11月中旬のある晴れた平日。
友人達と六本木の国立新美術館でランチをすることに。
ここでは企画展を観たり、ディナーを楽しんだことはいっぱいあるが、ランチだけのために訪問するのは初めてのような気がする。
ランチのお店はこの上、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』。
平日の昼にしては入館者が多いと思ったら、日展が開催されていた。
何時もはエレベーターで三階に上るので、エスカレーター側から見るお店の景色は新鮮。
ここは店自体には壁も天井も無く開け放たれた空間であり、テーブルの間隔もとても広くとられているので三密とは縁のない世界。
今日は四人での会食。
naonaoさんはこのお店に来られたことが無いとのことで、ご希望に従い訪問することに。
pink bouquetさんとkennyさんとは、ここで一度ディナーをご一緒したことがある。
その時の記事はこちらから。
今日はプリフィックスのランチ・コース。
カルテの表紙には、故ポール・ボキューズさんの写真。
何時もは季節の特別コース料理を食べているので、ここでカルテを見るのは初めて。
支配人の松尾さんがスパークリング・ワインを注いでくれる。
四人でお久し振りですの乾杯。
naonaoさんのコンサートのお話し、pink bouquetさんのニコライバーグマンのお話など話題に事欠かない。
pink bouquetさんの記事に書かれていた、トゥールダルジャンのワインアトリエで知ったシャンパーニュのドサージュについて、ご説明するのも楽しい。
飲んだスパークリング・ワインは、フランス、ブルゴーニュの、ヴーヴ・アンバル、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット・ミレジム、2017年。
松尾支配人が用意しておいてくれたボトルは2016VTだったが、お願いして2017VTに代えてもらった。
2016VTに較べて2017VTはピンクの色合いが濃く、黒ぶどうのコクが強い。
夏なら2016VTを選ぶが、今の季節には2017VTがより合うと考え、変更してもらった。
何時ものバゲットが届く。
フランスで作られた生地を冷凍で空輸し、ここで焼いている。
パンのお供は、カレー風味の鶏のリエット。
季節野菜の美食家風サラダ。
フォアグラと生ハム。
『ポール・ボキューズ』の料理には、フォアグラは必須アイテム。
鴨の燻製。
クレマンが進む。
ポーチドエッグをパッカ~ンと割り、混ぜて食べると美味い。
11月中旬とは言え、外は汗ばむほどの良い天気。
冷えたクレマンが美味しく、あっという間にボトルを飲み干してしまった。
友人達と過ごす国立新美術館での楽しい午後は続きます。