何時ものホテル、『メトロポリタン東京』で彼女と過ごすまったりワインの楽しい夜の続き。
ホテルのルームサービスが15時までお休みという予想外の事態により、今回はシャンパーニュではなく、白ワインを最初に飲み始めている。
シャンパーニュ・グラスはルーム・サービスで持ってきてもらわないとならないが、赤ワイン用の大きなグラスは持参しているので、それで白ワインを飲むことが出来るのだ。
ニュージーランド、南島のネルソンで小山浩平さんが造る、グリーン・ソングス、ネルソン・シャルドネ、2016年。
でも彼女がやっぱりシャンパーニュを飲みたいという。
持参しているのは、シャンパーニュ、コンテス・ド・グラモン、ブリュット。
造り手のシャンパーニュ・ガルデは、モンターニュ・ド・ランスに本拠地を構える100年以上の歴史を持つ家族経営のメゾン。
シャンパーニュは保冷材で包んで持ってきているので、キンキンに冷えている。
シャンパーニュ・グラスが無いので、ピノ・ノワール用のグラスで飲み始める。
でも、泡立ちが良くなく美味しくない。
セパージュは、ピノ・ムニエ50%、ピノ・ノワール45%、シャルドネ5%。
アジアンサラダの蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダは美味しいのでたっぷりの量を購入。
フロ・プレステージュの海老とブロッコリーのタルタルサラダ。
これもフロ・プレステージュのアボカドと生ハムのサラダ。
ようやく15時になり、アイスバケットが届いた。
「お待たせし誠に申し訳ありません」と、何故か二個持ってきてくれた。
やはりシャンパーニュはシャンパーニュ・グラスで飲むのが美味い。
フロ・プレステージュの、秋刀魚とかぼちゃの照り焼きソース。
ナトスの、マグロたたきサラダ、焦がしにんにくドレッシング。
アイスバケットが二つあると、シャンパーニュとシャルドネを別々に冷やすことが出来るので便利と言えば便利だ。
取り皿もちゃんと届いているが、何故か使っていない。
赤ワインも飲むことに。
今夜はニュージーランドのネルソン特集で、白も赤もニュージーランドの南島のネルソン産。
ブラッケンブルックが造る、シャングリラ、ピノ・ノワール、2016年。
ダニエルとウルスラ夫妻が運営するワイナリーで、ぶどう栽培はサステナブル農法。
奥様のウルスラさんとは二度お会いしている。
二度目にお会いした時の記事はこちら。
プラムやカシス、ブラックベリーの香り。
果実の凝縮感と綺麗な酸味のバランスが心地良い。
ピノ・ノワールは幾つかのクローンを使用しているが、DRC由来のエイベル・クローンも含まれている。
フレンチオークの新樽10%、古樽90%で12ヶ月間熟成されている。
I.T.O.で初めて買った、チキンロール。
ルームサービスで温めてもらった。
チキンの中には野菜がぎっしり。
ヴォリュームがあるので、これ一本でかなりお腹がいっぱいになる。
同じくI.T.O.で購入した極厚ハンバーグ(デミグラス)。
これもルームサービスで温めてもらっている。
I.T.O.は伊藤ハムの子会社が運営するお店。
さすが伊藤ハム、肉料理が美味い。
この肉厚が素晴らしいが、もうお腹いっぱいで食べきれない。
アジアンサラダで買った牛もも肉のローストは手付かずで残ってしまう。
これだけ食べて飲んでも、外はまだ明るい。
目を下に移すと、ホテルの低層部分の屋上が見える。
ここでは結婚披露宴の記念撮影が行われるようだ。
彼女と過ごす何時ものホテルでのまったりワインの夕べは続きます。