銀座のベルジアン・ビアのお店、『ファボリ』を出た一行は、有楽町へ。
ここでしづちゃんをお見送りし、酔っ払いの五人組をご案内したのは、『nomuno EXPRESS』。
大手町の『オルケストラヴィーノ』、日本橋の『はせがわ酒店』、銀座の『ファボリ』に続く、本日四軒目のお店。
ここは8月31日に開店したばかりだが、10月末のこの日で既に三度目の訪問。
入り口にはボロネーゼのサンプル。
ここはBIGOLIのボロネーゼを食べることができることでも人気のお店。
30分刻みの時間制で、店内の数十種類のワインをフリーフローで飲むことが出来る。
到着した時は空いた場所は少なかったが、回転が速いのですぐに余裕が出来た。
手前はスパークリング、白ワイン、ロゼワインのテーブル。
向こう側は赤ワインのテーブル。
白ワインのテーブルに着くと、mayuさんがワインを選んでくれる。
最初のワインは、イタリア、トスカーナ州のサンタ・クリスティーナが造る、チプレセット・ロザート、2018年。
サンタ・クリスティーナはトスカーナの名門、アンティノリ家が運営するワイナリーで、このチプレセット・ロザートはイタリアで最初に生産されたロゼワインなのだそうだ。
ぶどうは、サンジョヴェーゼ他が使われている。
五人で乾杯。
メンバーは、かずみさんご夫妻、KEiさん、mayuさん、そして私。
赤ワインのテーブルも空いてきたので、赤も飲むことにしよう。
部屋の右上の角にはデジタルの時計。
料金は30分刻みなので、時々時計をチェックする必要がある。
赤ワインのテーブルに行き、mayuさんに幾つかのワインのは前を告げると、ピーター・レーマンを飲みたいとのこと。
オーストラリア、バロッサ・ヴァレーのピーター・レーマンが造る、ピーター・レーマン、アート・N ・ソウル、シラーズ・カベルネ、2016年。
フレンチオークとアメリカンオークの樽で12ヶ月間熟成されている。
ピーター・レーマンのワインは安定感があって美味い。
続いて私が選んだのは、フランス、ボルドーの赤。
ご存じバロン・フィリップ・ド・ロートシルトが造る、ムートン・カデ、ルージュ、2017年。
シャトー・ムートン・ロートシルトの血統を受け継ぐワイン。
セパージュは、メルロー86%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、カベルネ・フラン4%。
ここに来たら、BIGOLIのボロネーゼを食べないわけにはいかない。
熟成チーズ・ボロネーズを二皿注文。
二皿を五人で分けて味わう。
やはり美味い。
スペインの名門、カタルーニャの星と称されるトーレスが造る、ヴィーニャ・エスメラルダ、2018年。
エメラルドのワインという名前は、地中海をイメージして造られている。
私もカタルーニャのバルセロナを訪問した時は、ヴィーニャ・エスメラルダを何度か飲んでいる。
ぶどうは、モスカテルとゲヴェルツトラミネール。
ニュージーランド、北島のホークスベイにあるシレーニ・エステーツが造る、シレーニ、セラー・セレクション、シャルドネ、2018年。
シレーニは好きな造り手。
30分ということで入店したが、結局一時間飲み続けてしまった。
ハロウィンの夜は満月。
でも何故か写真の月は丸く写っていない。
大手町の『オルケストラヴィーノ』でお昼前からフリーフローでワインを飲み始め、続いて日本橋の『はせがわ酒店』で日本酒、そして銀座に移動して『ファボリ』でクラフト・ビアとスピリッツ、そして有楽町の『nomuno EXPRESS』で再びワインのフリーフローと飲み続けた一日だった。
素晴らしい時間をご一緒いただいた皆さま、また美味しいお酒をご一緒できることを楽しみにしています。