初めて訪問した八潮でのハシゴ酒の楽しい夜の続き。
メンバーは、ピエールロゼさん、ちぃさん、そして私。
『喜怒愛楽』を出て一行が向かったのは、『イル・チェッポ』。
普通は”本日のメニュー”は壁に掛かっていて見上げるものだが、ここでは床に置かれているので見下ろして検討。
ワインはオーナーの舛谷さんがお薦めを三本出してくれ、その中から選んだ。
イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のサンタ・マルゲリータが造る、ピノ・グリージョ、ヴァルダーディジェ、2018年。
アメリカで人気のワインだ。
三人で乾杯。
日本酒をたっぷり飲んできたが、ワインに代わるとまた飲めてしまうのが不思議。
綺麗な麦わら色。
イタリア北部の標高が高い地域のワインらしく、クリアーでフルーティ、ミネラル感も豊か。
ステンレスタンクでシュールリーで熟成されている。
ぶどうはピノ・グリージョ100%。
お通しは、海老のフリット。
これは白ワインが進む。
アランチーニ。
5個を三人でどう分けたのだろう。
ワタリガニのリングイネ。
メニューを見た途端、これを食べたいと即決。
取り分けるのは私の担当。
かなり酔いが回っていたようで、取り分けが雑。
白を飲み干すと、赤の三本のお薦めからこのボトルを選ぶ。
イタリア、プーリア州のヴィニエティ・デル・サレントが造る、イ・ムーリ、ネグロアマーロ、2018年。
ヴィニエティ・デル・サレントは、大手のワインメーカー、ファルネーゼがサレント地方で手掛けるワイナリー。
サレント半島は、イタリアの踵の部分。
ネグロアマーロらしく、濃い赤紫色。
熟したブラックベリー、プラム、カシス、イチジク、そしてスミレのニュアンス。
豊かな果実味と強いタンニンを持つフルボディ。
アルコール度数は14%と高い。
またまた三人で乾杯。
どんなに酔っていても、乾杯写真を撮るところはブロガー魂。
このワインには、大振りのボルドーグラスが良く合う。
今夜のメインは、鴨。
ハンガリー産鴨の窯焼き。
黒トリュフの香りが心地良い。
鴨の取り分けは上手くできた。
やはり鴨は美味しく、ネグロアマーロとの相性も良い。
ここでもたっぷり食べて飲んで満足し、舛谷さんに礼を述べて店をあとにする。
車で八潮駅に戻ると、何故か改札前を通り過ぎ、先に進む。
何と、向かった先はラーメン屋さん。
誰が食べたいと言い出したのか記憶にないが、私でないことを信じたい。
『魁力屋』に吸い込まれると、リセットビールで乾杯。
グラスもキンキンに冷えていて美味い。
何故か沢庵。
後日ちぃさんに教えてもらったが、『魁力屋』ではテーブル上に沢庵が置かれていて自由に食べることが出来るのだそうだ。
ここは京都北白川ラーメンのお店。
私が注文したのは、京都背脂醤油、特製醤油ラーメン。
美味そうだがカロリーも高そう。
記憶には無いが、写真記録にはある辛子味噌のトッピング。
辛子味噌たっぷりの麺リフト。
そして写真は無いが、三人とも完食。
真っ暗な夜空に『魁力屋』のネオンサインが明るく輝く。
このサインの前でピエールロゼさんと私が抱き合っている”おっさんずラブ”写真をちぃさんが撮ってくれたが、公序良俗に反するため割愛。
駅まで戻ると、ピエールロゼさんとちぃさんとお別れし、帰途に就く。
ピエールロゼさん、ちぃさん、お世話になりありがとうございました。
初めて訪れた八潮での、飲み過ぎ食べ過ぎの楽しい夜でした。