青い紫陽花の花言葉は、”冷淡”、”無情”、”辛抱”、”忍耐強い愛情”、そして”知的”、”神秘”というものもある。

 

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今年は白の紫陽花もよく見掛けた。

アントシアニンを持たないので、土壌のphに関係なく白い花を咲かせるのだそうだ。

花言葉は、”寛容”、”ひたむきな愛情”、そして何故か”気の迷い”。

 

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最近人気なのは緑の紫陽花。

花言葉は、”ひたむきな愛”、”辛抱強い愛情”。

 

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緑と白の中間の花もある。

これはアナベルという種類で、徐々に白に花色が移ろうようだ。

 

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今年は柏葉紫陽花も多く見掛けた。

日本の原風景の紫陽花とは一線を画す容姿だが、これも人気の園芸品種だ。

北米東南部原産の紫陽花で、花言葉は”慈愛”、”汚れ無き心”、”清純”、”皆を引きつける魅力”、”元気な女性”、”優美”。

 

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ガクアジサイ(額紫陽花)は日本固有の原種で、これが西洋に渡り、多くの改良品種(西洋紫陽花、アナベル)が生まれた。

地味なガクアジサイも品種改良が進み、今では70品種もあるそうだ。

これは墨田の花火という品種だと思う。

 

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これは原種に近いガクアジサイなのだろうか。

 

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ブルーの八重のガクアジサイも美しい。

ダンスパーティーという品種のようだ。

 

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ガクアジサイの花言葉は”謙虚”。

ホンアジサイに較べ華やかさでは劣るが、それが謙虚な日本人には合っているのかもしれない。

 

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盛りを過ぎた花は、色素が抜け、緑色になる。

これを秋色紫陽花と呼ぶ。

 

IMG_20200811_095111.jpgガクアジサイは花が全て下を向いてしまうのが面白い。

本当はこうなる前に剪定した方が良く、花を残したままにしていると翌年の花が小振りになり花数も減ってしまうのだ。

 

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柏葉紫陽花も、花が終わった後も美しい存在感を見せてくれる。

 

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さらに乾燥が進んでも、綺麗なフォルムを保っている。

 

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そして他の紫陽花の花が終わった頃に咲き始めるのが、ノリウツギ(糊空木)。

日本原産のアジサイ科アジサイ属の植物で、花言葉は”同士”、”しとやかな恋人”、”高慢”、”移り気な方”、”乙女の夢”、”臨機応変”。

今年のウォーキングで目を楽しませてくれた、紫陽花の花々でした。

 

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暑い日は良く冷やした白ワイン、オリゾン・ロワンタン・ブランを抜栓。

ボトルを見る限りでは、フランスの白。

 

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しかしエチケットをよく見ると、Vin de L'Union Europeenneと書かれ、EU域内の複数の国のぶどうを使って造られた規格になっている。

さらにその下を見ると、生産者はフランス、ラングドックのレ・セリエ・デュ・モン・ローヤルとなっている。

 

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この時期は折角ボトルを冷やしていても、グラスに注いだ途端液温が上がってしまうので、グラスも冷蔵庫で冷やしている。

そのためフロストでワインの色が良く見えないが、透明感のあるモスグリーン。

 

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香りは不思議なことにあまり感じない。

強いて言えば、干し藁の香り。

口に含むと、フラットな果実味、酸味と後味に軽い苦み。

香りが無いのは冷やし過ぎかと思ったが、温まると緩いボディが姿を現すので、やはり強めに冷やして飲んだ方が良さそうだ。

ぶどうは、シャルドネ、グルナッシュ・ブラン、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブランと多彩。

気軽な南仏のワインを楽しんだ今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

 

 


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